モスワールドの運営をお願いしている京黒レース委員長以下、神奈川県連主体のレース運営練習会が行われました。目的はモス独特のレース運営を各スタッフの方々に経験していただくこと。モスはたった12艇なのに、スタッフの人数が倍以上と、なんとも贅沢な布陣で練習開始。
青空と北風に恵まれ、コンディションは完璧です。運営スタッフのマーク配置もテキパキと機敏で、リズム良くレースを消化していきます。運営の練習とはいえ、選手にとってもこの上ない練習機会です。久しくレースから離れている選手たちは疲労困憊。5レース目にとどめの3ラップを終えて帰着しましたが、シャワーを浴びたあとしばらく動けないほど・・・精も根も尽き果てました。
個人的には序盤のレース内容が最悪で、スピードも動作もまったく不甲斐ないものでした。3レース目から少しずつ改善し、疲れとは反比例して不思議と尻上がりに内容が良くなっていく感じ。なんなんだろう、肩の力を抜いた方がいいってことなのかな。
ハッキリしてるのは、このスピードではワールドでは戦えないということ。それは間違いない。何かを変えないと。時間は限られてるけど、その中で何をするかを優先順位つけて考えてみよう。
今日の練習会では、ワールド本番でも使用する「スマホでヨットレース」GPSトラッキングも試しました。こちらのリンクからリプレイが可能です。まだ練習会なので、01などの番号でしか登録していませんが、本番はもちろん選手の名前で登録し、ライブで見ることも可能です。
ワールドまで2ヶ月を切り、準備も佳境。関わるスタッフの総数を考えると身震いがしますが、頼もしい方々に支えられているのできっと大丈夫でしょう。自分が選手として6日間のレースを戦えるのか?そっちの方が不安になって来ました。京黒レース委員長、お忙しい中ありがとうございました。本番もよろしくお願いします。