福山からさらに西へ200km。毎度おなじみの山口県スポーツ交流村へやって来ました。今回もチューブ修理のご依頼です。
VSRの販売開始から12年が過ぎ、各地でチューブ修理の依頼が増えてきました。その場数を踏むことで、我々の修理の腕前も上がってきています。長く安心して使っていただくために、ぜひ次の点をご注意ください。
VSRのチューブには空気注入口の横に減圧弁がついています。過剰に圧力が掛かった時には自動で抜ける装置です。(2007年以前のモデルを除く)パンクの心配はいりませんので、チューブは常にパンパンの状態でお使いください。2.5psiくらいが最適です。空気圧が緩いと振動でチューブとFRPの接着部分に不要な負荷がかかります。
耐紫外線性能に優れた素材を使っていますが、それでも長い目で見ればチューブは紫外線の影響を受けます。屋内保管でない限り、常にオーニングをかけていただきますようお願いします。係留することが多い場合は、係留用のオーニングもご用意できますのでお尋ねください。穴が空いたり破れたオーニングを使うと、確実にチューブの寿命を縮めます。
2艇の修理を終え、夜の新幹線で福岡へ。ナクラの時からお世話になっている、柳川カイロプラクティックに体のメンテナンスをしていただきました。壊れたモスは古谷さんに直してもらい、壊れた肘は木下さんに治してもらったので、なんとか週末の全日本モスは戦えるかな?