不毛な会議

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終日ほとんど無風に終わってしまった日曜日の相模湾。風があれば午前中だけでも乗る気だったのに、それも叶わず。午後から江の島へ移動して、神奈川県連の海面調整会議に出席しました。

モスワールド期間中のレース海面を確保するというミッションは無事に済んだのですが・・・そのあと続いて開かれた東京オリンピック2020の説明会がとても残念な内容でした。

IMG_6575開始前から不穏な空気が漂っていたんです。会場狭しと集まったお歴々の中に、最初からけんか腰の方が含まれているのを感じました。難癖をつけるために集まっているのが顔に出ています。これは荒れそうだ・・・

最初に県の担当者の方々から、現在のオリンピック準備状況と計画についてご説明がありました。オリンピック本番では江の島ヨットハーバーのみならず、女性センター跡地、小田急ヨットクラブ敷地、駐車場など可能な限りのスペースをすべて使用しないと開催が不可能だということ。そのために本番前の1年から1年半の期間、既存のディンギー/クルーザーについては近隣の代替施設に移って活動していただきたいとのご説明。ただし、具体的な移動場所についてはまだ調整中とのことでした。

質問やご意見をとなるや否や、出るわ出るわ不満の数々。なんで最初から移動ありきなんだとか、利用者に相談してから手を挙げるべきだったんじゃないかとか、果てはオリンピックくらい現在の空きスペースでできないのかとか。耳を疑うような発言のオンパレード。聞いてるのが馬鹿馬鹿しくなって途中で退席してしまいました。

確かに不安があるのは分かります。代替地っていったって、ディンギー/クルーザーあわせて1,000艇を越えるわけですから近隣の施設ですべて受け入れられるとはとても思えません。自分のヨットがどこに移されるのか。そこでも活動ができるのか。管理はどうなのか。そこを危惧するのは当然でしょう。

ただ移動を拒否するとか、オリンピック誘致自体を否定するのは違うと思うんです。もともと50年前のオリンピックのために作ったヨットハーバーで、そのレガシーを使わせてもらって、ヨット遊びをしているに過ぎないわけですよ。なのにヨットを置いてやってるとか、ハーバーを使ってやってるという上から目線でしかものを言ってないんですよね。ひどい勘違い。よっぽど手を挙げてそう言ってやろうかと思いましたよ。

前に出て説明してくださっている担当者の方々は、一生懸命お仕事をされているだけで、何も責められることなんかないんです。言いたいことがあるなら行政ではなく、県議や県知事に言えばいい。

もっと建設的な意見が交わされるようになって欲しいものです。文句を言うばっかりでは何も前に進みません。現実的には代替施設を仮設でどこかに造るしか解決策がないように思います。既存のオーナーも満足できる代替地が見つかることを祈っています。

はぁ、ストレスのたまる日曜日でした。平日にスカッとするしかないなw

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