復興マリンフェスティバルの会場、七ヶ浜にやって来ました。朝からモスで飛びたくてウズウズしているみなさんが、ワラワラと集まってきます。天気は快晴。風は南東から10ノット。完璧じゃないか。

というわけで、東北大と医学部のヨット部員を中心に、10人くらい試乗して、飛べたのは3人でした。後半風が上がってきて、波も高く、最後は僕でもギリギリのコンディションになっちゃいました。もっと海面がフラットでほど良い風だったら、あと何人かは飛べたんじゃないかな。でも、みんな心から楽しそうで良かった。

写真を見れば分かるように、シースケープも相当楽しかったみたいです。やっぱりセーリングは楽しいね。

夕方からは屋台と生バンド、地元住民の方々も一緒に、賑やかな宴となりました。地元セーラーがこの日をどれだけ待ち望んでいたかを想像すると、グッと来るものがあります。津波で全てのヨットが流され、マリーナも壊滅。近辺の民家もほとんどが流されてしまい、とてもセーリングを再開できる日が来るとは想像できなかったそうです。

まだまだ震災以前の状態からはほど遠いけど、それでも「やっと帆走れたぜ!」という歓喜の一夜を共に過ごせたことは光栄でした。得難い一日です。東北のセーラーはまだまだ元気でしたよ。

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