iPhone5が気になりながらも我慢していたある日、突然僕のiPhone4がsimカードを認識しなくなってしまいました。ネットでいろいろと復活の手段を探りましたが、どうもハード的な致命傷のようです。仕方なく引き出しの奥から退役した3GSを引っ張り出し、simを差し替えて急場を凌ぐことに。

そして痛感するのです。3GSではもう戦えないと。反応は遅いし、カメラはショボイし、なにより液晶画面が粗い。Retinaディスプレイの偉大さを思い知らされました。

よし、買うかiPhone5。ソフトバンクに予約だ！ポチっとな。

でも待てど暮せど入荷の知らせは来ません。この割れた液晶にクリアテープを貼った傷だらけの3GSに休息の時は来ないのか？と嘆いていた今日、ソフトバンクではなくAUから連絡が入りました。僕ではなく社員一号に。そう、彼はこの機に乗り換えるのです。すべてのSBユーザーに背を向けて。

「いやー、LTE速いっす！」

「ぐぬぬ・・・」

3GSの拙者になんたる無礼。あいや分かった、聞きたくもない報告を熱心にしてくれるな。いずれ拙者も手に入れる予定なのだからして・・・

「あ、後藤さん、この4S使います？」

「？！」

そうか、その手があった！なんで気づかなかったんだろう。わーい。

と、社員のお下がりiPhone4Sで幸せを噛みしめる社長なのでした。5なんかいらないもーん。