奇跡の一日

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今日ほど得難い一日もそうありません。岡山の牛窓ヨットハーバーで、シースケープの瀬戸内キャラバン初日を迎えたのですが、実はこの企画自体が、父をヨットに乗せたいという気持ちに端を発していました。そしてその願いは最高の形で叶えられました。

父と33年ぶりに再会してから、いろんな話を聞かせてもらいました。僕が知らない父の活躍を知るにつれ、僕も何か伝えたいと思うのですが、僕が父に伝えられることといえばセーリングの話しかありません。でも言葉で伝えるのは難しい。息子が何に人生をかけているのか、一度乗ってもらえば伝わるはずだと考えたのです。

一番心配だったのは天気でした。急速に発達した低気圧の影響で、全国的に大荒れな一日だったにも関わらず、ここ牛窓だけは15-18ノットの西風。天気晴朗で波は無く、完璧な試乗会日和でした。神様本当にありがとう。

ジェネカーを張って、MAX13ノットで快走!父はとても喜んでくれました。この感情は言葉になりません。今日という日を迎えるためにいままでがあったとさえ感じます。僕はホントに幸せものです。

他にも8名の方々に試乗していただきました。平日にも関わらず、お仕事を休んでまでご参加いただき、感謝感謝です。読み通り、瀬戸内の海とシースケープは完璧なコンビネーションです。今回のイベントの成功を初日にして確信できるほど、価値のある得難い一日でした。

明日と明後日は広島の観音マリーナで行います。多くのご参加を心よりお待ちしています!

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