Athlete First

カテゴリー SAILING

函館発10時の飛行機に乗って13時に葉山に到着し、14時には相模湾を飛んでました。我ながらお見事。

江の島沖では全日本470が史上最多の113艇のエントリーを集めて開催されていました。3年後のこの時期に、この場所でオリンピックが開催されるとあって、大変な盛り上がりようです。

そんな盛り上がりに水を差すようなことは言いたくないのですが、開会式の映像で選手たちが地べたに座っているのを見てガッカリしました。せっかくステージが用意されているんだから、登壇してスピーチすればいいだけのこと。もし選手たちが立ったままだと疲れてしまうと危惧しているなら、それはスピーチが長過ぎるんです。

これまで世界中でいろんな国際大会に参加してきましたが、式典で地べたに座らされた経験はただの一度もありません。今大会も看板こそ全日本ですが、メダリストや世界チャンピオンが多く参加する国際レースです。学校の運動会じゃないんだから、地べたに座らせるのは止めて欲しい!座らせるなら椅子を用意するべきです。

その場にいない部外者のくせにと言われるかも知れません。ひょっとしたらやむを得ない理由があったのかも知れません。でも日本の当たり前は世界の当たり前ではないんです。特に式典に関しては日本はかなり特異だと言うことを自覚するべきです。今後も2020まで国際大会が多く開催されますが、アスリートファーストの精神をもって、世界中の選手たちに喜んでもらえる大会、式典になることを切に願っています。手伝えることがあれば喜んでお手伝いします。

函館ナイト

カテゴリー PRIVATE

レサーブル・オルタ往復、回航、そしてファストネットレースと2ヶ月に及ぶ航海を終えて、北田さんがフランスから帰国しました。いつも関東に来ていただいてばかりなので、最終の飛行機で函館へ。

極上の寿司に舌鼓を打ちながら、ノルマンディー以降のレースの話を聞かせてもらいました。北田さんは既に今シーズン5,000マイル以上走っていながら、更に次なる壮大な計画を練っています。ホント貴方は究極のYBですよw おつかれさまでした。またぜひご一緒させてください。

VSR #98&99!

カテゴリー BUSINESS

国内98艇目と99艇目のVSRが上陸しました。ブルーの5.8Cはナクラ17キャンペーンを立ち上げたチームへ。そして真っ白い5.8RはJSAFのオリンピック強化委員会へ!

これだけ多くの方々に愛されるボートになったことを誇りに思います。VSRはスロベニア製ですが、同社が創業間もない頃からずっと営業を頑張ってきたので、日本の魂も注入されていると言っても過言ではありません。

この12年間、何十回スロベニアに出張したか、何十万キロ走り回ってきたか、何千本の電話をかけてきたか、何万通のEメールを書いてきたか。99艇も販売したディーラーは、我々をおいて世界のどこにもいないのです!

栄光の100艇目も既にコンテナ船に積まれて日本に向かっています。これからも世界一のコーチボートの、世界一のディーラーであり続けますよ。目指すはあくまで日本一ではなく、世界一です。

残念なナクラ

カテゴリー SAILING

ナクラヨーロッパから、これまでに出荷されたフォイリングナクラ17に対して全艇リコールが発表されました。内容はダガーケースのボトム側のベアリングの交換です。

まだ出荷されて間もないフォイリングナクラですが、既に複数の艇で風上のダガーボードが折れる問題が発生。荷重のかかるベアリングの風上側に肉厚が足りないことが原因と判明したそうです。

ACボートやGC32で採用されている、ローテーション式のベアリングを早急に製作し、既存のオーナーの元に届けるとのことですが、最大の問題は世界選手権が3週間後に迫っていること。しかも各オーナーには、対応するまでセーリングを禁止しています。

選手たちはたまったもんじゃないですよ。既に何ヶ月も前から飛行機や宿は予約しているのに、日程通りに大会が行われるのか分からないし、いつ練習再開できるのかもハッキリしない。しかもベアリングを交換しても、ダガーボードがこれまでの蓄積でいつ折れるか分からないという不安を抱えたままです。僕だったらもう発狂してるはず。

ナクラは時間をかけてすべてのダガーボードも交換すると言っています。常識的に考えて、今年の世界選手権は延期せざるを得ないんじゃないでしょうか。ただしその場合は選手たちに振りかかるキャンセル料の補償も必要になってきます。行くも地獄、戻るも地獄。

安全重視の観点から言えば、この真摯なリコール対応自体は評価されるべきです。しかしオリンピッククラスとしての採用は拙速だったと言わざるを得ません。派手なフォイリングボートを一刻も早く取り入れたいばかりに、開発途中のままナクラをフォイラーに変更してしまったワールドセーリングの責任も大きいと思います。

