時差ボケ予防法

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無事に帰り着きました。あわや飛行機乗り遅れそうでしたが、そのギリギリのラインを越えないところがね、大事なんです。誰かさんみたいに飛行機をすっぽかしたことだけは、なかとですよ。

ところでみなさん、時差ボケに苦しんだことありますか?今日は到着と同時にビシッと現地時間で過ごすコツを伝授しましょう。OPの引率でワールドに行ってた頃、子供たちに必ずこう言ってました。

「時差ボケは行ってからなるな、行く前になれ」

現地に着いてから現地時間に合わせようとしても、そんなのムリです。事前に現地時間に合わせておけばいいんです。肉体的にムリなら、せめて数日前から行く先の時間を見て過ごし、「あぁいま向こうは何時なんだな」って思いながら過ごす。たったこれだけで着いてからが全然違います。

時差ボケって生理的には一日に1時間しか修正されないそうです。つまり夏のヨーロッパなら時差ボケ直すのに1週間かかるってこと。そんな悠長なこと言ってたら、直る頃に帰ってきちゃうじゃないですか。だから行く前から少しずつずらしておけばいいんです。簡単なこと。

僕の場合、当日になるまで荷物の準備をしないという我が家の家訓を守るため、たいてい出発前日は夜更かしすることになります。朝の4時5時まで起きてることがザラです。でも実はこれが都合よくて、事前に時差ボケ調整ができちゃうし、しかも飛行機乗ったらすぐ眠れる。一眠りして起きた頃が、ヨーロッパの朝な訳です。合理的でしょ?

それと、飛行機に乗ったら腕時計も携帯もパソコンも、すべての時計を現地時間に変えること。そして絶対に日本時間を見たり口に出したりしないこと。海外経験が浅い頃は「いま日本は何時だ」ってすぐ考えがちですが、これが時差ボケの一番の敵です。日本時間を考えるのは家族や友人に電話するときだけ。それ以外の時に日本時間のことを考えるのは一銭の得にもなりません。だから日本時間は絶対に禁句です。帰国が近くなったら、徐々に日本時間を意識し始めましょう。

僕は飛行機に乗る前にもう時計も変えちゃうし、財布の中身も変えちゃいます。心のスイッチを切り替えるための大事な儀式なのです。観光旅行なら時差ボケも旅の醍醐味といえるのかも知れませんが、仕事の出張や選手としてレースに行く時には、時差ボケてなんかいられませんからね。この予防法のおかげで、ウルグアイ行っても、ブラジル行っても全然苦しみませんでした。ぜひお試しあれ。

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