日本人が31.4ノット出したというのが少なからずセンセーションを起こしているようです。バカにしちゃいかんよ、君たち。31程度で驚いてんじゃねえ。近いうちに必ずもっとビビらしてやるぜ。
7月
17
SPEED DEMON
カテゴリー SAILING
7月
16
海の日の今日は、湘南ヨットラリーという葉山から江の島まで行ってこいのレースの日。今年も参加しました。
がしかし!朝から南西バンバンで、レースは超ショートコースに変更。実際に出艇してみたらドエライ波が立ってて、とてもまともに走れません。30ノットより怖かった!
と、いうわけで。レースのことは忘れて、連休の最後ぐらいはお父さんします。夕方から逗子の夏祭りに家族全員で突撃しました。
食べてる写真ばかりなのは、本当に食べてばっかりだからです。
7月
15
朝からいい風吹いてたので、どうしても我慢ができずに再び本栖湖へ。この夏3度目の聖地巡礼です。だいぶ通い慣れてきたとはいえ、片道2時間半は長い。遠い。富士宮あたりで売地の看板があると、思わず考えちゃう。買える訳ないんだけど・・・
そこまでして通うほど、本栖湖は素晴らしい。これで5回目だけど、いつ来ても吹いてます。今日はいままでで最高のコンディションでした。
湖面のどこが一番いいガストが入るかが分かってきたので、今日は出てすぐにそこを目指しました。木曜日に31.2ノットを記録した場所です。今日も素晴らしいガストが入っています。ここのガストは常に吹き下ろしなので、波が立たないわりに、瞬間のインパクトが強いのです。
いくら波がないとはいえ、ボートスピードが20ノット以下の時に強いガストが入ると、加速しきれずにバウが押し下げられてノーズダイブ、時には前転してしまいます。25ノットオーバーで走りながら、さらに強いガストを探すのですが、フネが速過ぎてあっという間に狭い本栖湖の端っこに到達しちゃう。しょうがないからまたクローズで上り、次のビッグガストを待つ。やってることはサーファーと同じですね。
何度も何度もノーズダイブしたり、湖面に背中から叩きつけられたりしていると、もうムリなんじゃないかという弱い自分が出てきます。でも、「あきらめたらそこで、ゲームセットですよ」そう自分に言い聞かせて再トライ。そしてその時がきました。30ノットを超えるときは体感で分かります。来た!GPSの表示で一瞬31が見えました。
記録は10秒平均こそ28.4と前回を下回りましたが、最高が31.4ノット。国内記録更新とともに、おそらく世界記録も更新しました。誰よりも速く走りたいという願いをこめたSAILFASTの夢が一つ叶った瞬間です。
でも、この記録はまだ目標に届いていません。僕の目標は32ノット。どうしてもこれにこだわりたい。誰にも文句を言われないダントツの数字だからです。31.4という記録を公開しないで32を目指そうかとも考えました。あえてこの数字を公開したのは、日本人でも最速のセーリングが可能だと証明したかったからです。ロンドン五輪の日本代表選手にエールを届けたかったからです。
僕は470に乗っている頃も、日本人は強風では体格的に不利だという定説が大嫌いで、強風なら誰にも負けない日本人を目指していました。その分、軽風が大の苦手でしたが・・・
アビーム470チームは座間味合宿で強風を克服し、かつての日本人の強風苦手イメージを覆す活躍を見せてくれています。ウェイマスではぜひバンバンに吹いて、その中で日本チームに大活躍して欲しいと思っています。470も49erもRS:Xもラジアルも、かっ飛べ!突っ走れ!日本人は強風が強いって世界に見せてやれ!
7月
14
久しぶりの3連休初日。相模湾はずっと南西の強風が吹き続けていて、江の島も葉山も出艇禁止だったようですね。フラストレーションを買い物で晴らそうとされたのか、おかげさまで今日は売上好調でした。ありがとうございます。
特に最近はマフィオリのロープがよく売れていて、来客の半分以上がロープ目当てです。わざわざ江の島から自転車でロープを買いに来てくれる子もいて、ありがたさ半分、申し訳なさ半分・・・でも、そこまでして欲しくなるロープだと認めてもらえてるんですね。ありがとうございます。
というわけで、残りの連休は我々もセーリングさせていただきます。ありがとうございます。さようなら。
7月
13
ずっとやりたかった宴席を設けることができました。今日は特別な日。ノースセールの菊池社長はじめ、お世話になった方々を社屋にお招きし、感謝の宴を開きました。
2004年にアテネのオリンピック選考に負け、仕事もなく九州でフラフラしていた僕に声をかけてくれたのが菊池社長でした。ノースセールの契約社員として迎え入れてもらい、1年間ウェブや広告の仕事を手伝いながら、スナイプや470に乗り、蒲郡のワールドにも出させてもらいました。この世界で生きて行く足がかりができたのは全部ノースセールのおかげです。ノースの支えがなかったら、SAILFASTはこの世に存在していません。
住むところも社長の「葉山はいいよ」という一声で決めました。社長の通勤の通り道にアパートを借り、社長の送り迎えで通勤するという、ありえない契約社員でしたw
