本牧埠頭で4艇のVSRのデバン作業。これまでもトレーラーは2台持ってたけど、牽引できるのがハイエースしかなかったので、ピストン輸送せざるを得ませんでした。それが見てください!ついに牽引車も2台体制になり、輸送能力が倍増!いやー、うれしいな。
3艇のF-10を木更津のセントラルさんへ運び、5.8Rは葉山へ。また相模湾にVSRが増えます。
VSRからコンテナが届いたので通関に行きました。これが約11年前の起業から数えてちょうど100回目の通関です。
初めて輸入したのもVSRでした。コンテナ輸送は向こうが手配してくれたけど、港に着いてから先が問題です。とりあえず本牧埠頭に行ってみたものの、どこに何があってどこに行けばいいのか、ここは自分が入っていい場所なのかすら分かりません。
どこか代行業者に頼んでしまえば済む話ですが、当時の我々にはお金がなかったので、通関もデバン作業も、自分でできることは自分でやらなきゃと思っていました。その苦労のおかげで、少しずつ経験と知識が積み上がり、いまも同様に自分たちでやっていますが、当時よりも早く、安く、安全にコンテナを引き取ることができるようになりました。結果としてあの貧しいスタートが良かったのかなと思っています。
さぁ国内84号艇から87号艇まで4艇のVSRが入荷しました。明日はデバン作業です。
久しぶりに衝撃的なヨットに出会いました。オランダのホランドコンポジット社が公開した最新のA-classカタマラン(通称A-cat)その名もDNA F1。これマジで半端ないっす。未来からやって来たに違いない。
こういうのをマイルストーンって言うんです。もしくはゲームチェンジャー。Mach2が初めて世に出た時に似た衝撃です。どの角度から見ても、どう切り取っても、このF1には隙がありません。
あぁ欲しい。たまらなく欲しい。だってこの走りを見て下さい。
ちなみに2年前に紹介したA-catワールドの映像がこれですよ。
たった2年でどんだけ進化してるんだと。フォイリングの安定感、トップスピード、まったく異次元です。アップウインドフォイリングまでも!
あーたまらん。久しぶりに物欲メーターが振りきりました。トランポリンとかクロスビームとか、一体どんな構造なのか全然分かりません。ただカッチョイイ。空気抵抗を極限まで減らしたデザイン、特にラダーヘッド周りの造形はもう芸術の域です。
実際に買えるのか、乗れるのか、なんて重要じゃありません。こういうフネを見て感性を磨くことが重要だと思います。クラシックでもモダンでも、ローテクでもハイテクでも、デザイナーがこだわり抜いた美しさって、ホント見る者の心を打つんだな。いつか手に入れたい男の逸品ですね。
穏やかな日曜の朝は進水式日和です。弊社所有のVSR5.8C、その名もSAILFAST-2が進水しました。
今日はこの新艇も使って、モスワールドのレスキュー講習会を開きました。集まっていただいたボランティアスタッフの方々には、荒天時やトラブル時の安全確保はもちろんのこと、スムーズな出着艇のサポートまで幅広い内容をお願いすることになります。そのためにもまず、モス特有の艤装や構造を理解していただかなくてはなりません。
残念ながら風が弱く、まったく飛べない一日でしたが、講習会の目的はすべて果たすことができました。これでまた一つ不安要素が減ったのが嬉しいです。まだ不安要素はたくさん残ってるけど・・・それにしても多くの方々に楽しみにしていただいているのがビンビンに伝わってきます。ありがとうございます。
おかげ様でボランティアスタッフについては、平日のレスキュードライバーだけまだ若干不足していますが、あとは充分集まっています。それでも関わりたいといっていただける方々、どうぞ遊びにいらして下さい。平日でも週末でも会場でも海上でも、モスワールドを賑やかしに来て下さい。それが一番ありがたいです。選手や運営、観客も含めて関わるみなさんに最高のモスワールドだったと言ってもらえるように、あと7週間、全力を尽くしますよ。
モスワールドのお手伝いに手を挙げていただいた、ボランティアの方々への説明会を行いました。今日現在、エントリーの総数は71名ですが、ボランティアの登録は遥かに多く、最終的には100人を超えそうです。本当にあり難い。
選手だけでなく、大会に関わるスタッフや観客のみなさんも楽しめる大会になればいいなぁ。
さぁいよいよワールドが近づいてきました!準備も佳境。明日は海上スタッフのレスキュー講習会を行います。
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イタリアのガルダ湖で開かれたシースケープ24の試乗会。相当インパクトの強い走りを見せたようです。この写真だけでも走りの軽さが伝ってきますね。あー思い出すな、あの感覚。とにかくすべてが軽い(ジェネカーシート以外w)あの走り。
強風でかっ飛ぶのは元々18でも27でも得意ですが、この24は微風も相当良さそうですよ。この動画を見てください。鏡のような湖面を滑るように走る様は、パッと見て機帆走かと思いました。
風速はせいぜい3ノットくらい。それでこんなにスムーズに走るなら、機走する必要あまりないんじゃないのかな?
