LANの爪痕

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愛媛から駆けつけた撤収要員の和歌子と一緒に、ハイエースにすべてを積み込み、VSRはトラックに積み込み、13日に及ぶ長い蒲郡出張をようやく終えました。

台風21号の暴風に追いつかれないようノンストップで走り続け、昨晩8時に帰宅。缶ビール1本で気絶してしまい、朝になったら台風はもう過ぎたあと。全然なんの体感もないままでしたが、各マリーナは想像を絶する惨状でした。

特に江の島と小田急ヨットクラブの被害は甚大です。満潮と高潮が重なってしまい、堤防を越えた海水が津波のように押し寄せて陸置艇を押し流してしまいました。あるフネは隣の船に乗り上げ、あるフネは固定ロープで艇体を真っ二つに裂かれ、あるフネは沖へ流されて行方不明。それぞれのオーナーさんたちの落胆を思うと、心が痛みます。

これはもう、運としか言いようがありません。ほんの少し本流から離れた場所に置いてあるだけで、無傷のフネもあるし。いくらガチガチに固定していても、隣の船が乗り上げてきたり、高潮の本流に襲われたらノーチャンスだなと。僕と和歌子が手に入れた最初のナクラ17も、固定ロープで真っ二つに輪切りになってしまいました・・・

あらためて自然の脅威を感じさせられます。江の島の駐車場は右半分のアスファルトがすべて剥がされてしまいました。どんな力でそうなるのやら、まったく分かりません。東京オリンピックに向けて、さらに困難が増したいま、関係者の一致団結が求められます。

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