V4 x 2

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フロリダ・クリアウォーターでは最終日を前にしてナクラ17の世界王者が決まりました。ビリー・ベッソン/マリー・リウーが4連覇達成です。そしてピーター・バーリング/ブレア・テュークも4連覇に王手。優勝すれば国際大会23連勝になります。

ナクラ17の世界選手権はまだ4回目。つまりビリー/マリーしか勝ったことがありません。アンストッパブル。逆にFXはこれまで毎回違うペアが優勝していて、今回も新王者が誕生しそう。

49erとFXの世界選手権は2017年に日本開催ですよ。もっと多くのチームがこのエキサイティングなクラスに挑んで欲しいものです。

Not so Clearwater

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3日目を終えた49er/FX/Nacra 17ワールド。49erとFXは初日から大荒れでレースができなかった分、4レースを一気に消化。ディフェンディングチャンピオンのピーター・バーリング/ブレア・テュークがオールトップの快進撃を見せています。吹こうが吹くまいが強いヤツは強い!ゴールドフリートでネイサンたちとの直接対決が見物です。

ナクラも同様で、ワールド3連覇中のビリー・ベッソン/マリー・リウーが独走中。4連覇が見えてきました。彼らを止めるとしたらオーストラリアのジェイソン/リサしかいないでしょう。

実は僕、この大会に出るのを楽しみにしてたんですが、クリアウォーターと名付けられるほど水が澄んでないし、波も悪い。もし行ってたらまたマスト折ってそうだなと、ちょっとホッとしてる自分がいますw

49erもFXも日本チーム頑張ってますね。勢いをつけてアブダビで国枠を獲ってきて欲しい!

午前中20ノットオーバーの北風の中で社員1号と練習。久しぶりに痺れるようなスピード感を味わいました。動画で30ノットの走りを体感してください。まるで早送りの映像のように景色が後ろへ流れていきます。

このスピードだと1秒間になんと約5艇身も進んでいます。スピードはGC32やAC45の方が速いけど、縮尺を考えたらやっぱりモスの速さは際立ちますね。ビビったら負け。今日は幸い波が低かったので勝てました。

IMG_6593昼過ぎに風が落ちたので、着替えて夕方から葉山マリーナヨットクラブの30周年パーティーへ。関係車の方々にモスワールドへの協力を依頼して回りました。さっきまでぶっ飛んでいた海面を見下ろしながらのひとときは格別。いや〜葉山ってホント素晴らしいですね。さよなら、さよなら、さよなら。

まち探検

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IMG_2202子供たちが通う小学校の課外授業「まち探検」が我が社に訪問してきました。ここは何のお店なのか?どうしてここにお店を開いたのか?社名の由来は?など、真剣な表情でメモを取る子供たち。かわいいったらありゃしない。

近所にヨット屋さんがあるってのも葉山ならでは。せっかくこの町に生まれ育ったんだから、海に深く接してほしいなと思います。一人でもそんな気持ちになってくれたらオジサンはうれしいよ。

ちなみに大志は近所の交番を訪問して、天井の低さだけが印象に残ったそうですw

平井編集長が更新した日記を読んで爆笑してしまいました。見事に狙い通りの感想を持ってくれたから。ほんとそう、そうなんだよとモス乗りは共感できるはずです。

乗るぞと決めた前日は何度も何度もWindGuruを見て、Yahoo!天気もチェックして、夜は興奮して眠れないし、朝ご飯を食べながら気もそぞろ。葉山新港のライブカメラで海面と風速、そして誰が乗りに来てるかまで細かくチェック。

艤装が終わったらもう、ベタ凪の海面でも飛べるんじゃないかという希望的観測になって出てしまう。そして案の定飛べない。海面をのたうち回って、ヘロヘロになって帰着した頃にいい風が入る・・・よくある話です。

モスに乗り始めると、たとえ川だろうと溜め池だろうと、飛べるか飛べないかの判断をしてしまうクセがついてしまいます。「お、これなら飛べんじゃね?」とか「うーん、ギリ無理だな。あと1ノット!」とか「これで飛んだら25ノットは軽いな」とか。もう無垢な瞳で海を見ることは残念ながらできません。

Googleマップで、ここならフラットでいい風が吹くんじゃないか?と日本中を探索しちゃうのもありがち。本栖湖に通ってた頃は、たった30分飛ぶために5時間の移動も苦じゃありませんでした。

編集長、暖かくなったら一緒に本栖湖いきましょ。あそこで死ねるならモス乗りの本望です。葉山新港の防波堤で死ぬくらいなら、本栖湖の後藤ロックでフォイル折った方がマシですよw

