20130920-午後092933.jpg素晴らしい秋晴れの空の下、また1艇のシースケープが葉山の海に浮かびました。ガデリウスホールディングス社所有のこの219号艇は、創業者の奥様の名前からガブリエラ・ガデリウスと名付けられました。

進水して、沖で特注のスウェーデン国旗柄のジェネカーを貼るガデリウス号。社長のヨスタさんは、はち切れそうな笑顔です。春に試乗会をした時にヨスタさんに言われた事がとても印象的でした。

「スウェーデンでは1ヶ月くらいしかないセーリングシーズンのために、11ヶ月間フネを整備するんだ。日本にはこんなに素晴らしい海があるのに、なんでもっとみんなセーリングをしないんだ?」

ホントその通り!維持費の高さだとか、漁業権の問題だとか、理由はいろいろあるんだけど、北欧の人たちの目には単純にもったいないと映るんだな。その感覚はヨット屋として引き継ごう。

横浜や都内から毎週末たくさんのセーラーが葉山に乗りに来ますけど、理想をいえば、もっと地域住民のセーリング人口を増やしたいですね。それでこそ真のセーリングの町。ウインドサーファーが町長のいまのうちに、何か仕掛けをしたいな。町がシースケープ買ってくれないかな。

なんてことを夢想した午後でした。今年はシースケープお買い上げのみなさんに、よくフネに慣れてもらって、来シーズンは集団でクルージングに出かけようと思います。楽しみ楽しみ。

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