決意表明

カテゴリー SAILING

Photo by Bulkhead Magazine

あー、身体は疲れてるけど、頭が昨日の6レースで覚醒してしまい、何をしててもモスのことを考えてしまいます。他のことが全然手につかない。あそこで即ジャイブをしてればとか、あのタックが決まってればとか、悔しい場面が何度も何度もリプレイされます。たらればを言うのは嫌いだけど、たらればを言いたくなるほど悔しい思い自体が久しぶりなので、不思議な充実感もあります。やっぱりレースは楽しいですね。

敗因を冷静に分析すると、今回はまずスタートがダメダメでした。最近リーチングスタートばかりやってたのもあり、タイム&ディスタンスの精度が低い。全然足りなかったり、リコールして戻ったり。そのせいで終始、後ろから追いかける展開でした。

クローズの走りは悪くなかったし、タックは良かった。モスの場合、スピードが速いだけにタックのロスがとても大きいのです。タックがビシッと決まると、それだけで10艇身分ゲインできます。フォイルタックだと20艇身。それくらいタックは重要です。今回の全日本で唯一、光ってた部分ですかね。

逆に全然戦えなかったのはダウンウインドでした。浅いセールを使っているので、バングを緩めてもトップのツイストが少なく、脇永さんのスピードについて行けません。しょうがないからバングを逆に引きぎみにして、風を引っかけながら下に角度を稼いでました。それにしてもVMGで負けていたのは明白です。

モスもACボートも、まずはハイドロフォイル(水中翼)のセッティングが決定的に重要です。ハイドロダイナミクス>エアロダイナミクスなのです。そのセッティングが決まって初めて、リグの話に移れます。4年モスに乗って、やっとこのステージに来たんだな。長かった・・・

今年は忙しさにかまけて、モスをサボり過ぎました。その自覚はあったけど、負けたらやっぱり悔しいし、これが来年も続くのはイヤだ。今回の敗戦で新しいタイプのセールを手に入れて、本格的にテストをする決心がつきました。来年のハワイワールドに向けて頑張ろう。まずは弛んだ体も引き締めるぞー。

コメント

コメントする




«   »