今後急増することが予想される、VSRを始めとしたRIBボートの輸送に対応するため、2段積みラックの試作と積載テストを行いました。
このラックは「ジャストヨット運送」でおなじみの丸玉運送さんと、アルミ船台のパイオニアとして知られるファクトリーゼロさん、そして弊社の3社で共同開発しました。これまで4トントラックでも1艇ずつしか運べなかったところを、このラックを使うことで輸送効率を倍にしようという目論見です。
実際に積んでみると、寸法は狙い通りピッタリで、ビーム材のたわみもまったく認められませんでした。これなら安心して2段目を積むことができます。地上高も道交法の制限に収まりました。
このラックを使えば輸送費が抑えられるのは勿論、ドライバーさんの負担も軽くなり、燃料消費やCO2排出量も軽減され、荷主と業者の双方にメリットが生まれるはずだと期待しています。10月に蒲郡で開催されるセーリングワールドカップや、その直後の江の島オリンピックウィークで早速このRIBラックが活躍するでしょう。
まだ日本に1台しかないこのRIBラック。作れるのはファクトリーゼロだけ。運べるのは丸玉運送だけです。RIBとディンギーの2段積みも可能ですのでお問い合わせください。
[…] いよいよ来週はセーリングワールドカップ蒲郡大会が開幕します。各国の選手団に貸し出す5艇のVSRのうち、今日は3艇を積み込み。うち2艇はリハーサル通りに2段ラックを使っての輸送です。 […]