先日の写真は、やはりスクープだったようです。エミレーツチームニュージーランドのAC72トライアルが報道陣に公開され、40ノット近くで飛ぶ映像が初めて世界に流れました。

これはハッキリ言って事件です。セーリングの歴史上で最強最速のモンスターといって間違いありません。上側のハルに引き上げられたダガーボードの形状を見てください!2010年にアリンギで話題になったS字フォイルの下がL字に曲げられて、SxLというどこぞの住宅メーカーみたいなシェイプになっています。ラダーはモスのように逆T字です。

AC72のレギュレーションでは、フォイルに可動部を持てないそうで、そうするとモスのようにフラップで高さをコントロールすることが出来ません。(もしフラップでこれだけの浮力を得るとしたら、それはそれでブッ壊れそうですが・・・)固定翼で飛ばすとなると、ハイトコントロールやピッチコントロールをどうするのか?飛んだはいいけど、飛びっぱなしじゃ困る訳で。

まーでも、それをどうにか解決するのがデザイナーの力なんでしょう。オラクルのAC45がお試しのLフォイルで飛んでたときから、72は飛ぶかも知れないと思っていましたが、実際にこうして飛んでるのを見ると強烈です。この映像を見てください。

飛んでるフネも凄いけど、追いかけるチェイスボートは300馬力の4機がけw クレイジーだねー。

これはオラクルにとって大きなプレッシャーですね。先日紹介したフネは進水当日にフォイル折っちゃったらしいし。きっとオラクルも飛ばそうとしてるんでしょうね。デザイナー勝負だな完全に。

アルテミスはボルボで無敵のフアン・コーユムジャンのデザインだけど、このままじゃまったく歯が立たないでしょう。モノハルのデザインと、マルチハルのフォイラーだとまったく別世界でしょうから。こうなるとAmac大先生の出番じゃないかな。

コメント

コメント(1) “ホントに飛んでるよ”

  1. […] ただし、オラクルはまだ1号艇。しかもスターボ側のフォイルはいまだにトリマランのダガーを改造したタイプです。ずっと左右非対称なフォイルでトレーニングしています。その証拠に飛んでいるのはいつもスターボ。ポート側のフォイルでしか飛んでいません。これが何を意味するのか。 […]

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