ボルボオーシャンレースの第4レグはスタートから2週間が経ち、いよいよ佳境です。

序盤はカンペールが先頭を走り、母国でのファーストホームが期待されました。しかしプーマがギャンブルを打ち、最後尾からジャンプアップ。そのレーンに合わせるようにスルスルと伸びたのがグルパマでした。長距離レースの達人、フランク・カマが乗り込み、地元フランスの期待を背負っているにも関わらず、第1レグでアフリカ西岸に寄せるギャンブルを大失敗したグルパマ。ここに来てついに本領発揮です。

総合トップを独走するテレフォニカもやっぱり伸びてきましたね。うまく風を掴みながら南下して、きっちり2位争いまで上がってきました。

ソロモン諸島を過ぎ、カンペール、テレフォニカ、プーマがほぼ同時にタックして東に寄せています。恐らくグルパマも抑えのタックを打つでしょう。プーマとテレフォニカの2位争いが熱そうです。最後まで目が離せません。

ところで赤道無風帯なんてありました?全然感じさせないってことは、あのタイミングで南下すれば大丈夫って分かってたんですね。すげーなー。

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