ついにこの週末にナクラが嫁にいきます。嫁入り前くらい綺麗にしてあげようと決めていたので、粉まみれになりながらナクラの化粧をしています。
一つ一つの傷に思い出があり、辛くも楽しい日々が蘇ってきます。次のオーナーたちともそんな日々を過ごしてくれ。ありがとうJPN-249。
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週末のストレスを解消するにはやっぱりこれ。気持ちのいい北風で海彦とペアトレーニングしちゃいました。
以前よりもマストをレーキさせることでスピードはかなり改善されました。テンションを増してリグが揺れなくなったのも大きな違いです。よく見ると風上と風下のシュラウドの長さがタック毎に変わるのが分かりますね。モスはアンヒールして走るので、こうして少しマストを風下にカンティングすることでパワーをつけることができます。いい効果も感じられるけど、タックジャイブがあまりに難しくなるので、この動画ぐらいの量が限界かな。
この難しいタックに慣れれば、カンティングを減らした時に簡単にフォイルタックが決まるようになるかも。モスのタックはいつまで経ってもホントに難しいです。もっともっと練習しなきゃだ。
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セーリングワールドカップ、マイアミ大会のメダルレースの模様を全クラス通しで見ることが出来ます。ホントつくづくいい時代ですね。僕はこれだけで何杯でもご飯おかわりできますよ。
風は少し物足りないけど、それでもトップ選手たちのバランスの取り方、マニューバリング、華麗な身のこなし、ひとつひとつが参考になります。49erではトラピーズアジャスターをつかんでガンネルに出て、そのまま片手でフックするんですね。しかもFXの女の子まで。力強いなぁ・・・
それと見てて感じるのが、誰も彼もほとんどみんなザイク。zhik zhik zhik zhik…. どんだけ愛されてるんだと。ザイクはお金払ってませんからね。それでこれだけみんなが着るんだから本物です。
オリンピックイヤーということもあって、よく見ると一部の選手はまだ市販前の製品を先駆けて着ているのも分かります。2016年もザイクはあっと驚く新製品を用意していますのでご期待ください。
それにしてもレーザーの優勝はロバート・シェイドですか、そうですか。僕と同じ42歳の彼は既にブラジル代表に選ばれていますが、セーリングだけでなく全競技のブラジル選手団の中で最年長らしいですよ。リアルレジェンド。もちろん彼もザイク。
モス乗り期待のボラちゃんは12位で終えました。アメリカ代表選をリードして、最終決戦のワールドに臨みます。頑張れ〜
終日ほとんど無風に終わってしまった日曜日の相模湾。風があれば午前中だけでも乗る気だったのに、それも叶わず。午後から江の島へ移動して、神奈川県連の海面調整会議に出席しました。
モスワールド期間中のレース海面を確保するというミッションは無事に済んだのですが・・・そのあと続いて開かれた東京オリンピック2020の説明会がとても残念な内容でした。
開始前から不穏な空気が漂っていたんです。会場狭しと集まったお歴々の中に、最初からけんか腰の方が含まれているのを感じました。難癖をつけるために集まっているのが顔に出ています。これは荒れそうだ・・・
最初に県の担当者の方々から、現在のオリンピック準備状況と計画についてご説明がありました。オリンピック本番では江の島ヨットハーバーのみならず、女性センター跡地、小田急ヨットクラブ敷地、駐車場など可能な限りのスペースをすべて使用しないと開催が不可能だということ。そのために本番前の1年から1年半の期間、既存のディンギー/クルーザーについては近隣の代替施設に移って活動していただきたいとのご説明。ただし、具体的な移動場所についてはまだ調整中とのことでした。
質問やご意見をとなるや否や、出るわ出るわ不満の数々。なんで最初から移動ありきなんだとか、利用者に相談してから手を挙げるべきだったんじゃないかとか、果てはオリンピックくらい現在の空きスペースでできないのかとか。耳を疑うような発言のオンパレード。聞いてるのが馬鹿馬鹿しくなって途中で退席してしまいました。
確かに不安があるのは分かります。代替地っていったって、ディンギー/クルーザーあわせて1,000艇を越えるわけですから近隣の施設ですべて受け入れられるとはとても思えません。自分のヨットがどこに移されるのか。そこでも活動ができるのか。管理はどうなのか。そこを危惧するのは当然でしょう。
ただ移動を拒否するとか、オリンピック誘致自体を否定するのは違うと思うんです。もともと50年前のオリンピックのために作ったヨットハーバーで、そのレガシーを使わせてもらって、ヨット遊びをしているに過ぎないわけですよ。なのにヨットを置いてやってるとか、ハーバーを使ってやってるという上から目線でしかものを言ってないんですよね。ひどい勘違い。よっぽど手を挙げてそう言ってやろうかと思いましたよ。
前に出て説明してくださっている担当者の方々は、一生懸命お仕事をされているだけで、何も責められることなんかないんです。言いたいことがあるなら行政ではなく、県議や県知事に言えばいい。
もっと建設的な意見が交わされるようになって欲しいものです。文句を言うばっかりでは何も前に進みません。現実的には代替施設を仮設でどこかに造るしか解決策がないように思います。既存のオーナーも満足できる代替地が見つかることを祈っています。
はぁ、ストレスのたまる日曜日でした。平日にスカッとするしかないなw
「君といれば、雨もダイヤさ。」
「あなた、どうしたの?」
