地球の裏側、リオデジャネイロではオリンピックテストイベントが開幕しました。いわゆるプレプレ五輪です。
開催前から湾内の水質問題がメディアで話題になっていましたが、トイレ湾と名づけられるほどひどい状況のようですね。ビクター・コバレンコ曰く、「多くの動物の死骸のほか、椅子、テーブル、旅行用カバンも浮いていた。変な臭いが漂っているし、水しぶきがかかった足がいま、すごくかゆいんだ」とのこと。ブローが入るとウンコの臭いがするとか、ほんと勘弁して欲しいわ。
5年前にリオに行った時は湾の奥の方だったので、それほど臭いや水質は気になりませんでした。でも確かに湾口の近くは水質も臭いも違って、お世辞にもセーリングしたくなる海面ではなかったなぁ。これホント、どうすんだろ？ウンコの臭いを探してレースしろってのかw
日本も計画通りであれば、4年後に若洲でプレプレ五輪を迎えるわけです。なんだかまだ現実味がないけど、4年なんてあっという間ですからね。僕が割と本気で心配してるのは「ボラ」です。モス乗りのボラ・グラリじゃなく、魚のボラ。夏の若洲でヨット乗るとボラがハルやセンターにゴツゴツ当たって気になってしょうがない。しかも跳ねてフネの中にしょっちゅう入ってくるし。あれも何か解決策を考えないと問題になるんじゃないかなぁ・・・
東京湾でクルーザーに乗ってますが、7～9月は茶色い海1日でハルが染まる、冬は綺麗、ホントに若洲でやるんですかね？ボラは船橋の漁師が地引網で絶滅するかも（それも問題か）泳ぐ競技とセーリングは他にするしか無いでしょ、湾奥を綺麗にするのは多分無理。
あくまで計画通り若洲というのがJSAFの立場のようです。一人のセーラーとしては、もっといい風と波を求めたいのが本音です。いずれにせよ早く事態が落ち着いて欲しいですね。