ついにアメリカスカップ2013が開幕しました。挑戦艇決定シリーズ、ルイヴィトンカップの記念すべき第1戦、エミレーツチームニュージーランド対ルナロッサチャレンジは、ルナロッサのボイコットによりエミレーツが1艇でレースコースを走るという波乱の幕開けです。
1艇で走るエミレーツですが、それだけでも充分エキサイティング!最高スピードはなんと42.8ノットだそうです。クッソ速い!
安全委員会が提言したルール変更に異議を申し立て、レース委員会に抗議を提出しているルナロッサですが、だからといってレースに出ないのは意味が良く分かりません。同じ抗議を出してるエミレーツは走ってるんだから。
もともと10チーム以上の参加が期待されていた今回のアメリカスカップ。AC45ワールドシリーズには多くのチームが集まりましたが、結局AC72を建造できたのは、防衛側のオラクルを含めてたったの4チーム。しかも挑戦艇代表チームのアルテミスは、1号艇とアンドリュー・シンプソンの命を失い、2号艇はまだ浮かんでもいません。ただでさえ現在ルイヴィトンカップにはエミレーツとルナロッサの2艇しかいないのに、そのうち1艇がボイコットだなんて、グダグダにもほどがあります。
昔から権謀術数が渦巻くアメリカスカップ。前回の第33回大会も海の上の戦いよりも、陸の上の裁判の方が遥かに長かった。世界中のセーリングファンが待ち望む、セーリングの未来を切り開くマッチを早く見せてほしい。そう願って止みません。
やはり上りレグでは浮かないですね!でも一艇でもジェネカー上げないのは残念。上げてればもっと早い(*^_^*)のにね。コース狭いからタック、ジャイブが多くてレースになったら面白そう。
ジェネカーは、よっぽど軽風じゃないと上げないんじゃないですかね。フネさえ壊さなければ、エミレーツがダントツでしょう。