「ちょっと指輪貸してごらん。」
「まぁ♡」
あまりにベタベタな演出のCMが懐かしいヴァンガード。2013年にあえなく生産中止となりましたが、貴重な3列シートのSUVとして中古車市場では人気が続いています。ヒッチメンバーを取り付け可能で、かつ6人乗り以上の車を探していた僕らには最適な選択肢。昨年末からディーラーを渡り歩いて、ようやくいい出物にあたり、即日契約しました。
外観はフルラッピングして雰囲気を変えようと企んでいます。もちろんヒッチメンバーも付けるので、まだ稼働には1ヶ月くらいかかるかな。
5年にわたり家族5人+和歌子を乗せてたくさんの思い出を残してくれたエディックスともそろそろお別れ。3人掛け*2列という我が家にはピッタリの楽しいクルマでした。次のクルマでもそんな楽しい思い出がたくさん作れますように。
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社員1号がブログを始めました。モスだけじゃなくクルージングやSUPなど「海の上の遊びを楽しむ」ことがテーマだそうです。確かに僕から見ても、彼ほどの遊びの達人は珍しい。これからの展開が楽しみですな。
早くも更新が途絶えがちなようなので、ここで紹介してプレッシャーを掛けてやりましょう。毎日ブログを書くのがいかに大変か思い知りやがれw
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3日目を迎えたセーリングワールドカップのマイアミ大会。やっぱり気になるナクラの成績なんですが、なんとアメリカのボラ・グラリ/ルイーザ・チャフィーが5レースを終えて3位につけてるじゃないですか!っていうか、ルイーザって誰だよ。またクルー変わったのか。
気になって調べたら、大会直前にクルーを変えたみたいで、まだ一緒に乗って2週間くらいだそうです。アメリカは既にオーフスで国枠を取っていて、オリンピック選考はこの大会と直後にクリアウォーターで開かれるナクラワールドの2大会。おいおいボラちゃん、リオ行けちゃうんじゃないの?
これまでモス乗りがナクラに挑戦しても全然イケてなかったところに、ついに希望の星が生まれました。全力で応援するぜボラちゃん。 ペア組んで2週間でオリンピック!実現したら間違いなく史上最短のオリンピックキャンペーンではなかろうかw
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うーん、敵わないな。お姉ちゃんのパイオツの話じゃないですよ?これほど自由で、手軽で、圧倒的なパフォーマンスを見せられたらカイトフォイルを認めざるを得ません。
引き波の無さからして、やっぱりカタマランのJフォイルよりTフォイルの方が断然効率がいいのが分かります。体重コントロールだけでハイトをコントロールしてるからフラップが無い分、余計に効率がいいですよね。
ストラットも1本だけで、ボードなんか単なる長方形だし。常に飛んでるから板なんか関係ねーw
マフィオリの新作ロープ、TD99をご紹介します。49erやFX、ナクラのための究極のジェネカーハリヤードとして開発されました。
TDとはテクノーラとダイニーマを混紡した外皮、そして99とはSK99という最強のダイニーマコアを意味します。テクノーラの耐熱、ダイニーマの耐摩擦、そしてSK99のローストレッチという贅沢な組み合わせ。重量わずか12.65g/m、それでいて破断強度は1200kg。
ハリヤードに特化しているため、潔く直径は4.5ミリのみ。ロンドン代表49erクルーの高橋選手に試しで使ってもらったら、あまりの素晴らしさに、すぐに追加で購入しに来てくれました。
高橋選手いわく、グリップがいいのでホイストもダウンも軽い!4.5mmという直径が絶妙。しかも全然キンクしないし、上げたハリヤードが荷重でマストトップから離れてしまうこともない。これまでで最高のハリヤードだとのこと。
こちらからお買い上げ頂けます。
確かにスキフやマルチハルはコンマ1秒でも速くジェネカーを上げたいし、ダウンの時はコンマ1秒でも長く張っていたいもの。ハリヤードを変えるだけでホイスト/ダウンの効率は劇的に変わります。素材から非常に贅沢なロープなので少々値は張りますが、テクノーラ/ダイニーマの外皮はポリエステルの外皮に比べてかなり長持ちします。5mmじゃ太いけど4mmじゃ細いなんて悩ましい場所にはもってこい。個人的にはモスのカニンガムで使ってみようと思っています。
国内81艇目のVSRになる東京大学ヨット部の疾風 II号を八景島マリーナにてお引き渡し。先日の九州大学に続いて旧帝国大学への納艇になります。モデルはF-10です。
470とスナイプの各クラスでVSRを所有するのは早稲田大学に続き2校目。さすが日本の最高学府に籍を置く学生たちは練習効率を上げる方法を良く分かっていますね。素晴らしい。
彼らの管理能力の高さを期せずして感じさせられたのが1艇目の状態の良さです。納艇から7年が経ち、エンジンは既に4,500時間も回しているというのに、大きなトラブルもなく、艇体もチューブもまだ新品同様にキレイでした。きちんとマニュアルどおりにオイル交換をして、小さな問題が出た時に早めに対処してきた成果でしょう。そしてそれを次の代にしっかり引き継いでいる。
特にオイル交換は極めて重要です。船外機は自動車のエンジンよりも高回転でエンジンブロックに大きな負荷がかかります。船外機の100時間は自動車の1万キロに相当するとも言われています。少なくとも100時間毎に必ずオイルを交換してください。
オイル交換作業は手間も費用も大したことありません。その2,000円が100万円のエンジンを守ります。どうかみなさんお忘れなく。