悲しい色やね

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11月に2度も福岡に行ったので、今年は帰省しないでおこうかとも考えましたが、どうしても恒例の餅つきに参加したくて、2泊5日の強行軍で帰ることにしました。福岡県連の岡村理事長にまたもワガママを聞いていただき、この帰省ラッシュの真っ最中にフェリーの予約をねじ込んでもらったのです。

20時大阪南港発のフェリーなので、余裕を見て11時に葉山を出発。いきなり横浜町田から30分ほど渋滞に捕まりましたが、昼食も取らずに車内でパンを頬張りながら走って、なんとか15時半に刈谷まで辿り着きました。

img_7988ここまで来たらもうだいぶ安心と横綱ラーメンを食べ、ゴーカートに乗りたいと騒ぐ子豚どもを「わんぱくパイロット」で妥協させ、よし再出発だ。

でもここからが地獄でした。東名阪が四日市あたりで1時間ほど混んでるとみて、みえ川越から下道におりたら大失敗。下もみっちり混んでて2時間近くかかってしまい、ようやく亀山インターまでついたらもう17時半を回っています。もう一刻の猶予もありません。名阪国道か新名神か迷いましたが、Yahoo!カーナビもGoogleマップも勧めるので名阪国道を選択。ところが五ヶ谷のあたりで思いっきり事故渋滞を食らい、ようやくこれを抜けた時にはもう19時を過ぎてるじゃないか!

本格的にヤバイ。しかも出発時間を確かめたら20時発じゃなくて19時50分だし!この10分の差が痛い!!フェリー会社に電話で状況を伝えながら、阪神高速をぶっ飛ばし、ようやく大阪南港フェリーターミナルに着いたのは19時48分・・・さすがに出航2分前では乗れず、タッチの差でフェリーは離岸してしまいました。せめてあと3分早ければ・・・霧笛がむなしく響きます。

わんぱくパイロットに乗らなければ良かったと涙ぐむ子供たち。気の毒なことをしました。つくづく2016年は「乗れない年」です。ドーハで乗り継げなかったり、ヘルシンキでやらかしたり。それにしてもまさか大阪まで9時間もかかるとは想定外でした・・・

かくなる上は、もう九州まで走るしかありません。そう、ここはまだゴールじゃないのさ。気合いを入れ直して再スタートだぜ!と走り続け、午前2時過ぎには関門海峡を渡り、目的地手前のPAにて車中泊。フェリーなんぞぶち抜いてやったわ!ハッハッハ!もういい加減こんな無茶は卒業したいぜ!

OP大手術

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10年前に販売したOPのマストステップに不具合が出てしまい、大手術を敢行しました。症状はステップのどこからか海水がしみ込んで土台が膨らんでしまい、ステップが前後に動かなくなるというもの。悪いところはもうズバッと取り去ってしまいましょう。

最近愛用しているミスミの通販は、欲しい板材を材質から選べて、自由な寸法と厚みで切り出してくれて、フライス加工や面取までしてくれます。今回は5ミリ厚のアルミをすぐに使える寸法で取り寄せて1,500円ほど。ホームセンターや金物屋を巡るよりもよっぽど楽で正確です。便利な時代になりましたね。

以前も書きましたが、修理については専門業者ではありませんので、時間も余計にかかるし、仕上がりも「それなり」だと自覚しています。でも長く大事に乗ってくれているフネには、精魂込めてその思いに応えたい。喜ぶ選手の顔が見られるなら、FRPやカーボンの粉塵に塗れるのも苦ではありません。一生懸命に修理してくれたと伝われば、これからもずっと大事に乗ってくれるはずですから。

5月のワールド直前にマストを切ったのは記憶に新しいところですが、今日はブームをズバンと切りました。ズバンと。なんか気持ちいいw

なんでブームを切るのか?それはブームを切って曲げると、レーキを倒してもくぐりやすいからという単純な理由です。いつかやらなきゃと思いながら半年以上経ち、ようやく重い腰を上げました。

切るのは簡単だけど、このあとが大変なんです。Mach2のブームはテーパー形状なので、中に入れるスリーブもテーパーじゃないとダメで、そのためのモールドから作らなければなりません。切ったブームを好みの角度に曲げてテープで固定し、周りをFRPで固めました。これを半分に割ってモールドにします。

このあとはブームの厚み分を増し積層し、そこからカーボンでスリーブを作成。できあがったらそのスリーブを接着してブームを繋ぎ、外からカーボンを巻く予定です。そのあとはマストスタンプもズバンと切るのだ。もう切って切って切りまくるのだ!

仕事納め

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img_7973全日本420とFJは風に恵まれて予定された全レースを消化。内容も充実した素晴らしい大会になったそうで喜ばしい限りです。貸し出していたチャーター艇を回収し、2016年の仕事納めとなりました。いやー、今年もよく働き、よく遊んだ!

