函館発10時の飛行機に乗って13時に葉山に到着し、14時には相模湾を飛んでました。我ながらお見事。
江の島沖では全日本470が史上最多の113艇のエントリーを集めて開催されていました。3年後のこの時期に、この場所でオリンピックが開催されるとあって、大変な盛り上がりようです。
そんな盛り上がりに水を差すようなことは言いたくないのですが、開会式の映像で選手たちが地べたに座っているのを見てガッカリしました。せっかくステージが用意されているんだから、登壇してスピーチすればいいだけのこと。もし選手たちが立ったままだと疲れてしまうと危惧しているなら、それはスピーチが長過ぎるんです。
これまで世界中でいろんな国際大会に参加してきましたが、式典で地べたに座らされた経験はただの一度もありません。今大会も看板こそ全日本ですが、メダリストや世界チャンピオンが多く参加する国際レースです。学校の運動会じゃないんだから、地べたに座らせるのは止めて欲しい!座らせるなら椅子を用意するべきです。
その場にいない部外者のくせにと言われるかも知れません。ひょっとしたらやむを得ない理由があったのかも知れません。でも日本の当たり前は世界の当たり前ではないんです。特に式典に関しては日本はかなり特異だと言うことを自覚するべきです。今後も2020まで国際大会が多く開催されますが、アスリートファーストの精神をもって、世界中の選手たちに喜んでもらえる大会、式典になることを切に願っています。手伝えることがあれば喜んでお手伝いします。