EXOCETの悲願

カテゴリー SAILING

ヤンマーモスワールド2016の優勝候補の一人、イギリスのクリス・ラシュリーがアンディー・ライスのインタビューに応えながら、彼のフネをバウからスターンまで解説付きで詳細に見せてくれています。

質問では触れられていませんが、彼の最新のEXOCETには、フロントウイングにコンプレッションバーがありません。リアウイングと同様に1本のチューブだけでリグテンションを支えています。構造的にはコンプレッションバーがあった方が剛性が格段に上がるはず。それを犠牲にしてまで空気抵抗にこだわっているんでしょうか。リアウイングにステーがないのも、Mach2を見慣れた目からは不思議な感じです。

彼はこのワールドで勝つために、サイズの違うメインフォイルを3枚、ラダーを2枚持ってくるらしい。いちいちボルトを外して付け替えないだろうから、恐らくそれと同じ数のストラットも用意するはず。一体いくら金かけてるんだ?

ここまでして勝ちに来てるEXOCET勢を退けて、Mach2がワールド8連覇を達成することができるのか?葉山ワールドではコンストラクターズタイトルにも注目です。

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