パルマの屈辱

カテゴリー SAILING

プリンセスソフィア杯5日目。明日はメダルレースしか行われないので、僕らにとっての最終日です。なんとか順位を上げてイェールの枠を取ろうとしたのですが、軽風の3レースをUFD-23-23という信じ難い崩し方で、総合46位に転げ落ちてしまいました。

イェールの枠どころか、シンガポールや香港などアジア勢にも抜かれる始末。正直言って、27年のセーリング生活でも、ちょっと思い出せないほどの屈辱感と絶望感に包まれました。この先もずっとこの日のことを忘れることはないでしょう。

とにかく今日は絶望的にスピードがありませんでした。パフが入ってもスピードに乗らないし、すぐ失速するし、あれじゃスタートとかコースとか関係ない。リコールしたレースすら着順はビリの方でした。まったくヨットレースになりません。モスに例えるなら軽風で自分だけ飛んでないような、手の施しようがない感じ。いやー参った。こんなにヨットが下手なのかと疑心暗鬼になって、頭がどうにかなりそうなくらい。

もちろん、だからといって挑戦を諦める訳じゃありません。より強い意志を持って前に進みます。言い訳もしません。世界中みんな一生懸命なんだから、そう簡単に行く訳がない。これくらいの試練を経験することもあるでしょう。思い当たる原因はいくつかあるので、しっかり対策をして、微軽風が多いと予想される9月の青島までに必ず克服したいと思います。

そのための動機付けになったなら、今日の経験にも意味があったと言えるはず。こんな僕でも応援してくれる沢山の方々、最愛の家族、そして一緒に乗ってくれている和歌子がいるから、きっと乗り越えて見せます。

よーし、まずはダイエットだw

コメント

コメント(2) “パルマの屈辱”

  1. 博多の官兵衛

    さあ、ここから再スタートしてくれ❗️
    山あり谷ありのレースで、最後に笑えるように前向きにチャレンジしてくれ❗️
    頑張れアミーゴ‼︎

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