Sailor of the Year?

カテゴリー SAILING

soty2013恒例のISAFセーラーオブザイヤーが発表され、女性はジョー・アレー/オリビア・パウリー、そして男性はマット・ベルチャーが受賞しました。男女470の金メダリストであり、ここに来てサインをして行ってくれた面々です。さぞやいい時計をもらったんでしょうね。今度見せてもらおう。

それにしてもこのセーラーオブザイヤーって何なの?アメリカスカップや外洋レースからオリンピックまで引っくるめて、誰が一番のセーラーかなんて、ナンセンスだと思うのは僕だけでしょうか。

確かにこのメンバーは470の王者です。素晴らしいセーラーなのは間違いありません。ただその他にも、ヴァンデグローブで歴史に残る大接戦を制したフランソワ・ガバーや、65.45ノットという前人未到のスピード記録を樹立したポール・ラーセン、カイトサーフィンのハイネケン兄妹など、各界の英雄たちを集めて誰が一番かを選ぶなんて、不可能でしょう。だって全然比較にならないじゃないですか。

ノミネートされている全員が本当に素晴らしいセーラーたちなんだから、全員にロレックスあげればいいのに。

だいたい2013年で最大のセーリングイベントは、誰がどう考えてもアメリカスカップのはず。なんでオラクル関係者が誰もノミネートされていないんですかね。不思議。なにか大人の事情があるのかな。

コメント

コメント(2) “Sailor of the Year?”

  1. 俄フェレリスタ

    こんばんは。
    François Gabartの文字に反応して、初めて書き込みます。

    ISAFのノミネーションは、オフショアからインショアまで一緒くたですから、アカデミー賞みたいです。
    ゴールデン・グローブ賞だと、作品賞と主演男優/女優賞は、コメディー・ミュージカル部門とドラマ部門別に選ばれます。

    ISAFは、ゴールデン・グローブ賞路線を目指し、Sailor~をインショア部門とオフショア部門で各々選ぶのが最善かもしれません。
    インショアとオフショア両方で輝いた選手には…「両方頑張ったで賞」は、ダメですね。

    そのISAFで受賞叶わなかったFrançoisは、只今Transat Jacque Vabreに参戦中。Michel Desjoyeauxを迎え、優勝候補だったのに、ディスマストのせいで優勝から遠ざかりつつあります…(号泣)。

    Oracle team USAが候補に挙がらなかったのは、TAG Heuerがチームのスポンサーの1つだからかな、と思いました。
     ですが、Corum社の支援を受けているSir Benは、去年のSailor of the yearでした。なので、違いますね。ROLEXは、一般人が思うより、もっと太っ腹なのだ!

     OTUSAの優勝は、候補選考の時期に間に合わなかったのかもしれません…。

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    • なるほど、スポンサー絡みは面白い見方ですね。
      過去の受賞者を見てもほとんどオリンピック関係ですが、金メダリストをわざわざISAFとして表彰しなくてもいいように思います。まるでセーリングスポーツの頂点がオリンピックかのようです。
      ホントに太っ腹ならノミネート全員に時計をあげればいいのに

      返信

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