新たな目標

カテゴリー SAILING

あまりに長い一日でした。レース委員会は初日ノーレースの分を取り返すために、先発スタート組を9時スタートに変更。運悪くこの組に入ってしまい、5時半起床で7時にはマリーナに行きました。そして8時に出艇したのですが、スタート海面に到着すると同時に強烈なガストが入って、ハーバーバックの指示。僕らは一度沈した時にメインセールのボルトロープが抜けかかってしまい、まともに走ることができず30分ほどかけてなんとか帰着しました。朝からびしょ濡れになったのに、まだ何も始まっていません・・・

風が収まるまで陸上待機し、再度海に出たのはお昼過ぎでした。パッタリと弱まった風の中で1レース消化し、またハーバーバック。後発組が2レースするあいだ陸上待機し、夕方に本日3度目の出艇。最終レースは午後6時半スタート。精も根も尽き果てました。

本日の成績は18-21で、総合43位。惜しくも上位40艇のゴールドフリートを逃しました。悔しいけどこれが実力です。むしろナクラに乗って3週間の僕らがここまで戦えたことに感謝しなければいけません。後ろに30艇近くいるなんて、ウェイマスよりも劇的な進歩といえるでしょう。

IMG_4601明日からはシルバーフリートで戦うことになります。すでに僕らは気持ちを切り替え、シルバーフリート優勝を目指し、とてもポジティブな状態です。いまの実力でゴールドフリートに入れていたとしても、後ろを走るばかりで全然ヨットレースにならず、多くを学べなかったかも知れません。もしシルバーで優勝できたなら、9月のワールドではきっとゴールドに入れるでしょう。予選通過は叶わなかったけど、新たな目標に向かって残り3日間、ベストを尽くします。

Stay upright!

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20140709-午前053608-20168403.jpg予報通りの北西風が吹きつける中、予選3レースが行われました。僕らのスコアは27-18-20で現在44位。ゴールドフリート40艇の当落線上にいます。2レース目と3レース目でスピンハリのトラブルを出してしまい、数艇ずつ抜かれてもったいないことをしました。悔しいけどこれもいい経験です。さっそく予防策のショックコードを付けたのでもう解消されるはずです。

今日は20ノットオーバーのコンディションで3レースして、一度も沈をしませんでした。ウェイマスのメダルレースで3度も沈をしたことを考えれば、大きな成長といえるでしょう。周りは結構バタバタとひっくり返っていましたが、まだこれくらいなら余裕が持てています。

っていうか、正直言ってこの初日を迎えるまで、ビリッケツなんじゃないかとすごく不安でした。だって間違いなく全艇の中で最も経験が少ないから。でもどうやら真ん中くらいは走れて、「お前ら何しに来たの?」っていう存在になることは避けられそうです。3日目の明日が予選最終日。今日よりもっと吹くらしいですが、望むところです。サバイバルこそ我が領域。ナクラ程度のスピードで恐怖を感じる男じゃないのだよ。いくぜゴールドフリート!

長い一日

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IMG_4593ナクラヨーロピアン初日。夜半から降り出した雨が断続的に続き、風もほとんどまともに吹かない一日でした。

予選は2グループに分かれ、スタート時間がずらされています。僕らは幸いにも今日は後発組だったので、マリーナに行くのもゆっくりだったし、無駄にウェットに着替えることもなく過ごせました。先発組は海に出たあとに土砂降りの雨に降られたり、陸に戻ってもずっとその格好で待たされたりで、たまらなく長い一日だったと思います。結局午後6時に本日のレースは行わないと発表されました。

Guru様によると、明日からずっとオフショアの強風が吹き続けるそうです。今日はいい休養になりました。さぁ明日からズバズバかっ飛びまっせ!

勇気ある撤退

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出国してからずっとノンストップで移動、準備、練習と続けてきたので、午前中は買い出しに行って、買い物でストレスを発散しました。買ったのは日焼け止めだったりシャンプーだったり他愛もないものですが、こんなことでも少しは息抜きになるものです。

IMG_4589マリーナに行くと20ノットをゆうに越える強風が吹いています。それでも意気揚々と出艇していく周りの空気に乗り、ウェットに着替えて、さぁ浮かべようかしていました。コーチのマークがそのときスッと表れ、「今日は辞めた方がいい」とのアドバイス。「うん、分かったw」

そう、内心わかってました。このコンディションはまだムリです。フネや身体を壊したら、明日からのレースが台無しになっちゃうし。すぐにフネを戻し、ウェットのままコーチボートで海へ。すると名のある選手たちでもバタバタと沈して、メインを下ろして帰着しているじゃないですか。ウェイマスで走りまくってたイギリス陣もタジタジになっています。

それでも10艇ほどでトライアルレースは行われました。トップで上マークを回ったオーストラリアのダレン・バンドック/ニーナ・カーティスの上手さ!なんだあれ、まるで微風のような落ち着きと安定で、涼しげに走り抜けていきます。他のフネとはまったく余裕が違う。さすがはトルネード時代からの大ベテラン。極めればあんなに簡単に見えるものなのか。

あぁまたいいもの見させていただきました。目指すべきレベルをはっきりとイメージする。やっぱりレースは直接自分の目で見ないといけません。成績や動画を見るだけならインターネットで充分です。でもその場にいないと感じられないものは必ずあるし、簡単に人と共有できるものでもない。こうして得たイメージを少しずつ自分なりに再現するんです。

乗らなかったけど、いい練習でした。いよいよ明日から予選シリーズが始まります。ナクラ17ヨーロッパ選手権2014は、参加総数73艇。まずは半分の予選通過を目標に予選3日間を戦います。

計測終了

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昨日とは打って変わって、ピーカン晴れで15ノットの心地よいシーブリーズが吹いています。最初はドイツチームと2ボートトレーニングをしていたのですが、マークを打って回り出した頃からどんどん他の選手が参加してきて、あっという間に20艇以上のフリートレースに様変わりしました。こんなに沢山のナクラを見るのは初めて!

