2016年のカタログ製作作業が佳境です。ずーっと画面を見つめて翻訳を続ける作業は正直つらい。しかも年々カタログが厚くなっていくし!ドラえも〜ん、ホンヤクコンニャク出して〜
来週のボートショーまでに印刷しないといけないので、ここがまさに正念場。レッドブル飲んで頑張ります・・・
先日のインタースタイルで知りあったサーフスキー国内トップ選手の出木谷啓太選手が来社。パドリング系のアドバイザーとしてザイクの製品評価をお願いすることになりました。
さっそく色々とザイク製品を試着してもらったんですけど、さすが上半身の鍛え方が半端なくて、僕と身長は変わらないのにPFDなんてXLじゃないと入りません。広背筋がでか過ぎて、エラ呼吸できるんじゃないかと疑うくらいです。ソフトバンクチームジャパン受ければ良かったのに!
これから全身ドザイクで日本中の海を漕ぎ回ってくれるそうです。セーリング以外の新しい世界に打って出る起爆剤になってくれることを願っています。実は密かにpaddlefast.jpのドメインも持ってるんですよw
カテゴリー BUSINESS
シースケープ24の1号艇がついに進水しました。以前も書いた通り、この24はカテゴリーCのインショアクルーザー。なのでブイ周りレースでも戦闘力が高くなっているはずです。カーボンリグ、スクエアヘッドのメイン、ツインラダー、ハードチャインのモノマラン船型と、シースケープに共通する特徴を受け継いでいますが、写真の通り標準パッケージのセールはノースになりました。
欧米ではこの30フィート以下のレンジが非常に盛り上がっています。トレーラブルで回航いらず。スロープからも出艇可能。マストも人力で立てられちゃうあたりがこのサイズの良さですね。動画も早く見たい。っていうか早く乗ってみたい。我慢できないので来月乗りに行きます。
せっかくのモスワールド日本開催だから、東京オリンピックを目指す若い子たちのために何かできないかとずっと考えていました。
そこで唐突ですが、1週間後の27日にモス協会主催のトライアウトを実施することにしました。数艇のモスとVSRを用意して、沖で交代しながらフォイリングに挑戦してもらいます。
これは試乗会ではありません。協会推薦でワールドに参加するセーラーを探すトライアウトです。参加条件は以下の通りです。
トライアウトに合格した若干名の選手には、ワールドまで協会からモスを無償貸与し、しっかりとトレーニングを積んで、5月のワールドに出場してもらいたいと考えています。
既に東京オリンピックを目指して活動している目ぼしいセーラーには、こちらから呼びかけを行い、5名の参加希望を得ています。案内はもらってないけど、我こそは条件に合致すると自負する方は、こちらまで参加の意思を表明してください。精鋭に会えるのを楽しみにしています。
都内でモスワールドの協賛に手を挙げていただいた企業と打ち合わせ。ありがたいことに金銭だけでなく、選手のコンディショニングをサポートするお約束までいただきました。冠スポンサーとあわせて近日中に発表します。
協賛もボランティアもどんどん集まって、元気玉がだいぶ大きくなりました。あとは肝心のエントリーを増やすのが急務です。これもフネの輸送に力強いパートナーが現われてくれたので、きっとエントリーに大きな影響があるはず!
んもー寝ても覚めてもモスワールド。なにがなんでも成功させるぞ。
カテゴリー BUSINESS
セーリングに続くザイクのターゲットエリアはパドルスポーツ。そのためにオリンピックに5回出場して3つのメダルを獲得した伝説のパドラー、クリント・ロビンソンと契約し、世界一のパドリングギアを開発しています。
セーリング界ではトップアスリートたちの高い要求を満たし、彼らに信頼されるギアを生み出すことで、広告宣伝をせずとも自然にブランドが認知されていきました。パドリングの世界でも同様で、徹底した機能性の追求と、クールなデザインで、まずはトップパドラーたちに愛されるブランドを目指します。
3日間のインタースタイル展示を通じて、何名かのトップ選手とつながることができました。彼らを満足させるギアを供給できるかどうかに、今後の広がりがかかっています。大丈夫、きっとうまくいく。手応えはありますよ。
このオラクルレーシングのAC45 Turboの動画を見ていると、以前と違って、曲がったメインフォイルの先端がまったく海面に顔を出さなくなっているのが分かります。抵抗が減って見るからに速い!
