IMG_6645このタイミングで最新のアイソタック2レースジャケットやシーブーツ700といった新商品も入荷。さらにラインナップが充実しました。

アイソタック2とアロシェルサロペットは本物です。軽くて柔らかくて、ホント何も着てないみたい。これはゲームチェンジャーだわ。スゴイ。

ブログや通販でいくら言葉を並べてもこの良さは伝え切れません。ぜひ触って、試着して、僕のこの興奮を共感しに来てください。週末はぜひパシフィコ横浜へ。ザイクブースでお待ちしています。

変革のとき

カテゴリー SAILING

ボートショー初日は怒濤のように過ぎ去りました。おかげ様で平日にも関わらずたくさんのご来場をいただき、ザイクの品質の高さを感じてもらえたと思います。残り3日間、気合い入れていきます。

今年からカタマランに艇種変更したワールドマッチレースツアーは、フリーマントルの最高のシーブリーズに恵まれてエキサイティングなレースが展開されたようです。

ただ正直言って、なんで中途半端にM32を採用したのか謎です。このフネはエクストリーム40と同じスウェーデンのマーストロム製。だからやっぱりデザインが古くさい。でっかいトーネード感が否めませんw エクストリームがGC32になってしまい、その損失をこのWMRTで取り返したというところでしょうか。

そもそもジブが無いってどうなんだと。ただでさえタックロスが大きいのに、ジブが無くっちゃ走り出さないでしょうよ。迷走してるなぁ。

それでもこれまでのWMRTで活躍してきた選手たちは、果敢にこのM32に挑戦しています。マッチレーサーたちにとっての究極の目標であるアメリカスカップがフォイリングカタマランになった以上、いつまでも目を逸らしていられないというのが実情でしょう。

おそらくこの流れを認めたくない人もたくさんいると思います。こんなのマッチレースじゃない。こんなのヨットレースじゃない。

確かにそうかも知れません。これまでの尺度で見れば間違っているのかも知れません。これは新しいヨットレースであり、新しいマッチレースと捉えるべきなんでしょう。まだヨチヨチ歩きの危なっかしい足取りですが、やっている本人たちにとっては、もう戻れない魅力を持っている。だからこの流れはどんどん加速しているんです。

そしてそれは見る側にとっても同じです。前回のACの最終マッチなどを見てしまったら、もう7-8ノットのマッチレースには戻れません。フォイリングはセーリングを永遠に変えたと言われる由縁です。

日本はその流れに決して乗り遅れてないんですよ。現在モス協会員は約50名。おそらく世界で4番目に多いはず。GC32も走ってるし、フライングファントムも入ってくる予定です。変革をピンチと捉えるかチャンスと捉えるかの違いで、僕は日本のセーリング界にとって千載一遇のチャンスだと思ってます。

IMG_6643明日開催のジャパンインターナショナルボートショー2016。既報の通り、初めてザイクを出展します。今日はその搬入と設営作業でした。

明日3日から6日まで、ブースはパシフィコ横浜会場D-4。レーザーや470が飾ってある向かいになります。ちょうど出口の前なので、必ずみなさんが通るはず。素通りは許しませんよw

出展内容はキールボートのウェアに特化しています。なかでも注目は超軽量のアイソタック2。そしてアロシェルサロペット。驚異の新素材をぜひ体感してください。2016年のカタログもなんとか間に合ったのでお渡しできます。

アイソタック2の販売開始に伴い、従来のアイソタックについてはボートショー特別価格にて販売いたします。お見逃し無く。みなさんのご来場を心よりお待ちしています!(チケットがまだ残っていますので、電話をもらえれば入口までチケットお渡しします)

Youth AC 2017

カテゴリー SAILING

レッドブルユースアメリカスカップのレース公示が発表されました。開催時期は2017年6月。フネは現在ワールドシリーズで使われている、ワンデザインのAC45F。場所もAC本番と同じバミューダ。各ACチームから1チームずつのエントリーを受付、その他に最大10チームが選抜され、16チームの乗り回しで行われるようです。

前回のユースACで優勝したエミレーツ・チームニュージーランドのヘルムスマン、ピーター・バーリングは現在シニアチームの正ヘルムスマンになりました。この大会で活躍すればそのまま世界のトップシーンに華々しくデビューできる道筋が見えています。

年齢制限は19歳から25歳まで。前回は指をくわえてみるだけだったこのユースACですが、今回は日本から参加チームを出そうという本格的な動きがあります。これほどのチャンスがあるでしょうか?若くて体力があってセーリングスキルに長けた選手には、輝かしい未来が待っている!