僕が思うにベアリング交換よりも最大の問題点は、フォイリングしてもあまり速くないことじゃないかな。事実、中風のコンディションで旧来のCフォイルのナクラに負けるシーンが多いらしい。まだ乗り手が慣れてないだけの問題だったらいいんだけど・・・

もう離れたとはいえ、ナクラの動向はとても気になります。どうか早く問題が収束していい方向に進んでいって欲しい。オリンピック本番まで3年を切ってるんだから。

残念な夏休み

カテゴリー PRIVATE

最後の休みだというのに、とどめの土砂降りです。ちょっと雨降り過ぎでしょ、今年の夏。んも〜こうなったら、今日はボーリングじゃ〜w

こうも雨が続いたら、ろくな風も吹かないし、せっかく世界中からトップセーラーたちが集まって来てるのに、江の島は全然ダメだって噂が立っちゃいそうです。お願いだからスカッと夏らしく晴れて欲しい。ガツッと20ノット位のシーブリーズ!戻ってきておくれ〜

せっかくのお盆休みだというのに、天気が悪くて残念な一日。よーし、こんな日はもう、日帰り温泉でリフレッシュじゃ〜!

最近は近場ばっかりですが、それでも家族全員で過ごす時間はとても幸せです。いつまでこうして一緒に過ごしてくれるのかなぁ。

にこにこ保育園仲間たちとBBQへ。朝6時から場所取りに行き、テントを立てたらプシュッとな。くぅ〜たまんねぇ。

しかし11時からスタートって、それまで我々は何をすればいいんだ?う〜ん。とりあえずもう1本・・・ふ〜・・・

あ、いい風吹いてきた。飛べそうじゃん。ムラムラムラ・・・ご、ごめん、オレちょっと中抜けして飛んできていいかな?

めっちゃ調子良い!速いし動作もバシバシ決まって絶好調じゃないすか。ビール3本が好調の原因か?沖から飛びながらBBQ会場に現われ、さらに1本ビールを空けちゃいましたw

その後も宴は延々と続き、岩塩プレートで牛タンを焼いたり、どでかいA5黒毛和牛の塊が出てきたりで大興奮。いったいどれだけ飲んだのやらもう記憶にございません。大変美味しゅうございました。ごっそさんでーす。

家族全員で葉山新港へ。VSRとOPとワスプに分乗して、真夏にしては珍しい穏やかな北風を楽しみました。

大志はまず凛子と2人乗りでOPを初体験。しばらく遊ばせたら、凛子を下ろして一人乗りにもチャレンジしましたが、思いのほかリラックスして上手に走らせてました。さすが我が息子!ほっほっほ。

兄が乗ってるのを見ると、弟もやりたがるものです。晴人は嫁さんと2人乗りでドヤ顔セーリングw そして凛子はお目当てのワスプで2度目のフォイリング。さすが我が娘!ほっほっほ。

家族全員でセーリングを楽しめる日がやってくるなんて感無量です。全員でフォイリングも夢じゃないなw

おかえり!

カテゴリー SAILING

愛艇がイタリアから帰ってきたので、早速艤装して葉山新港に戻しました。ガルダワールドの最後の感覚をまだ覚えているうちに、練習を再開しなくては。バミューダへの戦いはもう始まっているのです!

こんなに手軽な遠征ができたのは初めてでした。JP山九グローバルロジスティクスさん、藤田さん、どうもありがとうございました!

ついにこの男の去就が発表されました。ピーター・バーリングはチームブルネルの一員としてボルボオーシャンレースに挑みます。パートナーのブレアがマフレに乗ると発表されてから、じゃあピーターはその間どうするんだろう?という疑問がようやく解けました。

先日のガルダワールドも直前にエントリーしてきて、現地でフネをチャーターして、Tシャツ短パンでひょいっと乗り込んでの準優勝ですからね。笑うしかないw ホントこいつだけは化物です。オリンピックでスキフを制し、ACとモスでフォイラーを制し、残るはオーシャンレースだけということか。

ブルネルにはオラクルのウイングトリマー、カイル・ラングフォードも乗るそうです。噂ではニュージーランドのジョー・アレーも?オーバーナイトの経験すらあまり無さそうなディンギー乗りがどんどんボルボのチームに引っ張られていますね。僕もどこか引っ張ってくれないかな。あ、貴帆が引っ張ってくれてるか!

その貴帆は日本時間の今朝6時過ぎ、無事にプリマスのフィニッシュラインを切りました。参加26艇中の12位は大健闘と言えるでしょう。おつかれさまでした!みなさんドヤ顔で帰ってきてください。

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