僕が試乗した時はまだマストセッティングとセールシェイプが全然マッチしていなくて、そこにストレスを感じたんですけど、リカットしていい感じに仕上がってるようです。
向こうから送られてきたGPSの解析データによると、タッキングアングルがなんと60度!どれくらいの風速のデータか分かりませんが、少なくともこれまでのシースケープはどんな風速でも、80度とか85度がいいとこでした。これは確かに上下のブイ周りでも戦闘力が高いかも知れませんね。楽しみだ。
バミューダで順調にトレーニングを積むソフトバンクチームジャパン。その最新映像がこちらです。
ジャイブ準備で両方のダガーを差した直後に、リフトが一気に抜けてノーズダイブ。ちょうどビームを横断中だったウィンストン・マクファーレンが見事なダイビングで落水してしまいました。これはしゃーないw タイミングが悪すぎて本人は防ぎようがないですね。ケガがなくて何よりです。
それにしても最近の各チームのダガーフォイルを見ると、完全にLフォイルに戻りました。ダガー部分が真っ直ぐで、曲がった先もほとんど水平です。だからセーリング中にフォイルの先端が海面にほとんど出なくなりました。これでいったいどうやってハイトをコントロールしてるんだろう?スピードが出れば出るだけ高く飛んじゃいそうなもんだけど・・・
Jフォイルの頃は、高くなればダガーからのリフトが自然に減るし、先端が海面に出ればそれ以上飛びにくくなっていました。でもこのLフォイルだと、どこまでも飛んで行ってしまいそうです。よほど頻繁にダガーの角度を油圧でトリムする必要があるはず。
どんどん進化しますね。もうGC32やフライングファントムのJフォイルを時代遅れに感じてしまいます。まだまだフォイリングは黎明期。あっと驚く革新的なアイディアが残っているはず。来年のカップ本戦の頃にはアップウインドで35ノット、ダウンウインドで50ノットもあり得るんじゃないでしょうか。ワクワクします。
突然「夜桜を見に行こう」と嫁さんが切り出し、弘明寺あたりを流れる大岡川のほとりを散策してきました。まさに満開!の桜が川沿いに延々と咲き誇っていて、キレイにライトアップされています。なるほどこれは夜桜の名所だわ。
子供たちのお目当ては桜よりも露店。まさに花より団子とはこのことです。思いっきり体に悪そうな、だけどたまらなく美味しそうなジャンクフードを満喫しましたw たまにはこんなのもいいよね。
子供たちが僕と過ごす時間が減ってることを思って、こういう気遣いをしてくれる嫁さんに感謝。ありがとう。
徳島まで走り、フェリーに揺られて和歌山へ。実はユースACを目指すマンマユートチームがトレーニングボートとしてナクラJPN-157を購入され、活動拠点である葉山にまた戻すことになりました。たまたま愛媛行きの直前にその話を聞いたので、帰りに寄って積んで帰りますと請け負ったのです。
昨年末ここに一人で持ってきて艤装したままのナクラを解装して積み込み。なんていうか、この虚しさを言葉にすると・・・自作自演?まぁいいかw
これで相模湾にナクラが2艇揃うんだったら、僕にとっては好都合。手塩にかけた2艇だから、やっぱり近くにあってくれた方が嬉しいし、面倒も見やすいから。さ、愛する家族の元に帰ろう。