お陰さまでマフィオリのロープが好調です。好評で好調なのです。やっぱり分かる人には分かるのね。

いいロープは握った時に予感がします。あ、いいかも。そう思ったら、もう試さずにはいられません。DonaghyやSouthern Ocean Ropeに出会った時は、あぁこれが究極だと思ったものです。

でも終着駅はマフィオリでした。ここのラインナップの豊富さは他の追随を許しません。こだわりたい人はどこまでもこだわれる。こだわらない人も、ここを選んでおけばまず失敗はないでしょう。

僕は470やスナイプの職業クルーをしていた関係で、個人的にジブシートに強い思い入れがあります。ジブシートってクルーにとって体の一部だしね。他のシートやロープよりも離れた場所でクリートされているので、強風で少しでもジブシートが潰れたり伸びたりすると思い通りにコントロールできません。絶対にジブシートだけは妥協できないのです。

470に関して言うならOlympic75の6ミリで、クリューの部分は3ミリのソフトシャックルをシートに直接刺すのがベストじゃないかと考えています。こうすることでタックの際のジブの張り替えに引っ掛かりがなくなります。シート両端はコアだけを15センチくらいずつカットして、繋いだ時のノットを小さく、軽くします。

スナイプでも同じくOlympic75の6ミリなんだけど、バーバーホーラーを使っている場合は、結び目の無いエンドレスが望ましい。そうすることで余ってる上側のジブシートをアウトシーティングの時に下に回せるからです。そこでスナイプでは写真のように両端をアイスプライスしてソフトシャックルと繋ぎます。もちろんランチャーロープも一緒に。

弊社ではアイスプライスやテーパー加工を施して、お好みの長さで納品することも可能です。自分のフネにとって何がベストか分からないと言う方も、ジャンジャンどしどしご相談下さい。本日Olympic75の4ミリ、5ミリ、6ミリとCompact Braidの3ミリ、4ミリの新色を補充しました。我こそはというロープマニアのご来店を心待ちにしています。

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