アドレナリン!

カテゴリー SAILING

アメリカのボラ・グラリが公開した動画。これを見て面白そうと思える人はあまりいないでしょうねw

GC32やAC45Sで30ノット後半も経験しましたが、モスの30ノットとはまったく体感スピードが違います。体感スピードはフネの大きさに反比例するからです。

たとえAC50が50ノット出したとしても、秒速25mということは、1秒間に2艇身以下。でもモスで30ノット出すと、秒速15mということは1秒間におよそ5艇身。すべてが早回しの世界で、呼吸すら困難になります。

海面に叩きつけられたり、シュラウドに突っ込んだり、散々な目にあいながらも辞められないのはもう麻薬と一緒。あなた、モス辞めますか?それとも人間辞めますか?

報国寺

カテゴリー PRIVATE

今回のボートショー出展のために来日してくれたシースケープ社CEOのアンドラシュ・ミヘリン。スロベニアでは著名なオーシャンレーサーでもあり、その経験はシースケープの各モデルにも大きく反映されています。

今日はそのアンドラシュの滞在最終日。葉山・逗子・鎌倉を巡りながらいろんな話をしました。驚くほどよく喋る男なので、終日一緒にいると正直言って疲れますw でもこんな素敵な縁をくれたスロベニアは、やっぱり僕にとってかけがえのない宝の国です。

日本をとても気に入ってくれて、次はぜひ家族で来たいとのこと。そう思ってくれたなら、僕のミッションは達成です。ふ〜、やっとボートショーが終わった!

BELUGA進水

カテゴリー BUSINESS

広島県セーリング連盟から、先々月に納艇したVSR5.8Cが無事に進水したとのお知らせをいただきました。おめでとうございます!

一昨年のORCA(シャチ)に続き、白イルカの「BELUGA」と名付けられました。淡いアイスブルーのチューブは、僕の知る限り世界でこのベルーガだけです。

広島・観音マリーナでは2018年10月に、日本初、そしてアジア初開催のハンザワールド開催を控えています。障害者セーリングのこの大会では殊の外、迅速で完全な救助体制が不可欠です。ベルーガがその一助となり、選手たちの安全を守ってくれることを祈っています。

怒濤の4日間が終わりました。初めてのザイク・シースケープのダブル出展で、どちらも大変多くのご来客をいただき、従業員一同心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

今後ザイクについては、会員の方々に新商品てんこ盛りの2017カタログをお届けします。シースケープ24については、4月15日と16日に葉山で試乗会を開催する予定です。連絡先をいただいた方々には、天気予報を見ながらスケジュール調整のご連絡をいたします。

また今回のボートショー出展の顛末については、KAZI誌5月号(4月5日発売)でも詳しく取りあげられます。どうぞお楽しみに。

事前搬入から数えて6日目。しかも明日はまだ搬出が残っていて、まだパシフィコ通いは続きます・・・

THINNAIR

カテゴリー SAILING

開催中のRYAディンギーショーで、現ヨーロッパチャンピオンのマイク・レノンが新しいモス「THINNAIR」を公開しました。

7年続いたMach2の王座を奪い、葉山ワールドでEXOCETが表彰台を独占したものの、極端に供給が限られたEXOCETは新艇をオーダーしても5年待ちというのが現状です。ハイドセールから独立してレノンセールを立ち上げ、モスと国際14で大きなシェアを築くに至ったマイクですが、その勢いでついにモスを作ってしまいました。果たしてその走りはどうなのか?

最大の特徴は低いバウデッキから繋がるカウルで、空気抵抗を極力抑えたデザインです。ここから更にマストスタンプを下げ、ACやAキャットのようなデッキスイープ型のセールを準備しているそうです。

空気抵抗がどれだけスピードに影響するのか、正直言って懐疑的だったのですが、もしいまのモスが完全なデッキスイープを実現したら、そのエンドプレート効果は絶大で、20-30%の空気抵抗削減に繋がるとのこと。その計算が正しいとすれば、差は絶大です。デッキスイープは間違いなく今後のトレンドになるでしょう。

このTHINNAIRのデザインは真のデッキスイープを実現するために不可欠なバウ形状を持っています。ひょっとすると一気に世代交替となるかも知れません。ほんの1-2年で曲がってないブームがいなくなったように、勢力図が塗り変わってしまうのでしょうか。すべては7月のガルダワールドで答えが出ることでしょう。僕もいまは全然乗れてないけど、ガルダまでにはできる限り戦闘力を上げたフネを作り上げて見せますよ。

3月1日に「日本オーシャンレーサー協会」JORAが一般社団法人として登記されました。昨年10月にチーム貴帆の北田さんと一献を交わして以来、この協会の立ち上げに少しだけ関わってきたので、ようやくの船出に安堵しています。

公式サイトにもある通り、JORAは世界の海を舞台に、ソロ及びダブルハンドでオーシャンレースに挑戦しようとするセーラーを支援するコミュニティです。特に以下の3点をミッションとして掲げています。

  1. 若い日本人セーラーの挑戦を積極的に支援する。
  2. 日本のオーシャンセーラーの裾野を広げていく。
  3. 国内外における日本セーリング界の認知度向上。

立ち上げの段階で、僕はギアアドバイザーとしてメンバーに加えていただいていますが、それだけで満足できる男ならヨット馬鹿の称号はいただけません。ヨットを始めた高校生の頃から、いつかは外洋レースに出てみたいと夢見ていたので、千載一遇のチャンスと見てロリアンに飛び、貴帆のトレーニングに混ぜていただいたのでした。

協会が立ち上がったのでようやく公開します。北田さんとダブルハンドで、5月にスタートするノルマンディーチャネルレースに挑戦することになりました!

