ワンジー到着

カテゴリー SAILING

機内ではビール2本で爆睡し、あっという間にシドニーに着きました。フネを無事受け取り、お迎えのパットさんと合流。ルーフラックにMach2を固定したら、目指すはレイクマッコーリー!

今回のナショナルは、2年前のワールドが行われたベルモントの対岸に位置するワンジーという町で行われます。率直に言ってクソ田舎です。だけど、今を時めくスーパースター、ネイサン・アウタリッジのホームクラブで、彼は今もこの町に住んでいます。

セーリングクラブに到着すると、ネイサンはもちろん、現ワールドチャンプのジョシュ・マックナイトを始め、ワールドのトップランカーが勢揃い。スコット・バベッジ、ジョー・ターナー、肉団子ロブ、そしてもちろん我らが教祖、Amacことアンドリュー・マクドゥーガルも。

「おーいAmac、いま着いたよ。ところで船台持ってきてくれた?」

「あー、トムが貸してくれるよ」

「ふーん、トム。そのトムはどこにいんの?」

「その辺でフォイル磨いてたから探せ」

ったくいい加減だなぁ・・・とよく見たらトムって、トム・スリングスビーかよ!ハロー、トム。金メダルおめでとう。ところで船台貸してくれるって聞いたんだけど。え?明日来る?あ、そ。まいっか。

日本では船台無しでフネを組むなんて考えたくないけど、こっちのクラブは大抵が芝生だから、船台無しでもあんまり困りません。さっそくパッキングをばらしてフネを組みます。

「ところでAmac、宿は近いの?」

「あー、今日はまだ無いよ。明日からだ」

ったくホントいい加減だなぁ。今晩誰かに泊めてもらわないとじゃんか。お、ルカ・ダミックだ。ハロー、ルカ。久しぶり。ところで今晩泊めてくんない?え?ソファーなら空いてる?ラッキー!

まーそんな感じでルーズに構えないと、やってられません。ルカの宿のリビングでこれを書いています。明日からはAmacの借りた家に転がり込む予定です。ホントに僕の部屋があるかどうかは甚だ疑問だけど。ま、そん時はそん時だ。

ちなみに初日から25ノットくらい吹いてたけど、ちゃんと出艇してそれなりに走れました。やっぱり自分のフネはいいですね。陸に上がったら、いい走りだったと教祖に褒められ、バテンテンションをチューンしてくれました。普段そっけないだけに、こういうことされると嬉しいんだなー。いかんいかん、ヤツの策略にはまってるw

初日から盛り沢山な一日でした。明日は練習で、明後日がプラクティスレース。本番は7日からです。今日は疲れたので寝ます。おやすみなさーい。

コメント

コメントする




«   »