ボートショー最終日の朝ですが、まずはVSRを牽引して江の島へ。ついに到着した新型VSR F-10の国内1号艇を納めてきました。鈴木洋輔オーナー、進水おめでとうございます！

サンタンデールぶりに乗りましたが、やっぱりこのF-10は傑作です。安定感、小回り、加速、すべてが素晴らしい。通常このサイズのRIBが持つ欠点を見事に解決しています。間違いなく今後の主力商品になっていくでしょう。

とんぼ返りでカッパからジャケットに着替え、ボートショー会場へ。さすがは最終日の日曜日だけあって、押し寄せる人波は3人では対応できないほど。活気が戻ってきてますねー、日本経済に。

期間中に試乗会に手を上げていただいた連絡先が45名。各々がお友達やご家族を連れてきたとしたら・・・ゆうに100名を越える数の方に乗っていただくことになります。いまから春が待ち遠しい。今年はシースケープ大爆発か？

僕がなぜこんなにシースケープ18に入れ込むのか。それはレース一辺倒だった自分自身に、純粋なセーリングの楽しさを思い出させてくれたからです。上り角度が多少悪かろうが、波に叩かれて失速しやすかろうが、そんな些細なことは気にしない気にしない。お気に入りの音楽をかけて、大好きな仲間と一緒に風を切って走れば、最高の時間は約束されたようなもの。

シンプル、簡単、底抜けに楽しい。

このボートショーをきっかけに、この楽しさを共有できる仲間が増えることを願っています。ご来場いただいた、たくさんの方々に御礼申し上げます。ありがとうございました。