葉山の海

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葉山に移住して12年が経ちますが、来た当時に比べて明らかに海がキレイになっていると感じます。湘南エリアの海を専門に撮影されている葉山ドローンさんの動画を見てください。

まるでどこか離島の海のようじゃありませんか?最近は夏でも葉山新港の底が見えるくらい透明度が上がっています。セーラーの一人として海がキレイになることは単純に嬉しいものです。

きっとこれは数十年に渡る環境保全活動の成果なんじゃないでしょうか。たとえば90年代に大きく話題になったオゾンホール。極地を中心にオゾン層が破壊され、紫外線が透過してしまうと危惧されていました。しかし原因であるフロンガスの使用を国際的に禁止したことでオゾンホールは徐々に縮小していて、今世紀末までには消滅するといわれています。

車のエンジンや工場の排気などの環境基準が厳しくなったことで、「光化学スモッグ」も死語になりました。人間が破壊してしまった自然環境は、人間の努力で取り戻すこともできるんですね。こうして海や空がキレイになったと実感できれば、これからも努力を継続しようと思えるものです。

昨年のモスワールドでも、海外の選手たちが相模湾の美しさに驚いていました。イメージと違うって。2020年に向けて世界中のセーラーが集まってくるこの相模湾の美しさを、どんどんアピールしていきましょう。

新生くれなゐ号

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半年ぶりに愛艇にマストを立てました。最後に乗ったのが去年の10月18日なので、ホントに半年ぶりです。なんでこんなに時間がかかったかというと・・・

  1. バウスプリットを装着した
  2. マストスタンプを65mmカットした
  3. ブームを12度曲げた
  4. フロントウイングのバーも曲げた
  5. バングの倍率を36:1に増やした
  6. カニンガムを12:1(ブームの中)に変更
  7. セールとマストを新調
  8. ステーをSK99のダイニーマに変更

バミューダで感じた不甲斐なさをガルダで繰り返さないためにも、手がつけられるところは徹底してやってみました。これだけ一気に手をつけると、もうまるで別のフネですね。あとはこの新しいセッティングに合わせてプロッダー(スプレッダー)を作り直せば完成です。

バカと呼ぶなら呼んでくだせえ。モスの世界で勝とうと思ったら、この程度ではまだまだ足りないくらい。海に出るのが待ち遠しいぜ。

Seascape challenge

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今年も社員1号がシースケープチャレンジに旅立ちました。日本からの参加は2艇と昨年より倍増!2チームとも18をチャーターして67マイルのコースタルレースに挑戦します。

しかも1チームは現役の大学生チームです。ぜひ一生忘れられない思い出を作って欲しい。この時期のクロアチアは、まさにクルージング天国ですからね。ぜひ楽しんできてください。留守番社長はたまには仕事しまっせ。

24試乗会

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大荒れの土曜日から一夜明け、気持ちのいい青空とそよ風が戻ってきました。待ちに待ったシースケープ24の試乗会です。

総勢6組、のべ20名の方に軽やかな走り、イージーなハンドリングを体験していただきました。

シースケープの販売を開始した5年前からずっと、こんな楽しいフネを増やしたいと願い続けています。イージーで、肩の力の抜けたスポーツボート。恰好良くて、本気で走ったら結構速いけど、あえてそれを前面に出さないところがいいんです。

偶然ではありますが、1号艇2号艇のオーナーはどちらも元学連セーラーの方でした。社会人になり、しばらく海から離れるときがあっても、少し余裕ができた時にこうして海に戻ってきていただけた。その手助けができたことはまさに、願ったり叶ったりです。

難しいことは抜きにして、単純にセーリングを楽しみたい方。海と風のある生活を取り戻したい方。そういう方にはシースケープがピタッとハマるはずです。

延期になってしまった方々には、またリスケジュールして開催したいと考えています。もう暫くお時間をください。よろしくお願いします。

お久しぶりね

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ようやく、ようやくモスの整備を再開しました。あまりにいろんなことに手を付けてしまっているので、まだまだ先は長いけど、1歩踏み出すことが大事ですからね。とにかく少しずつでも前に進もう。遅くとも連休までには乗れるようにしたいなぁ・・・

THE RIDE

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葉山に新しいセーリングショップが開店します。その名も「THE RIDE」森戸海岸から歩いてわずか10秒ほどの好立地です。

古くから関東の学生セーラーご用達のマリンショップ、海洋サービスさんが立ち上げた新店舗です。ハーケンとザイクを中心に、ライトユーザーからコアなファンまで満足できる品揃えになっています。店員さんも現役セーラーなので色々と相談に乗ってくれるでしょう。葉山に御越しの際はぜひお立ち寄りください!弊社と違って日曜日も開いてますw

アルテミスが絶好調です。エミレーツを除く5チームでの練習レースで無敗の9連勝。

速いっすね。かなりキテます。ソフトバンクもいい走りしてるけど、いまのところまだチャレンジャーを勝ち抜くには安定感が足りないようです。たまにフォイルが激しくストールしてるのが気になります。

あの狭いグレートサウンドで、30ノット40ノットで走るとなると、直線を伸ばせるのはせいぜい1分かそこら。スピードも大事だけど、マニューバリングの安定感が勝負の肝になるでしょう。前回のACもオラクルのロールタックが後半の大きな武器になってましたからね。

残り6週間でどれだけ他チームを抜け駆けできるか。そして注目のエミレーツはどれくらい速いのか?バミューダから目が離せません。

あぁぁ血がたぎる。もう何ヶ月モス乗ってないんだろう?今月こそ改造を終えて練習しようと思ってたのに全然進んでない。そろそろ冬眠から覚めないと!

ガルダワールドのエントリーは現在218艇!さらに日本からのエントリーも一人増えそうです。負けないように頑張らなきゃ。

トリマラン?

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ボルボオーシャンレースの運営本部から、5月18日に重大な発表があるとアナウンスがありました。その案内に掲載されたこの画像を見れば、もう完全にネタバレじゃないかw

完全ワンデザインのVOLVO 65は今回まで。次回からはマルチハル、それもトリマランが採用されることを暗示しています。既に実績のあるMOD 70が採用されるのか、もしくは完全に新しいデザインが発表されるのか。いずれにしろ1973年から続く伝統のモノハル世界一周レースは、今回を最後にマルチハルに移行することになりそうです。

個人的にはボックスルールにして、デザイン勝負の要素を残して欲しいなぁと思います。特にフォイル。どうせマルチハルになったら、これまでのように数分差の接戦にはなりませんからね。その代わりマルチハルなら一気の大逆転も起こり得るでしょう。

セーリングメディアでの取りあげられ方や、エントリー数の推移からも、ワンデザイン化の失敗は明らかです。レグを細かく分け過ぎたり、インポートレースで勝敗が決まったり、首をかしげる変更は他にもあります。スポンサーを喜ばせるためだとは思いますが、それでレースがつまらなくなったら元も子もないわけで・・・

5月18日に何が発表されるのか。セーリング界の未来を左右する重大発表に注目しましょう。

KAZU impression

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KAZI誌にシースケープ24を取材していただきました。ライターはおなじみの西村一広さん。期待したほどの風は吹きませんでしたが、それでもスルスルと滑るような走りを堪能していただけたと思います。菅原オーナー、ご協力ありがとうございました。

いつの発売号に掲載されるかは未定なので、分かり次第ここで告知します。お楽しみに。

それと週末の試乗会ですが、大荒れの予報のため15日土曜日はとりやめとします。15日に予定されていた方は、16日に変更するか、また日を改めて開催しますのでご了承下さい。よろしくお願いします。

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