スーパースター

カテゴリー SAILING

今日はスターのメダルレースを観戦しました。ロンドンでオリンピック艇種から外れてしまうスターですが、世界のトップスターだけが操れるセールは本当に巨大で、理屈抜きにカッコイイ!

レースは思いっきり岸寄りで行われ、下マークを回るとすぐに障害物タックを強いられます。選手には気の毒ですが、観客にとってはそれが臨場感をアップするのです。長く470でオリンピックキャンペーンをしましたが、あんなに近くでスターのタックを見たのは初めてでした。

ヨットレースは完全に新しい時代に入ったと感じます。先日サンディエゴで行われたAC45のワールドシリーズも、コースに対して陸岸や空母(!)などの障害物がたくさん。そのギリギリを走り抜けるのが見せ場でした。セーラーよりも観客の立場を重視したレースが今後の主流になっていくのでしょう。

世界チャンピオンが決まる瞬間を目の前で見て、直接歓声を届けられる。他の競技では当たり前のことがやっとセーリングでもできるようになったのです。スターの中のスーパースター、ロバート・シェイド/ブルーノ・プラダ組がブラジル国旗を手に観客席を横切って行きました。感動!

今日はスターのメダルレースの後、同じコースでRS:X男子の第9,10レースが行われ、たまたま観覧車からそのスタートを見ました。スタートして20秒くらいで岸壁があるので、全艇がポートに返していくのですが、トップ選手のタックが衝撃的に上手い!ウインドサーフィンであんなに速いタックができるなんて!今日は470女子や49erに続いて、RS:Xもメダルレースが行われるので、あのタックを間近で見に行こうと思います。

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