勇気ある撤退

カテゴリー SAILING

出国してからずっとノンストップで移動、準備、練習と続けてきたので、午前中は買い出しに行って、買い物でストレスを発散しました。買ったのは日焼け止めだったりシャンプーだったり他愛もないものですが、こんなことでも少しは息抜きになるものです。

IMG_4589マリーナに行くと20ノットをゆうに越える強風が吹いています。それでも意気揚々と出艇していく周りの空気に乗り、ウェットに着替えて、さぁ浮かべようかしていました。コーチのマークがそのときスッと表れ、「今日は辞めた方がいい」とのアドバイス。「うん、分かったw」

そう、内心わかってました。このコンディションはまだムリです。フネや身体を壊したら、明日からのレースが台無しになっちゃうし。すぐにフネを戻し、ウェットのままコーチボートで海へ。すると名のある選手たちでもバタバタと沈して、メインを下ろして帰着しているじゃないですか。ウェイマスで走りまくってたイギリス陣もタジタジになっています。

それでも10艇ほどでトライアルレースは行われました。トップで上マークを回ったオーストラリアのダレン・バンドック/ニーナ・カーティスの上手さ!なんだあれ、まるで微風のような落ち着きと安定で、涼しげに走り抜けていきます。他のフネとはまったく余裕が違う。さすがはトルネード時代からの大ベテラン。極めればあんなに簡単に見えるものなのか。

あぁまたいいもの見させていただきました。目指すべきレベルをはっきりとイメージする。やっぱりレースは直接自分の目で見ないといけません。成績や動画を見るだけならインターネットで充分です。でもその場にいないと感じられないものは必ずあるし、簡単に人と共有できるものでもない。こうして得たイメージを少しずつ自分なりに再現するんです。

乗らなかったけど、いい練習でした。いよいよ明日から予選シリーズが始まります。ナクラ17ヨーロッパ選手権2014は、参加総数73艇。まずは半分の予選通過を目標に予選3日間を戦います。

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