国内90艇目と91艇目のVSRが入荷しました。さっそく木更津のセントラルさんへ運んでエンジンを搭載していただきます。
今回からジョッキーシートのクッションと背もたれが黒くなり、耐久性が上がりました。クッションも少し固めで座り心地がすごくいい！これはポイント高いです。この5.8Rは我が社のチャーターボートとして来シーズンから活躍することになります。
もう1艇はすごくキレイなチューブカラーなのですが、すでに陽が暮れてしまったのでまたの機会にお披露目しましょう。松尾さん、ナイスチョイスでしたよ！
11月
28
再びAC関係の収録で大阪へ飛んでいます。最近自分の本業が何なのか良く分からなくなってきました。
アメリカスカップが日本に来た、そしてそのレースの模様が地上波で流れたというインパクトは想像以上に大きいようです。フォイリングという単語で検索している人が急増し、なぜかウチの社員のブログにアクセスが殺到したとも聞きますw
せっかくのチャンスなのでセーリングの認知度を上げるために一丸となりましょう。まずはみなさん、下記の日程で放送されるAC福岡ワールドシリーズの特別番組をご鑑賞ください。いま最もセーリングに力を入れてくださっている、ガオラ（CS）での放送です。
11月30日(水) 19:00 ～ 20:30
12月6日(火) 21:30 ～ 23:00
12月14日(水) 17:30 ～ 19:00
こんなにセーリングで視聴率が取れるのかとなれば、来年のバミューダ本大会の放映も夢ではありません！この波を一過性のもので終わらせないために、周りのセーラー、そしてノンセーラーも巻き込んで盛り上げましょう。ご協力よろしくお願いします。
11月
27
先日の全日本OPで突然覚醒した娘、凛子の練習に半日おつきあい。風は北のそよそよでしたが、成長ぶりは明らかでした。
一番の違いは海の上で考えてセーリングするようになったこと。スタート前でもレース中でも、「こうしたい」という意思が見えるようになりました。ブローを取りに行ってシフトに合わせてタックしてるんですよ、一丁前に。いや〜驚いたな。
もちろん突っ込みどころはたくさんあります。決してまだ上手ではありません。ただ、こういう取り組み方になると上手くなるんです。これまでたくさんの子供たちを見てきたので分かります。
ヨットを始めて3年半。ようやく誰かの操り人形ではなく、自分の意思を持ってセーリングし出しました。ここから先はどんどん楽しくなるはず。僕はとにかく彼女が感じている楽しい部分を伸ばしてあげたい。ただそれだけです。親バカですか？ええ、YB改めOBとでも呼んでください。
11月
26
Beautiful night
カテゴリー PRIVATE
お昼まで店番をして、午後は大急ぎで葉山新港へ。久しぶりのモスで相模湾を縦横無尽に飛び回りました。やっぱり最高に気持ちいい！ここのところ人のフォイリングを見てばかりだったので、いいストレス解消になりましたw
夜はちょっとお洒落して、家族全員で新宿へ。安藤家のホームパーティーにお呼ばれしました。いつもダンディーな千博さんと、語学堪能で面倒見のいい奥さんのロージー。モスワールドでも大変お世話になりました。
いまは2人のお子さんが家を巣立ち、少し寂しくなってしまったお二人を見ていると、そんな日もそう遠くないんだなと感じざるを得ません。つくづくいまこの瞬間を大事にしないといけないと感じさせられます。
ほのぼのとした、とても素敵な夜でした。安藤さん、ロージー、ありがとうございました。
11月
25
関東地方では54年ぶりと言われる11月の降雪で、富士山は綺麗に冠をかぶりました。一気に真冬がやって来たような錯覚を覚えます。
そんななか葉山新港にはウジャウジャとJ24がすずなりに。今週末が全日本だそうです。こないだワールドやったばっかじゃんw 好きですねぇ。
これからの季節、葉山は北風に恵まれるモス天国になります。スーパーウォームを着れば寒さなんかへっちゃらなのですよ。週末はかっ飛ぶぜ。
11月
24
カ、カローラだと？？
カテゴリー PRIVATE
昨晩はじめて、録画していたテレビ東京のAC特番を見ました。もっとこう言えば分かりやすかったとか、こんなエピソードを挟めば良かったとか反省することばかり。
そして番組の頭と締めのスタジオ撮りがもうね、ダメ。正視できない。全身から止めどなく溢れ出る素人臭に身悶えしました。あーやっぱプロってすげえなと。あー、もう一回録ってくんないかな。
来年5月から始まる本戦を日本のテレビ局が放映してくれるかどうかはまだ分かりません。せっかくこれだけ盛り上がったんだから、ぜひ本戦も取り上げてもらいたい！のはみなさんも僕も同じです。そしてあわよくば、また解説の仕事でバミューダに潜り込みたいぜ。
というわけで、AC本戦もテレビで放映されるようにみなさんのお力をお貸しください。嘆願でも圧力でもなんでもありですw
グレン・アシュビー曰く、「AC45Fと本戦のAC50を比べるのは、F1マシンとカローラを比べるようなもの」だそうですよ。カローラかよ！あれでカローラってどんだけ〜〜〜！じゃあやっぱりF1見たいじゃん！見たいじゃん！
11月
23
ACワールドシリーズ福岡大会の興奮が醒めやらぬ中、ここ相模湾ではついに我が愛妻がフォイリング！
大人の事情により、動画は掲載できません。この状態がずっと続いたんだということにしてください。江の島にぶつかるまで。
こうして夫婦でフォイリングに興じられる日が来るなんて。これはワスプじゃないと無理でした。いつも一人で遊び回って苦労かけっぱなしですからね。これからも彼女が「飛びたい」となれば最優先でサポートしますよ！
しばらくその気は起きなそうですけどねw
11月
22
Broken BOSS!