リオ五輪の年も終わり、いよいよ来年からは相模湾が世界のディンギーシーンの中心になります。世界のセーラーたちにこの素晴らしいセーリング環境を知ってもらうチャンスであると同時に、日本の方々にこの素晴らしいスポーツについて深く知ってもらうチャンスでもあります。自分たちに何ができるのか。一番役立つことを良く考えて行動しないといけません。

会社の業務は平たく言えば輸入販売業ですが、僕はセーリングの楽しさを伝える伝道師でありたい。フネやウェアの販売はもちろん、クリニックやコーチングだったり、コラムや解説の仕事を通じてでも、一貫して伝えたいのはセーリングの楽しさです。そしてこの国のセーリングをもっと賑やかに、もっと楽しくしたい。今年はモスワールドという一つの大きな役割を終えたので、来年はまた新たなチャレンジの年にしようと思います。

未完の大器

カテゴリー PRIVATE

img_7966ここ数日、ハルトが熱心に取り組んでいた大作。ストーリーは良く分かりませんが、これだけ書き切っただけでも偉いもんです。「兄弟よ」「兄さん」などのセリフがとても微笑ましいw

そんな末っ子も来春にはランドセル背負って1年生。ようやく子育て第一段階の終わりが見えました。早く大きくなって欲しいような、このまま止まってて欲しいような不思議な気持ちです。

オラクルチームUSAの感動的なムービー。主役は先日バミューダでモスを貸してくれたアンドリュー・キャンベルです。

世界を股にかけるプロセーラーたちは、自分の子供たちと過ごす時間が少ないのが共通の悩みです。その貴重な時間をどう過ごすか。そして自分の仕事を子供たちにどう理解してもらうかに心を砕いています。

僕も好きなことを仕事にしているので、父親の仕事について子供たちがどう受け止めているのか心配になることがあります。アンドリューのようにオリンピックに出場してACセーラーになってもなお、似たような悩みがあるんですね。少しホッとしました。

彼は子供たちに向けたメッセージの最後に、何か好きなことを見つけて、それに没頭して欲しいと言っています。僕も本当にそう思います。別にセーリングじゃなくてもいい。もちろんセーリングならなおいいけど。とにかく何か夢中になれるものを見つけて、それに没頭して欲しい。きっとそれが一番幸せな人生だから。

モス忘年会

カテゴリー PRIVATE

img_7955モス協会の忘年会へ。今年はいつもの安居酒屋でなく、ちょっと小洒落たフレンチです!

来年のモスワールドは7月21日から30日まで、イタリアのレイクガルダで開催されます。間違いなく史上最大規模の大会になるだろうと言われていて、エントリーは150、いや200を越えるのではと。

しかもその翌日、31日から8月5日まで、対岸のカンピオーネでワスプのレースも開催されるらしい。なんと賑やかなことで。

ガルダまでにフネとカラダの戦闘力を上げるぞ。やるったらやるのだ。

SAILFAST-4

カテゴリー BUSINESS

img_7950弊社所有のVSR第4号。今度は5.8Rです。今日はこの5.8RとF-10の2艇を運ぶために東京湾をグルッと一周してきました。明日から若洲で開催される全日本420・FJでいきなりチャーターデビューになります。

4号艇とはいえ1号艇が嫁に出たので、これで5.8C、5.8R、そしてF-10の3艇が揃いました。しばらくはこの3艇体制でチャーター事業を回していきます。置き場さえあるならもっと増やしたいんですが、これがなかなか・・・

コラムニスト?

カテゴリー PRIVATE

来月5日発売のKAZI誌2月号に、AC福岡ワールドシリーズについてのコラムが掲載されています。バミューダでウンウン唸りながら書いてました。そして更にその次の3月号では、バミューダ出張の経験をもとにAC観戦ガイドのような企画を掲載してもらう予定です。

できれば全国の書店もしくはアマゾンでポチッとしてやってください。よろしくお願いします!(しかし最近、ホント何が本業なんだか・・・)

img_7947久しぶりに肉体労働の日。遥々ポーランドから420とOPを積んだコンテナが届いたので、社員バイト総出でデバン作業に勤しみました。

ちょうどクリスマスに間に合うように届いたので、OPっ子たちにとって最高のクリスマスプレゼントになるんじゃないでしょうか?特にこの赤いブルーマジックなんかオシャレ!きっと喜んでもらえることでしょう。

10艇オーダーしたOPは、コンテナ輸送中に続々と買い手がついていき、今日の時点で既に6艇は成約済み。しかも今日このタイミングで「OPの在庫ありますか?」というお問い合わせが来るという偶然も。「いま入荷しました!」と叫んじゃいましたよ。

という訳で残りはもう僅かですが、まだブルーブルー、ブルーマジック共に在庫があります。新年を新艇で迎えるなんていかがでしょうか?

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