2012年8月17日。葉山新港。ついに国内初のシースケープ18が進水しました。天気は快晴。南から気持良いサーマルが入ってきて、ジェネカーアップ!爽快この上なし!こんなに呆れるほど手軽で簡単に楽しめるなら、セーリングはもっと普及するはずです。
1984年にアップルが初めてマッキントッシュを発表したときのキャッチフレーズ、「The computer for the rest of us」をご存じでしょうか?当時コンピュータはまだ金額的にも技術的にも高嶺の花で、企業や研究所が使うものでしかありませんでした。
アップルがマッキントッシュで目指したのは、コンピュータのスキルを問わず、年齢を問わず、性別を問わず、経済的な背景を問わず、誰にでも扱えるパーソナルなコンピュータでした。そんな理想は、到底叶わないだろうと鼻で笑われていましたが、いまやパソコンの普及率は国内で90パーセントを超えています。未来を変えると信じる力が、本当に未来を変えたのです。
ヨットの現状って、まさに当時のコンピュータと同じじゃありませんか?初期費用は高い、維持費も高い、クルーは揃わないし、乗りこなすのは難しいし、準備や片づけは面倒くさいし・・・セーリングはこれらの困難を克服できる一部の人だけのものです。
シースケープが目指すのは、そうじゃない、残された僕らのためのセールボート。「The sailboat for the rest of us」一般家庭がファミリーカーを購入する値段で、普通にファミリーボートを買える時代。自宅の庭にボートを保管して、週末家族で海に出るのが当たり前な社会。僕は実現可能だと信じています。このフネはきっとそのきっかけになるはずです。















成田で嫁さんと合流して、ロンドン行きの搭乗待ちです。出発前に目的を失ってしまい、いまさらキャンセルもできず、途方に暮れております。