とかく昔は良かったと懐古される傾向のヨット界ですが、全然そんなことない。オリンピックは地元で開かれるわ、アメリカスカップにも挑戦できるわ。いまの世代のセーラーが史上最も恵まれてるじゃないですか?うらやましいぜ、若い衆。

ACワールドシリーズ2016の初戦、オマーンラウンドが終わりました。総合優勝はランドローバーBAR。ポーツマスラウンド以来の美酒に酔ったようです。

動画を見ても分かる通り、期間中のオマーンは微風に終始し、全体的に迫力に欠けるバトルでした。番狂わせが起きてもおかしくないように思えますが、終わってみればエミレーツ、オラクル、BARの3チームが残りの3チームに更に点差を広げる結果に。

ソフトバンクチームジャパンは残念な5位。このままではジリ貧です。思い切ってクリスに舵を代わるなんて選択肢はないのかな?

恐ろしい青年

カテゴリー SAILING

アルゼンチン470ワールドが閉幕。女子はフランスが初優勝。男子はクロアチアのシメ・ファンテラ/イゴール・マレニッチが7年ぶり2度目の優勝を果たしました。

彼らが前回ワールドを制したのが2009年のデンマーク大会。以後ベルチャーの6連覇が続き、7連覇を阻止したのは7年ぶりの彼らだったという訳です。僕はかつて恐ろしい少年と評して、彼らに賛辞を贈りました。あれから十余年の月日を経て、ついにオリンピックイヤーのワールドで勝つまでになったとは感慨深い・・・

勝った彼らは見事でしたが、それにしてもひどい海面でしたね。選手、関係者の方々お疲れさまでした。リオのレース海面では人の手が見つかったなんて話もあるから、まだ水草の方がましかも知れませんよw

若き才能たち

カテゴリー SAILING

IMG_0036急な呼びかけにも関わらず、九州や関西からの参加も含めて9名の若き才能たちがモスワールドのトライアウトに集まってくれました。写真の前に座っている3名が合格者たちです。

彼らには開口一番ハッキリとこう伝えました。「これは試乗会ではなく選考会だ。ただ直線を飛べる程度では合格させられない。貪欲にトライする姿勢も含めて判断する。」

いざ海に出てみたら、さすが選りすぐりのタレントたち。何もアドバイスしなくてもヒョイヒョイと次から次に飛びまくります。思わずこっちも嬉しくなっちゃう。うひょーっ、でもこれで喜んでちゃダメなんだよーw

厳正な選考の結果、八山慎司、矢野伸一郎、辻アンナの3名を合格としました。3名とも末恐ろしい才能を持っています。5月までみっちりトレーニングを積んで、ぜひその若い感性でモスワールドを体験して欲しい。きっとかけがえのない財産になることでしょう。

残念ながら選に漏れた選手たちも、甲乙つけ難い才能を見せてくれました。今日の経験を糧にして、それぞれのフィールドで活躍してくれることを、そしてまたチャンスがあればモスに挑んでくれることを期待しています。

このトライアウトの模様は4月5日発売の舵誌に掲載予定です。ご期待ください。

She wants to fly…

カテゴリー BUSINESS

シースケープ24の動画が初公開されました。24ノットの風の中でもバランスよく、変な振動やヘルムもなくキレイに走ったそうです。こりゃまた血が騒ぎますな・・・

アルゼンチンのサン・イシドロで開かれている470世界選手権。映像を見るとビックリするほど、良く分かんない草がたくさん浮いてますね。なにこれ?こんなとこでワールドやってんの?地雷原じゃんすか。

影響があるのかないのか、いつもの上位陣に覇気がない感じがします。もちろん最終的には力のある選手が勝つんだろうけど、さすがにこれは気の毒だなぁ・・・チャンピオンシップとして相応しい場所なのかと。オリンピックイヤーの世界選手権だっていうのに。

それでもベルチャーは勝つのか?7連覇なるのか?ここからの追い上げに注目です。

Personal Best

カテゴリー SAILING

IMG_6633再びお声掛けをいただき、GC32マンマユートチームの練習に参加してきました。

今日はいい風吹いてて、アップウインドもずっと飛びまくり。ダウンウインドは10秒平均でも35ノット越えで、ピークは36.3ノット!

モスの32ノットを越えて、わがセーリング人生の新記録です。これをモスで越えるのは大変だw

今回の合宿からチームにコーチが付いているのですが、どっかで見たことあるなと思ったら、なんとデンマークのフィジオの待合室で落ち込んでる僕を励ましてくれたウルグアイのコーチ!まさかこんなところでまた会えるとは・・・

彼はコーチだけじゃなくGC32のデザイナーでもあるそうで、知りたかったことをたくさん教えてくれました。こんなチャンスを与えてくれた亀井オーナー、ありがとうございました。またぜひ誘ってください。

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