ドイツ・キールで開幕した49er/FX/Nacra17のヨーロッパ選手権。ナクラは史上初のフルフォイリング仕様でのレースです。日本からもSPNの飯束/畑山組が参戦しています。
驚いたのがこの新しいナクラ、ジェネカーが前よりも浅くなったので微風だとアップウインドでも張れちゃうんです。ジェネカー張ったままの見事なタックが動画に出てきます。
これだと微軽風のアップウインドもエキサイティングになりますね。北京五輪のトルネード級で、オランダのミッチ・ブースが青島の微風に賭けて、浅いジェネカーでアップウインドを走ってたのが懐かしい。もはやジェネカーというよりジェノアですね。
ようやく少しずつ選手たちに届き始めたフォイリングナクラ。きっとあっという間にフォイルジャイブやフォイルタックをマスターしてしまうんでしょうね。一度乗ってみたいものです。