今日からは、地元葉山で開かれている、OPアジア選手権の運営手伝いに入ります。OPの世界から足を洗ったつもりだったのですが、娘が始めてしまった以上、ホストクラブの親として、できるお手伝いはしなければなりません。

OPに詳しくない方は驚かれるかも知れませんが、いまOPの世界はアジアが席巻しています。シンガポール、タイ、中国、マレーシアなどの国々が競うように強化策を進め、世界選手権のトップをほとんどアジアが占める状況になっているのです。

特に強烈なのは、セーリングを国技として普及促進させているシンガポール。2005年からペルー出身のコーチ(通称ハッピー)がフルタイムで強化プログラムを実行し、目覚しい成果を上げて来ました。

たかがOPされどOP。世界のトップレベルになると、大人顔負けのボートハンドリングとタクティクスを見せてくれます。凄いですよ。

この動画で見えるかな?シンガポールの子のロールタック。メッチャ上手いんです。ロールを起こすと同時にメインシートを僅かに緩めて、セールに最も風が流れる瞬間に引き込んでいるんです。言うなればパンピングタックですね。シートトリムのタイミングと量が絶妙で、僅かでも確実に他のフネより加速しているのが分かります。

こういう一流の技は、何のクラスであれとても勉強になりますね。今日は軽風の中2レースが成立しましたが、この風域でもシンガポールとタイが他を圧倒する走りを見せています。大会は木曜日まで続きます。

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