シースケープの正しい楽しみ方。いや、セーリングの正しい楽しみ方かな。ビーチングができると遊び方が広がります。あぁまたクロアチア行きたくなってきたw
社員1号は春になったら夫婦で瀬戸内海を巡るそうです。いいね!
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シースケープの正しい楽しみ方。いや、セーリングの正しい楽しみ方かな。ビーチングができると遊び方が広がります。あぁまたクロアチア行きたくなってきたw
社員1号は春になったら夫婦で瀬戸内海を巡るそうです。いいね!
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宣言通り、マストスタンプもフロントウイングも切っちゃいました。
モスって自由だなぁ。なんだか楽しくなってきた。よし、次はプロッダーも切るぞ。
キタキタキタ。ヴァンデグローブ最終盤で、2位のアレックスがデイラン536マイルの新記録。トップとの差を73マイルまで詰めてきました。まさにラストスパート!
残航900マイルと僅かですが、画像が示すように正面にカームがあり、北上して大きく弧を描くコース取りが必要になります。船足が止まるとしたらトップを行くアルメルが先。たまらんなぁ、気が気じゃないでしょうね。
アレックスにとって朗報なのは、残りはスターボだということ。クジラにぶつかって損傷したフォイルとは反対なので、フルスロットルで走ることができます。このままアルメルが逃げ切るか?アレックスが差すか?勝負は残り2日ほど。片時も目が離せないバトルが続きます。
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ヴァンデグローブは先頭2艇が全航程の90%を終え、いよいよクライマックスが近づいてきました。ケープホーンまでは怒濤のハイペースで推移してきましたが、大西洋に入ってから微風に悩まされ、だいぶペースが落ちています。
それでも前回優勝のフランソワ・ガバーの持つ78日ペースよりも4日ほど早く、フィニッシュまであと1週間といったところ。恐らく74日ほどでレ・サーブル・ドロンヌに到着するのではないでしょうか。
一時は2位との差を800マイルまで伸ばして独走していたバンクポピュレールVIIIでしたが、赤道無風帯(ドルドラム)で一気に差を詰められ、現在もまたカームに捕まって苦しんでいます。まだ120マイルのリードはありますが、時間にすれば半日もないのできっと気が気じゃないでしょう。残りはフィニッシュまで不眠不休になるのではないかと思われます。
追いかけるヒューゴボスにとって、このカームは恵みかも知れません。僕の目にはバンクポピュレールが守りに入ったコース取りをしているように見えます。ヒューゴボスが距離や位置取りよりも風を重視して北上すれば逆転のチャンスがあるのでは?
残り1,700マイル。最後の最後まで目が離せません!
カテゴリー PRIVATE
2015年5月にFBで話題になったLilyというドローンをご存知でしょうか?こいつです。
なんといっても操縦しなくていいというのが画期的でした。ぽんと放り投げれば設定した高さと距離であとを追いかけながら撮影してくれます。設定次第で先行したりぐるっと一回りしたり。しかも防水なので、これでモスを追いかけたり、シースケープをぐるっと一周させたりと夢が広がったのです。499ドルと価格も手頃だったので即ポチしました。
でも開発に手間取ってるとかで半年経っても1年経ってもなかなか発売されません。忘れかけてたところ今日メールで正式にプロジェクトの頓挫を発表してきました。ガーーーン……orz….会社は倒産。集めたお金は返金しますよだって。ホントかよ〜。
やっぱり怪しいキックスターターみたいな金集めはリスクありますね。観念してGoProのKarmaかな。
また先日とは別のOPが入院しています。波で相手に乗り上げたのか、ガンネルがパックリと80センチくらい開いちゃいました。
OPの販売を開始して10年以上が経過しましたが、初期に販売したフネもまだまだ全然問題なく使えます。このフネも初回ロットで10年落ち。もう4代目のオーナーだそうですが、全日本や選考レースで活躍しています。ちなみに昨年の全日本OPで優勝したJPN-3115も同じ初回ロットです。売った側にとってこれほど嬉しいことはありません。
ガンネルを接着し、損傷のひどい箇所は削り取って積層。大丈夫です。きっと綺麗さっぱり直るはず。
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休むことを知らないザイクの開発チームから、いくつかの新商品が届いているのでご紹介します。まずはカイアマコート。