肝心の僕らの走りは、残念ながら今日は全然ダメでした。普段気持ちよく走ってる角度では走らせてもらえないし、ここの海面は特に波が悪いので、すぐに失速して両ハルが海面についてしまったり、逆にオーバーヒールし過ぎたりで、まったく走りでついていけません。覚悟はしていたけど、やはり世界の壁は高そうです。

そんな苦しい中でも、揉まれているうちにタックジャイブの移動が早くなったり、人のやり方を見て盗んだり、今日も充実した練習を終えることができました。夕方には初めての計測も終えて、いよいよ明日はプラクティスレース、明後日から本番が始まります。WindGuruによると期間中は風に恵まれそうです。

meajurment

練習2日目。ここグランド=モットは地中海にドンと開けた海岸線になっていて、オンショアの風だと日本で言う江の島のような波が立ちます。ウェイマスでしかナクラに乗ったことがない僕らにとって、未体験ゾーンのビッグウェーブです。乗るしかない、このビッグウェーブに!

ほとんどの選手が出艇を見合わせるコンディションの中、果敢にも出てみたのですが、なるほどこいつは大変だ。カタマランは波に弱い。バウが刺さるわ飛んでいくわでコントロールが大変。その肝はとにかくステアリングにあり、適切な角度に向け続けないと悲惨な結末が待っています。今日も一度だけ、ド派手で華麗な沈をしましたw

でも少しずつ走らせ方にも慣れてきて、終盤はだいぶ余裕を持てるように。よし、今日も少し限界が広がったぞ。毎日少しずつでも限界を広げ、新しい発見を積み重ねていくことが大事です。素晴らしい練習でした。

germany vs france夜はドイツチームの部屋に招かれ、一緒にW杯の準々決勝、ドイツ対フランスを観戦。コーチのマークと僕らは母国が敗退しているのでドイツを応援し、その甲斐もあってか見事1-0で勝ち残りました。いやー良かった。負けてたらムッチャ空気悪くなっただろうし。でも、ここフランスなんだよなw

練習初日

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20140704-午前083352-30832160.jpgナクラヨーロピアンの現地練習初日。まずはマストを立て、ハリヤードやシートを通し直します。カニンガムのエンドレスを作り直したり、トラピーズのショックコードの取り回しを変えたり、ナクラってホントに整備するところが多くて、結構大変なんです。

それでもなんとか午後3時過ぎにはすべての作業を終えて、短いながらも練習に出ることができました。ウェイマスから移動してきたことを思えば、地中海でのセーリングはそれだけで達成感があります。うれしい!

コーチのマークとも合流。明日からは本格的にドイツチームとペアトレーニングを開始します。

朝6時に出発してひたすら南下し、17時に目的地に到着しました。ここは南フランス、モンペリエにほど近いリゾートタウン、ラ・グランド=モットです。

会場は既に多くのナクラ17で賑わっており、7日からのヨーロッパ選手権では73艇で覇を争うことになります。セールフォーゴールドの10艇とは大違いですw

明日からはコーチのマーク、そして今回のトレーニングパートナーであるドイツチームと合流します。9月のワールドまで、このヨーロピアンが唯一の大きなイベントなので、多くの収穫を持って帰れるよう、毎日を大切に過ごしたいと思います。

日本の翼

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今回もモスを機内預けで運びました。これは恐らく世界で唯一、日本航空だけが受け入れてくれるサービスだと思います。羽田でもヒースローでも、地上係員の方々が非常に親切に対応してくださいました。僕たちのように手軽に海外遠征している選手は世界中のどこにもいません。すべて日本航空のおかげです。

そしてなんと、僕らの乗ったJL043便の機長は、葉山ジュニアのパパ友でもある田原さん!わざわざ僕らの日程に合わせてシフトを組んでくださったのです。ありがとうございました。とても快適なフライトでした。

2艇のモスをカートップし、ポーツマスにて一泊。明けた今朝一番で、モスワールドの開催地、ヘイリングアイランドにモスを降ろしました。そしてすぐにウェイマスへ移動して今度はナクラを牽引。返す刀でドーバーに向かってユーロトンネルを渡り、サン=カンタンまで南下したところで本日はタイムアップとなりました。

明朝から一気に地中海沿岸まで下り、目的地ラ・グランド=モットには夕刻到着予定です。

遠征第二弾

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怒涛の日本滞在期間を終え、いまから再び渡欧します。まずはロンドンまで。

このわずか2週間でW杯の日本代表は残念ながら敗退しました。ここからは我々が日本を背負って戦いますw

いってきます!

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