ノルマンディーチャネルレースとは、英仏海峡を舞台にワイト島、ランズエンド、タスカーロック、ファストネットロック等のポイントを周り、スタート地点のフランス・カーンに戻る約1,000マイルのレースです。乗るのはもちろん、クラス40、JPN-146「貴帆」。

これまで28年ヨットを続けて、180マイルのパールレースが最長航海というのは、僕の大きなコンプレックスでした。いきなり1,000マイルというのは無謀かも知れません。でも僕で無謀なら若いセーラーの誰が挑戦できるんだ?JORAのミッションを果たすためにも、先兵として前線に立ってやろうじゃないか。そんな勢いで決心した次第です。

まずは今月、2回に分けて渡仏し、オーバーナイトのトレーニングを積みます。後半にはワールドセーリング主催のサバイバル講習も受講しなければいけません。レースのスタートは5月14日。北大西洋の荒波を越え、いっぱしの海の男になって帰ってこれるように頑張ります。応援よろしくお願いします。

いよいよジャパンボートショー2017が開幕しました。あいにくの雨模様にも関わらずたくさんのご来場をいただき、ただただ感謝です。ありがとうございます。

何名かに聞かれましたが、会場にウェットスーツなどディンギー系のギアは持っていってません。それでもアイソタックやアロシェル、そして届いたばかりの新作ゼフレックス、カイアマX、パーシャなど盛り沢山の展示になっています。ザイクの進化をぜひその目でお確かめください。

そしてシースケープ24も常に人だかりが絶えない大きな反響をいただいています。入り口の正面にドンと聳える、会場で唯一のパフォーマンスクルーザーです。こちらもどうぞお見逃し無く。

怒濤の初日を終え、明日は花の金曜日。午後8時まで特別延長の一日です。仕事帰りにボートショー!パシフィコ横浜でお待ちしています。

さぁ昨日に引き続き、今日はザイクの搬入です。最近パシフィコ横浜で過ごす時間が長いなぁ・・・

サクッと3時間ほどでお洒落なブースが完成しました。手伝ってくれたバイト君に感謝です。今回のショーでは遠く長崎から山口祥世、そしてスロベニアからアンドラシュ・ミヘリンも手伝いに来てくれます。かつてない豪華布陣で4日間の戦いに挑みます!

今年のボートショーはパシフィコ横浜全館を使い、しかも3日の金曜日は午後8時まで開催しています。シースケープは会場入り口正面、ザイクはそこから左に20mくらいのブースです。ぜひご家族ご友人お誘い合わせの上、遊びにいらしてください。お待ちしています!

事前搬入

カテゴリー BUSINESS

いよいよ今日はシースケープ24をボートショー会場に搬入する日。船検を終えたばかりの2号艇のマストを倒し、トレーラーでパシフィコ横浜まで。

いつもは前日の搬入ですが、今回はクレーンも使うので、会場がまだ空いている2日前の搬入が許可されました。ヤンマーやヤマハの大型艇がずらりと並ぶ会場奥とは対照的に、手前の小型艇ゾーンはガラガラ。こんなに広々とスペースを使えるなんて夢のようです。

この日のために用意した手作りのクレードルにフネを乗せ、手作りのAフレームでマストを立て、無事に搬入完了!よく頑張りました。今日の搬入作業の模様はKAZI誌5月号、雪之さやかさんのお仕事訪問コーナーで紹介されます。お楽しみに。

そして会社に戻ったら大量のカタログが届いてました。段ボール48箱・・・でも苦労した甲斐あって最高にクールなカタログができ上がりましたよ!オンラインショップ会員の方々、楽しみに待っていてください。もちろんボートショー会場でも配ります。さぁ明日はザイクの搬入だ!

カテゴリー SAILING

ついにソフトバンクチームジャパンの新艇がお披露目されましたね。その名も「光」。

KAZI誌にも書きましたが、僕は今回のソフトバンクチーム、堂々たる優勝候補の一角と見ています。少なくとも45Sでの走りはどこにも引けを取らない完成度の高さでした。3ヶ月後に世界をあっと言わせられるかどうかは、残り僅かな期間の追い込みに懸かっています。ソフトバンク対オラクルのACが見たいぞ!

ところでどこか日本の放送局は中継してくれるのかな?解説の仕事でバミューダに行けるかと目論んでいたんだけど、全然そんな話が聞こえてこないんだよなぁ・・・

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