ウェイティング用に開発されたこのコート最大の特徴は、表裏とも防水だということ。ビショビショのウェットの上に羽織っても水が染みて重くなったりしません。厚手のインサレーションで冷気をシャットアウトし、体温低下を防ぎます。
最近ディンギーやウインドのレースの合間にジャケットを羽織る選手がどんどん増えてきました。レース中は集中してるし動きも激しいので寒さを感じにくいものですが、フィニッシュ後にはどうしても冷えを感じやすい。これまでほとんどの選手が通常のカッパを羽織っていました。でもカッパは内側がビショビショに濡れることを想定していないし、厚みが無いので冷気も遮断しきれません。
そこでこのカイアマコートです。厚みの割に非常に軽いのは、それもそのはず。通常のカイアマジャケットではアウターにしか使わないファブリックを贅沢にインナー全体にも使用し、表裏完全防水となっています。出艇前のリギン時や、着岸後の解装時にもサッと羽織れるので使い勝手は通常のカッパより格段に上。どんなにびしょ濡れでも、どんなに雨やスプレーを外からかぶっても、サラッとドライでぽかぽか暖かい夢のようなウエイティングコートです。色は黒のみ。メンズレディース共用。38,900円。
次にPFDの新作、P2です。ザイク創業以来PFDは色のバリエーションこそ増えましたが、ずっと仕様は変わりませんでした。13年目にしてついに進化したバージョンのPFDが登場です。
最大の特徴はよりカラダにフィットする3Dカットです。これまでのPFDよりタイト目ですが、3Dカットで動きに追随するため、より動きやすくなっています。背面は特に薄いので、ブームをくぐる時のひっかかりも防ぎます。
インナーはメッシュで通気性をアップ。また胸ポケットと脊椎には別売りのプロテクションパッドを入れることもできます。49er等のハイパフォーマンススキフやフォイリングボートに乗るエクストリームセーラーにおすすめです。色は黒のみ。メンズレディース共用(サイズはきつめです)。17,900円。
そして最後はまだ発売前ですが、今年の目玉商品になるであろう革命的なミドルレイヤーをご紹介します。その名もゼフレックス!
ベースレイヤーやアウターレイヤーには各社とも力を注いでいますが、これまでミドルレイヤーにはそれほどの革命が起きていませんでした。ミドルレイヤーといえばフリースというのが一般的。そんな状況を一変するのがこのゼフレックスです。
防水透湿のシェルにナノレベルの金属をコーティング。この層が体温の輻射熱を反射します。そして外の冷気は厚いインサレーションによる空気層によってシャットアウト。
実は空気ほど優れた断熱材はありません。ダウンやフリースが暖かいのも、空気の層を保つからです。しかしダウンやフリースでは強風吹きすさぶデッキ上では物理的な厚みが圧力に負けてしまい、充分な空気層を確保することができずに断熱効果が落ちてしまうのです。
ゼフレックスはこの問題を、垂直方向に繊維を走らせた特殊なインサレーションで解決しました。強風下でも厚みを維持し、たとえ体重で凹んでもすぐにもとの厚みに戻ります。外気は入れず、中の熱も逃がさず、かといって蒸気だけは逃がすので、厳冬期だけでなく春先や秋口の雨や曇りの日など幅広いコンディションでお使いいただけます。
ザイクはこのゼフレックスの開発に膨大な時間と費用を投じてきました。4年ほど前にブライアンが日本にやって来たのも、実はこのゼフレックスのためで、しかもその時点で2年ほど経過していました。作ったサンプルの数も、取得したパテントの数も相当なものです。ついにこうして日の目を見る日が来たんだなぁ・・・
そして僕はこのゼフレックスを、寒さが厳しいことで有名なオフショアレースに出場して実際に試してみる予定です。どのレースかは近日中に発表しますので、もう暫くお待ちください。
これらの新商品はすべて、3月のボートショーで出展いたします。その場での購入も可能です。他にも強力な新商品が目白押し。2017年のザイクにも是非ご期待ください。
宮崎アカデミー2日目。ピーカン晴れの清々しい青空の下、高校生たちは元気に海に出ていきます。ベタベタのフレフレからガツンと風が入り、MAXは25ノットくらいの最高の風の中で密度の濃い練習が出来ました。
やはり九州の高校生たちは基礎レベルが高い。これまでのどのアカデミーよりも、技術的なアドバイスに時間を割きました。もちろんまだ突っ込みどころは満載なのですが、指導者も生徒も基本的な取り組み方から真剣度が高い。だから速くなるんですね。素晴らしい。
個人的には、やはり母校の後輩たちと触れ合えたのが嬉しかったです。普段まったく何も貢献していないので、少しだけ恩返しができて良かった。いがぐり頭の初々しいジュニアユースセーラーたちは日本セーリング界の宝です。今回受講した生徒たちの中から、世界に羽ばたくセーラーが生まれることを切に願っています。
疲れたけど、懐かしさに満ちた、なかなか得難い週末でした。さぁ愛する家族の元に帰ろう。