僕らが葉山で飛んでいる間に、ナポリでは最後のAC45ワールドシリーズが開かれ、地元ルナロッサ・ソードフィッシュが総合優勝しました。またマッチレースは、トム・スリングスビーが初めて舵を持ったオラクルレーシングが優勝。これで2年に渡ったACワールドシリーズの全日程を終了しました。
しかしこのワールドシリーズは、2011年に始まった当初こそ注目を集めましたが、多くのシンジケートが途中で脱落していき、最後はグダグダになってしまった感が否めません。 結局このシリーズでポイントを得たからといって、本戦のルイ・ヴィトンカップやアメリカスカップで有利になる訳でもないし、そもそもAC72を建造したのがさらに少ない4チームだけしかいないんだから。
72が飛んで走ってるのに、いまさら飛ばない45を見せられても、もう萌えてこないのは当たり前です。まして各チームが2軍を出して来たとあっては、なんのためのワールドシリーズなんやらサッパリ分かりません。去年はナポリまで見に行ったんだけどなー。
そんな折、サンフランシスコではついにオラクルの2号艇がベールを脱ぎました。今週中にも進水する予定です。エミレーツにどこまで迫ったのか、それとも上回っているのか。あぁこっちの方が断然萌える。たまらんなー、見たいなー、乗ってみたいなー・・・