モスワールド3日目。今日も我慢の一日でした。
第1レースでまたも最高のスタートを決め、そのまま左へ。タックも決まり、トップか?と思いましたがシフトが悪く1上を4位回航。下までそのままですが、2上で右に突っ込む艇団から離れてしまったのが失敗でした。2艇カモられ6位で2上回航。しかもここで運悪く藻を引っかけてしまいます。微妙な大きさで走るのは走るんだけど、やっぱりほんの少し遅い。沈させて取るべきか迷ったけど、それほどの影響はないと判断して続行。結果また2艇カモられて8位フィニッシュでした。恐らく沈させたらもっと抜かれてたと思います。ま、しょーがない。
次のレースでは今度はスタートに大失敗。ポートスタートを狙ったのに全艇の後ろを通る羽目になり、スターボ艇団の一番上まで出たところで半泣きタック。そのままベソかきながら艇団を追いかけてたら、なんだかどんどん追いついていきます。あれれ?数艇にしか前を切られません。そのまま左奥まで突っ込んだらまた大当たりで、なんと7位で回航したのには笑っちゃいました。スタート良くても悪くても関係ないじゃんw
ところが2上でまたも中途半端に左に寄せてしまい、ポケットにハマって5分ほど飛べず。この間に4艇カモられてしまい結局11位まで落ちてしまいました。本日8-11で総合16位です。
全般的にヨットのセオリーに囚われ過ぎて失敗しています。飛んでるか落ちてるかは雲泥の違いなんだから、飛んでる限りは躊躇せずにとことん突っ込むのがモスのセオリーです。特にここは潮流が速いので、中途半端なコース引きは潮にやられてしまいがち。もっともっと大きくコースを取ることに慣れないといけません。コンパスなんか気にしちゃダメなんだな。
あぁ悔しい。シングルは取れるけど、片手に入った時になかなかその順位が守れません。ってことは決勝になるとシングルが取れないってこと。つまり、いまのところ実力通りの結果なんでしょう。予選ではずっとジョシュ・マックナイトと同じグループで競り合ってたんですが、並んで走るとやっぱりワールドチャンプだけあって速い!MAXスピードが僕より1段も2段も上だと認めざるを得ません。あんなスピードが出せるんだったらそりゃ順位も手堅いはずだわ。
少しでもトップ連中のスピードに追いつくために、着岸後にラダーストラットの付け根や、ガントリーの空気抵抗を減らすフェアリングをしました。できることは全部やって、なんとかトップテンに入りたい。入りたいったら入りたい!なにがなんでも入るのだ!
明日からいよいよゴールドフリートのレースが始まります。目標の10位までまだ10点差。充分逆転可能な点差でしょう。最後の最後まで集中を切らさず、絶対に諦めない気持ちで残り4日間の戦いに挑みます。
ちなみに和歌子はシルバーに落ちましたが、3人の女子選手がみなシルバーなので、まだ世界チャンピオンへの可能性は残っています。女の戦いにも要注目です。