葉山モスワールドで2位になったイギリスのクリス・ラシュリーがA-catのUKナショナルで優勝しました。東京オリンピックに向けたキャンペーンの一環です。今後フォイラーになると言われるナクラ17のためのトレーニングとしては、確かにA-catが一番有効といえるでしょう。
東京オリンピックでの艇種問題が顕在化し、セーリング界は穏やかじゃありません。これまでも幾度となく艇種問題で揉めてきました。その反省の意味も込めて、東京はリオと同じ艇種で行くと従前から発表していたのです。それなのに、IOCからの横やりが入って艇種選考やり直しです。
セーリング競技が2024以降も採用されるかどうかの瀬戸際なので、ワールドセーリングとしても背に腹は代えられません。ここでアクションを起こさないと、艇種をIOCが選ぶとまで言われています。残念ながら来年の2月までドタバタは続くでしょう。
ナクラもフォイラーに変更可能だとビルダーは声高に言っていますが、果たしていまのクオリティーで本当に実現可能なのか、甚だ疑問です。オリンピック艇種が何になるのか、レースの形式はどうなるのか。不確定要素が多過ぎて、東京キャンペーンを組む選手の方はたまったもんじゃないですね。こういう時こそクリスのようにモスやA-catに乗るのが正解でしょう。
うー、A-cat欲しい。欲しいぞ。物欲が多過ぎて困る!