カテゴリー SAILING
ヴァンデグローブで先頭を走るアレックス・トムソン。赤道無風帯をするりと抜けて、順調にリードを広げていた矢先でした。
南大西洋上で何かとぶつかってスターボード側のフォイルを破損。おそらくクジラではないかと思われます。幸い艇体にはダメージないそうですが、フォイルについては洋上でできることが何もないので場合によっては切り落とすことも考えているとのこと。
とにかく再帆走を始めたアレックスの願いは、風が振れてスターボードタックになることです。そうすればポート側の無傷なフォイルを使って走れるから。でも残念ながらこれまでのところ、ずっとスターボが続いています。
艇団はもうすぐ喜望峰に差しかかるところ。フォイルを破損したにも関わらず、依然トップはアレックス・トムソンで、2位にバンクポピュレール。3位にはセバスチャン・ジョスのエドモンド・ロスチャイルドが上がってきました。
トラブルを避けるためにあえてノンフォイラーの新艇を作り、手堅く3位を走っていたPRBのヴァンサン・リウーでしたが、皮肉にもダガーをアレックスと同様、何かにぶつけて大破。残念ながらリタイアを決心しました。こうも続くとソナーでも搭載するしかないんじゃないですかね。技術的に無理なのかな？まるで広大な地雷原を走っているかのよう。これもヴァンデグローブだと言われればそれまでですが・・・
11月
21
A hard day’s night
カテゴリー PRIVATE
昨夜は大役を果たした安堵感に包まれながら、美味しいもつ鍋をいただき、そのまま高校ヨット部時代の先輩が経営するBlowへなだれ込み。するとソフトバンクチームジャパンがすぐ近くのカラオケにいるから、終わったら何人かお店に連れて来いという困難なミッションを与えられました。いくつになっても先輩の命令は絶対です。
でも合流してみたらガンガン盛り上がってて、全然終わりが見えません。何時間くらい居たんだろう？3-4時間かな？ホームカントリーでのワールドシリーズを終えた解放感と興奮が渦巻いていて、あのディーン・バーカーも声を張り上げて歌っています。
そんな中でドリンクの注文を取ったり、料理を運んだり、かいがいしく働く早福さん。ほんとにどれだけいい人なんでしょうか。心から尊敬します。
結局日付も変わってから早福さんとソフトバンクのスタッフ何人かとBlowで飲み直し。ここでも優しい早福さんは、嫌な顔一つせずにサイン攻めに応えてくれました。ありがとうございました！
さらにそこからお店のスタッフと、何軒行ったのやら。覚えているのは東の空が白んでいたことだけです。疲れ果てました・・・
11月
20
いよいよ最終日。風は北からですが予報よりも入りが遅く、第4、第5レースはノンフォイリングの微風レースに。この2レースを1-1と突っ走ったアルテミスが一気に挽回。逆にソフトバンクは5-6と沈み苦しい展開。でも少し風が上がった最終第6レースは手堅く2位を取って観衆を沸かせてくれました。
ソフトバンクチームジャパンの公式ムービー。ドッグアウトショーで旗手を務めた大志と凛子が出てきますw
アジア初のアメリカスカップワールドシリーズ開催は大成功に終わったと言い切れるでしょう。すべての関係者にお祝いを申し上げます。現地で観戦した方、テレビ観戦した方、ネット観戦した方、こんなに多くの方々にヨットレースを観てもらった価値は非常に、非常に大きい。僕が知る限り、このイベントは日本のセーリング史上最も盛大で、そして最も多くの観衆を魅了したヨットレースです。素晴らしかった！
番組MCの福田典子アナ、潮田怜子さんと
これを機にもっと多くの方々にセーリングに興味を持っていただきたい。風の力で海を走る喜びを知ってもらいたい。そう願うばかりです。全国ネットの地上波に、レース両日で2時間半も出演するという大役を仰せつかり、いかにこの競技の魅力を伝えるかということに腐心しました。どれくらい伝わったかな。
レース中はずっと中継ブースにこもりっきりなので、せっかく現地にいても実はレースは生で観られません。でもこの歴史的な瞬間に立ち合えて、少しでも大会に協力できたことは一生の誇りです。あらためてこの大会の開催に尽力された運営関係者の方々、お疲れさまでした！
それにしても全日本470の日程はなんとかならなかったんでしょうか・・・それだけが残念です。選手たちに見せてあげたかったなぁ。