毎日行き帰りに菊池さんと二人きりで話ができるというのは、本当に贅沢な時間でした。いろんなことを聞いたし、いろんな話をしてくれました。僕がノースで得た一番の収穫は、あの車の中の話だったと思います。この会社を作ることも車の中で相談したし、VSRを買うことも車の中で決めてくれました。契約は1年で終わりましたが、ヨット屋として独立してからも、折りに触れて貴重なアドバイスをくれる、父親のような存在です。
そんなノースの方々をようやく今日、この場にお招きして、感謝の気持を伝えることができました。社屋の2階で乾杯と軽いおつまみの後、お隣のヤマウシ小屋さんを貸し切って、とっても美味しい食事とお酒をいただきました。楽しかった!!きっと今夜のことはずっと忘れません。(既に後半は覚えてませんが・・・)
お土産は我が親友、ムラキノボルの特製パンです。ムラキ、いつもありがとう。

7月
12
朝から土砂降りでしたが、宣言通りに本栖湖行ってきました。
お昼過ぎに到着したはいいけど、車から降りるのもイヤになるくらいの土砂降り。土日にしか来たことなかったので、いつもウインドサーファーが沢山いるイメージなのが、平日の嵐の本栖湖なんて、まったくの無人です。お店もレストランも閉まってるし。
誰もいない本栖湖で一人ウェットに着替え、出艇しました。本栖湖ひとりじめ。ウッシッシ。
今日の本栖湖は風向がまったく定まらず、四方八方から強烈なガストが下りてきます。山からの吹き下ろしなので、強いガストは湖面の風下側にしか吹いておらず、いざダウンウインドに向けるとあっという間に岸に着いてしまいます。タイミングを合わせるのが難しいっていうか、ハッキリ言って運まかせでした。すごくいいガストが入ってるのに落とせない位置にいたり、ベアするのが遅くてバウが突き刺さったり。
コンディションは決して良くなかったけど、それでもGPSに残ったデータは10秒平均29.1ノット、MAXは31.0ノット。日本記録更新です!イヤッホー!
今日は確信しました。本栖湖でコンディションに恵まれれば、32ノットも楽に出せます。逗子沖で最初に30ノット出した時は、沈する直前の瞬間最大スピードって感じでした。今日は2回、30ノットを超えていて、しかも走りながらその表示を見る余裕がありました。まだまだいけます。
ちなみに今日の時点で、国際モスクラス協会公認の最速記録は、オーストラリアのスコット・バベッジが持つ31.1ノットです。今日のデータを見ると、30ノットを2回超えていて、最速は31.2ノットでした。でも10秒平均が31.0の時の方が速かったので、GPSではそちらが表示されるようです。つまり、厳密には世界記録も更新しています。
でも、これで世界新記録だろ?というつもりはありません。なぜならネイサン・アウタリッジがワールドの時に31.8ノットを出したけど、GPSを流してしまって証明できないっていうエピソードが有名だからです。だからスコットの記録をギリギリ抜いただろ?って言うのはナンセンス。32ノットを出せば、誰にも文句は言われない。だから32にこだわるんです。
出しますよ32ノット。そして日本人だってやれるって証明します。
家に帰ったら、凛子がお祝いの絵をくれました。家族の応援があれば、お父さんは誰にも負けないぞ。
7月
11
Fish cutter
カテゴリー SAILING
7月
10
以前、ゲームチェンジャーというタイトルでも書きましたが、この仕事を始めてから、人生を変えてしまうほどの衝撃を何度か経験しました。
まずは2005年3月8日、初めてVSRに試乗した日。あの日のことは一生忘れません。夕闇迫るスロベニアのベタ凪の海面で、僕の人生は音を立てて変わりました。
大げさじゃなく、この動画の冒頭、初めてVSR5.8Cのスロットルを開けた時にガラガラン!と頭の中で音が鳴ったんです。いまでもハッキリ覚えています。人生が変わる音が聞こえました。その夜、VSRの国内総代理店契約を結び、嫁さんに電話で「これで家が建つよ」と言いました。それくらいVSR5.8Cは衝撃的なフネだったし、いまでもこれを上回るRIBに出会っていません。
2度目はザイクです。初めてザイクを着て海に出たのは2007年10月17日。残念ながら動画じゃなく写真ですが、
この日、初めてトラピーズタックした時にも驚きました。なんじゃこりゃー!それまでのウェットスーツとまったく違う次元の軽さと柔らかさで、あまりの動きやすさにタックで飛んでいっちゃいそうでした。まるで何も着ていないようなあの解放感は衝撃でした。
そして3度目はモスです。2008年8月9日、初めてブレードライダーに乗せてもらった日。たまたまレーザーから室松さんが撮ってくれた、僕の記念すべき初フォイリングです。
飛んだ瞬間に音が消えて、「風で走る」から「風になる」感覚を初めて味わいました。ヨット始めて以来、これほど興奮したことはありません。家に帰って、嫁さんに今度はこう言いました。「やばいモノに乗ってしまった」
その夜、布団の中で体がフーッと浮いて眠れない!そして結論、「買うしかない」と。あれから4年ハマってるから、もうオリンピック1回分、モスに乗ったんだなー、そら上手くなるわ。
あぁこれは凄いというモノに出会うと、その感動を誰かと共有したくてたまらなくなります。モノが売れることも嬉しいけど、その良さを分かってもらえることが何より嬉しいんです。
「いいねー」
「ね?いいでしょ?」って。
これからも僕はそうありたい。いいモノに出会いたいし、その感動をたくさんの人と分かち合いたいと思っています。









