今日も一人VSRでブンブン葉山沖を走り回っていました。テーザースプリングでは暫定トップの高橋/杉浦組と追いすがる佐藤/村岸組のバトルを観戦。モス乗り同志の熱い戦いは、高橋/杉浦の逃げ切りで幕を閉じたようです。7月のワールドでもぜひ優勝争いをしてくださいね。

セーリングシーズン開幕を告げるかのように、沖には数え切れないほどのセールの花が咲き乱れています。中にはまだ冬眠から覚め切れていないのか、マストトラブルや、セールの不調、体調不良などでレスキューが必要な方がチラホラ。

あらためて実感したのが、この週末僕が乗っていたVSR F10の良さでした。20ノットオーバーの風と高波の中でも、ウォーターバラストのおかげでほとんど流されません。バウを風上に立て続けることも容易です。沈したディンギーに手の届く距離まで近づいて、安全に救助活動ができました。

ただし今日はセンターボードを落としてしまったスナイプを救助したとき、アンカーを打たせて予備のセンターを取りに行ったのですが、結果としてそのアンカーラインでディスマストしてしまいました。ダウンウインドの沈では、まずジブハリを引かせてリグを固定させるべきだったと後悔しています。残念でなりません。

関西や中部では前線に伴う突風で、海難救助になってしまったケースもあると聞きます。春先は天候が急変しやすいので、天気予報によく注意して、海に出てからも観天望気で注意を怠らないようにしなければいけませんね。個人的にも安全について考え直すいい切っ掛けになりました。

コメント

コメント(4) “葉山沖パトロール”

  1. ゆう

    和船+僕の操船では二次災害のリスクがあり、別な船の飛び込み要員到着後に、船から離れてもらってから拾うつもりで、到着を待っているところでした。
    いち早くピックアップ出来て、とても助かりました。ありがとうございました。

    手放しでじっとしていられるVSR F10の安定性は、うらやましかったですよ。

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    • hiroki

      沈してセールが下になってるディンギーと、流され方が近いんでしょうね。相対位置が変わらないから救助しやすかった。でも逆にユウさんのフネに上から付けようと思ったら、流れないから難しかったっす。

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      • ゆう

        僕も、「流石!これで、惰性で50㎝くらい流れてきてドンピシャだ!」と思ったんすよ。そっちが止まった瞬間は。

        そしたら、こっちが逃げちゃう感じでしたね。

        こっち二機がけだから、結構自由効くから寄せようかと思たけど、初めて乗った借りた船にも、そちらにも粗相するわけいかないので、やめといた。ロープ投げて済む話だったし。

        しかし、いいフネですね。

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