あまりの疲労でまとめポストとなることをお許しください。9月28-30日の3日間、横浜ベイサイドマリーナで開かれたフローティングヨットショーにシースケープ18を出展しました。期間中は本当に沢山のご来場をいただき、ありがとうございました。

本来なら出展に先立ってここで告知するべきところを事後報告になってしまい、申し訳ありません。にも関わらず、多くの方からシースケープを見るために来たと言っていただき、本当に有り難いことだと感激しました。

面白かったのが、シースケープを観察する方のほぼ全員が、ボトムをのぞき込んで、「キールはどこにあるの?」と質問されるのです。「スイングして格納している」というのですが、ディンギー未経験の方には想像しにくいようでした。470と似たようなシステムなのですが、確かにキールボートでは珍しいですよね。正確にはセンターボードと呼ぶべきなのかな?でも125キロの重りが入った、れっきとしたバラストキールです。

このシステムには大きな利点が2つあります。1つは上げたときにもコクピットやキャビンのスペースを食わないこと。通常の上下式だと、櫓を組んでウインチで引き上げるのですが、そうすると船内は居場所が無くなり、キャビンへの出入りすら困難になります。

もう1つの利点は、もし座礁したりロープに引っかかったりした場合にも、スイングして被害を最小に食い止められることです。シースケープのキールは、下ろしたらセーフティーピンをケースの横から差す仕組みになっています。このピンは、万が一フネがひっくり返ってもキールが船内に入ってしまわないように止めてくれます。逆にもし座礁したときにはピンが折れてキールをスイングさせてくれるのです。完全に格納できるので、ディンギー感覚でビーチングすることも可能です。

せっかく沢山の方に興味を持ってもらったので、できるだけ早い時期に、まずは葉山で試乗会を開こうと思います。その後は東海や関西、瀬戸内、九州など全国に巡業して回っていきたいと夢見ています。

そうそう。もう言ってもいいのかな?ダメ?

10月5日発売のKAZI誌11月号は、なななんと!あー言いたい。とにかく本屋で探してください。買ってください。熟読してください。お願いします。

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