バミューダで順調にトレーニングを積むソフトバンクチームジャパン。その最新映像がこちらです。
ジャイブ準備で両方のダガーを差した直後に、リフトが一気に抜けてノーズダイブ。ちょうどビームを横断中だったウィンストン・マクファーレンが見事なダイビングで落水してしまいました。これはしゃーないw タイミングが悪すぎて本人は防ぎようがないですね。ケガがなくて何よりです。
それにしても最近の各チームのダガーフォイルを見ると、完全にLフォイルに戻りました。ダガー部分が真っ直ぐで、曲がった先もほとんど水平です。だからセーリング中にフォイルの先端が海面にほとんど出なくなりました。これでいったいどうやってハイトをコントロールしてるんだろう?スピードが出れば出るだけ高く飛んじゃいそうなもんだけど・・・
Jフォイルの頃は、高くなればダガーからのリフトが自然に減るし、先端が海面に出ればそれ以上飛びにくくなっていました。でもこのLフォイルだと、どこまでも飛んで行ってしまいそうです。よほど頻繁にダガーの角度を油圧でトリムする必要があるはず。
どんどん進化しますね。もうGC32やフライングファントムのJフォイルを時代遅れに感じてしまいます。まだまだフォイリングは黎明期。あっと驚く革新的なアイディアが残っているはず。来年のカップ本戦の頃にはアップウインドで35ノット、ダウンウインドで50ノットもあり得るんじゃないでしょうか。ワクワクします。
Foilの波がすごくきれいになったね!
すごい進化ですよね。どんどん効率が良くなる。