メデンブリック3日目。東っけのオンショアの風が吹き込み、チョッピーな波が立っています。ジェネカーとジブは古い方に戻して、風が上がり切る前に出艇しました。
風速は15ノット程度だけど、波が悪い。すごーく走りにくい。特にダウンウインドで波に翻弄されてしまいます。フラットな福岡の海では経験できない、このラフな海面が新たな課題として浮き彫りになりました。
合同レースに何本か混ざったのですが、調子良く走れてる時は、上位選手とも互角に走れるんです。タックで波に叩かれて失速したり、ダウンウインドでノーズダイブをしかけたり、そういう大きなブレーキの時に置いていかれました。
練習も終盤にさしかかった時、先行していたアメリカの選手が、僕らの僅か1艇身先でノーズダイブ!そこで沈するな〜と叫びながら思いっきり舵を引き、スレスレでかわしたのは良かったけど、そのまま沈して相手のフネにマストがドンッ!うっひょーーーっ
肝を冷やしましたが、幸い大事には至りませんでした。
いやー危なかった。あわや大事故を起こすところでした。こういうもらい事故があるからモスでもナクラでも相手のクリアスターンは走らないようにしてるんだけど、相手が上から落としてきて、わざわざ目の前で沈するんだもんなぁ。ホント怪我やトラブルにならなかったのが奇跡としか言いようがありません。
メデンブリックと言えば、470時代から何かとトラブルの多かった場所。ここで通算何本マストを折ったことかw 怪我や事故の無いように気をつけて過ごします。無事これ名馬なり。