これはどういう仕組みなんだろう?形状としてはJフォイルからLフォイルに回帰していて、角度も90度より開いているように見えます。ナクラのようにダガー部分がカーブしたCフォイルは、ヒールアングルに寄らず安定したリフトが得られるのが利点ですが、真っ直ぐのダガーを斜めに刺しているということは、ヒールアングルでリフトをコントロールするのかな?もしくはダガーの角度を油圧でコントロールしてる?
ヒールすることでリフトが増す。そのリフトが下側のハルを持ち上げてヒールを打ち消す。2つの力が釣り合えば、最も理想に近いはず。AC45Fなんかは無理やり飛ばしてる感が否めないけど、このターボはもっと自然に飛んでる見えるのはそういうことなんじゃないかな。
いずれにしろ、フォイルの先端を海面に出すことでハイトコントロールしていた頃よりも洗練されたのは間違いありません。ラダーも長くなって、どんどん前傾姿勢になっていますね。あまりに綺麗に飛んでるから、パッと見るだけではアップウインドなのかダウンウインドなのか全然分かりません。
既にGC32やフライングファントムの世代を置き去りにして次の世代に進んだ感があります。まだまだ革新の余地が残されているということでしょう。来年のカップ本戦の頃にはどんな走りを見せてくれるのか楽しみです。
今日から3日間、パシフィコ横浜で開かれるインタースタイルという展示会に出展しています。ザイクをセーリング以外のスポーツの方々に知ってもらうのが狙いです。
会場入って一番右奥のSUPプールの前。マニューバーラインのブースを間借りしていますので、インタースタイルを見に行かれる予定の方は是非お立ち寄りください。
セーリングではだいぶブランドとして認知が進んできましたが、こうして1歩外の世界に出るだけで、ザイクなんてまったくといっていいほどの無名ブランドです。逆に言えばそれだけ開拓するフィールドが残っているということ。
たとえ会場の1%の人にしか響かなかったとしても、その先には僕らにとってまったく新しいマーケットが広がっているのです。貴重な出会いを求めて、明日も10時から19時まで会場に立ちます。
カテゴリー SAILING
ナクラ17のワールドが終わり、注目していたボラ・グラリ/ルイーザ・チャフィーは31位に終わりましたが、マイアミワールドカップの貯金が効いて2点差で逃げ切り。見事リオ五輪のアメリカ代表切符を勝ち取りました。おめでとう!
組んで僅か2週間という即席ペアですが、このルイーザって見たことあるような気がしてたら、去年までジェレミー・ウィルモットのクルーをしてた子じゃん。さすがに2週間だけナクラに乗った訳じゃないみたい。いやー、そうかー、あのジェレミーに吠えられまくってた女の子がオリンピックかー。感慨深い。
対照的に49erのブラッド・ファンク/トレヴァー・バードはゴールドフリート入りを逃し、その瞬間に代表争いから脱落してしまいました。とても残念だけど、彼の目は既に葉山のモスワールドに向いているようです。
49erの表彰台のメンバー、ピータもブレアもニコ/ニコもディランもみんなモス乗りじゃないですか。すごいな。49erのトレーニングにモスが役立つことが証明されてますね。東京オリンピックに向けて、もっと若い子をモスに乗せないと。
葉山ワールドのエントリーは現在46艇。まだ3ヶ月あるとはいえ、正直焦ってます。エントリーを増やすための施策に日々頭を悩ませている大会会長なのです。っていうか、お前ら早くエントリーしやがれ〜!
カテゴリー BUSINESS
今年も強力な新製品をラインアップしているザイクから、目玉の一つであるアロシェルサロペットが届きました。インショア用としてはこれが至高のサロペットです。とにかく軽い!柔らかい!動きやすい!
軽量3レイヤーファブリックのアロシェルは、これまで主にスモックやジャケットで多くの支持を受けてきました。このサロペットはそこからさらに上を行く仕上がりになっています。秘密は胸から上に使われた新素材!
まだ詳しく書けないのがもどかしいのですが、この新素材により軽さと快適さが格段に向上しています。現時点ではACセーラーやリオの代表選手たちだけが使っているこの新素材こそ、2016年のザイクの目玉です。
興味のある方はぜひ一度ショップでこの驚異の新素材を体験してください。今年は満を持して、ボートショーにザイクを出展する予定です。このサロペットを始め、たくさんの新製品を用意して、みなさんのお越しをお待ちしています。
アロシェルサロペットは近日中にオンラインショップでも販売開始予定です。