Funky Burd

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USセーリングチームの代表選考が大詰めです。ボラがナクラでリードしているのは紹介しましたが、実は49erでもモス乗りのブラッド・ファンクがトレヴァー・バードとリオを目指していて、現在2番手につけています。

かつてのアメリカの代表選考といえば、国内選手だけで何レガッタも何十レースも重ねて決定する方式で有名でした。しかもどこよりも結果を残してたんです。それがこうして国際レースで、しかも経過を公開しながら選考するだなんて。

昨今のオリンピック代表選考は逆の傾向です。たとえば近年最もメダルを量産するイギリスやオーストラリアは、どこのレースが選考で、どういうポイント制になっているのかを公開しておらず、ある日突然、特定のクラスの代表が発表されるスタイルをとっています。

ハッキリとした選考基準が分からないので、かつての日本陸連のマラソン代表選考みたいに物議を醸すと思いがちですが、実はそうじゃありません。彼らは選手たちを守るために選考基準を秘密にしているんです。

なぜなら他国がメダル争いをするであろう選手を、国内選考で負けさせてしまうことが不可能ではないから。国際レースを選考レースにするとそのリスクがある。かつてのアメリカが国内レースで代表を決めていた理由の一つです。今も昔もメダルを量産する国はそこまで警戒しているということです。自分の浅はかさを思い知らされた気がするエピソードでした。

49erもFXもナクラも今週フロリダのクリアウォーターで開かれるワールドで代表が決まります。モス乗りとしてはボラとブラッドにぜひ頑張って欲しい!

Boys on a Moth

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おあつらえ向きの北風が吹く予報だったので、ずっとやってみたかった子供たちとのモス遊びを実行することに。結果、8歳の大志も5歳の晴人も初めてのフォイリングを堪能することができました。

動画をご覧になれば分かるように、一番喜んでいるのは明らかに父です。(その次に母)セーリング経験の浅い子供たちにとっては、心配したほどの恐怖もなく、それほどの驚きもなく、遊園地の乗り物に乗ってるような感じ。この子たちが大きくなる頃は、フォイリングがもっと当たり前になってるのかも知れませんね。

暖かくなったら我が家の女性陣にも飛んでもらいましょう。

ナクラ引き渡し

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IMG_6590ついに我がナクラを引き渡す日が来ました。和歌山の合宿でも頑張っていた、エス・ピー・ネットワークセーリングチーム所属の飯束潮吹くんが江の島で活動を開始します。

一緒にハルを組み上げ、マストを立てるまでレクチャー。1年半の活動で培った知識や経験を、時間をかけてでも彼に伝えたいと思っています。

まだパートナーが正式に決まっていないのが不安ではありますが、ここ江の島でオリンピックが開かれるんだから、きっと夢を一緒に実現させる相手が遠からず見つかるでしょう。頑張れよ、しぶき。

大阪出張

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再びモスワールドの打ち合わせで大阪へ。スポンサーから非常に力強いご支援と、同時に重要な宿題をいただき、身が引き締まる思いです。

ハワイで古谷さんとウイスキーを飲みながら思い立った葉山モスワールド。その小さなアイディアがどんどん人を巻き込んで、雪だるま式に大きくなっています。開催まで3ヶ月あまり。きっと日本のセーリング史を塗り替えるイベントになるはず。それほど強力なチームができあがりつつあります。

お楽しみはこれから。さらに忙しくなりそうです。

Mach2 #42

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国内42艇目、世界では585艇目のMach2が入荷したので成田へ。と、ハイエースで家を出て30秒後にパトカーに止められました。

「携帯見てたでしょ?」

「え!?」

もちろん誰かと喋ってた訳ではないし、単にポケットに入ってた携帯を走りながらホルダーにはめてただけです。見てたかと言われれば見てたけど、見なきゃホルダーにはめられないでしょうが!

などとひとしきりゴネてはみたんだけど、急いでるから早く行きたいし、もう面倒くさくなって素直に免許証提出。こういうときに中村匠ばりのゴネ力が欲しい。

っていうか、携帯見るのと据え置きのナビ見るのと何が違うのさ。ナビ見るのとメーター見るのと何が違うのさ。いまどきみんな携帯のナビ機能を使ってるけど、あれ見ちゃダメなんだったら存在意義なくないか?

成田に向かいながらそんな理屈があとからあとから湧いてきてまた悔しさがリバウンドしてきます。またゴールド免許が遠ざかってしまった・・・

IMG_6583成田に着いても通関は手間取るわ、搬出はなかなか出てこないわで、今回の42号艇は個人的にかなりの難産でした。そんな日もあるさ。清原よりはマシだw 酒飲んで忘れっぺ。

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