恒例の国体出店のために、岩手県宮古市までやって参りました。明日から5日間、全力で販売に勤しみます。希望郷いわて国体にご参加のみなさん、ザイクテントでお待ちしてます!
写真は宮古駅前の「蛇の目本店」で食べたホヤ酢。絶品でした。しかも安い!やっぱり宮古の海の幸は期待を裏切りません。さぁたくさん売ってたくさん食べるぞ〜
ACワールドシリーズ福岡大会の観戦チケットの詳細が発表になりました。こちらから公式サイトに飛べます。こちらは公式の観戦エリアの入場チケットですのでお間違えなく。
ちなみに海上から観戦される予定の方々も多いと思いますが、こちらも登録制になっていますので注意が必要です。登録していないと排除されてしまう恐れがあります。海上観戦の登録はこちらから。海上観戦も有料になるという噂があるんですが、噂で終わることを願いましょう・・・
アメリカスカップの公式イベントがアジアで開かれるのは165年の歴史で初めてのこと。どうか、どうかお願いだからいい風が吹いて欲しい。雨が降っても寒くても構いません。ただ風さえ吹いてくれれば。神様お願い!
エミレーツ・チームニュージーランドの順調な調整ぶりを、トリマーのグレン・アシュビーが解説しています。彼らのテストボートは規定に則って本番のボートAC50より10%小さい45フィートですが、差の5フィートをガントリーを出して補っており、しかもウイングは完全に本番用と同じサイズです。
アシュビー曰く、既にこのテストボートでも前回のAC72より速いらしく、動画の最後ではフォイルタックも披露し、「見ての通り順調だぜ」とドヤ顔で締めてくれました。ソフトバンク・チームジャパン、オラクル・チームUSAに続いて3チーム目のフォイルタック公開。この分だと本番はフォイルタックの応酬が見られそうです。
ひょっとするとレースコースをまったく着水することなく回るチームも出てくるかも。もはやヨットレースというよりエアレースですねw
(テレビ解説をしたので良く質問されるんですが、ワールドシリーズで使われているAC45Fは、アップウインドでは飛べません。もともとフォイリングしないワンデザインのAC45を、フォイルとケースだけ交換したのが45Fなので、飛べるのはダウンウインドだけです。よほどコンディションが良くて、フォイルジャイブがやっとというところ。)
初めてエミレーツが72を飛ばしたのが2012年8月。あれは衝撃的な事件でした。それから4年で72フィートより45フィートの方が速くなっちゃうんだから信じられない進化です。ジャイブもタックも飛びっぱなしですよ。まさにジュール・ヴェルヌの言うとおり。「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」んですね。いや〜ホントすごい。
すごいといえば、モノハルのIMOCA60フォイラーも。今回のヴァンデグローブではこのフォイラー軍団が何日で地球を廻ってしまうのか。前回が78日ですから、ひょっとして60日台も夢じゃないのか?
セーリングというスポーツは、フォイリングによって完全に次のステージに移りました。2008年からフォイリングに魅せられて8年。そんな僕に大きな転機が訪れています。
11月のACワールドシリーズ福岡大会は、テレビ東京系の地上波全国ネットで放映されます。恐れ多くもその解説を務めることになりました。僕が全国ネットのテレビ中継で解説をするなんて、これも数年前までは夢にも思わなかったこと。人生はどこでどう転ぶか分かりません。
セーリングの楽しさを広めるための千載一遇のチャンス。全力で務めを果たそうと思います。
葉山新港にモスを戻しに行くと、ちょうど関東インカレの最終日が終わる場面に出くわしました。
朝からの無風で陸上待機が続き、そのままAP/A旗が揚がって時間切れ。湧き上がる勝者の歓声と、声にならない敗者の落胆。青春の1ページですね。
3日間で3レースしかできず、その行われたレースも微軽風とあって、消化不良のまま4年間のヨット部生活を終えてしまう選手も多いのではないでしょうか。最後の舞台としては少し物足りない大会になってしまった感は否めません。
燃え尽きることができなかったみなさん、もう少し続けてみませんか?ディンギーを続けるのもいいし、キールボートのチームに入れてもらうのもいい。ヨット部ライフとは一味違うヨットライフが待っています。お楽しみはこれからですよ。
もしみなさんが長くヨットライフを楽しむようになったら、将来きっとこう言うと思います。学生最後のインカレは消化不良だったな。でもあのおかげで続けたいって思えたから結果オーライだなって。
僕もかつてみなさんと同じようにインカレを目指してヨット部ライフを送りました。その後の実業団やオリンピックキャンペーン、いまのモスでの活動や家族とのクルージングなど、どの場面でも学生時代より楽しんでセーリングしています。なぜなら自由だから。
みなさんはこれから自由なんです。海に出たくない時は出なければいい。出たい時だけ出ればいい。しばらく休みたければ休めばいい。きっとまた海に戻りたくなる日が来るはず。そんな時にフッとセーリングを楽しめるのは、4年間頑張って練習してきたからですよ。
みなさんの今後のヨットライフに幸多かれ。また海で会いましょう。
カテゴリー SAILING
朝5時起きで浜名湖へ。モスサマーキャンプ2016に参加するために浜名湖までやって来ました。あー全然風が無いじゃねーか。雨まで降りやがって。ヒロシ、お前が責任とれなどと出艇前からグダグダです。既にプシュッと音がしてます。
なのにね、これが意外にいい風になるんですよ。浜名湖とかいうモスの聖地は。んもーホント最高。浜名湖とモスって相性が良すぎます。結局みっちり4レースやってもうヘロヘロっす。
成績表の下半分に注目です。本当の着順ってなんやねんとw
ワールドを終えて、いつものおバカなモス協会に戻りました。きっと10年後も20年後もモスってこんなノリなんだと思います。中島さんと古谷さんの2ショットなんて、額に入れるレベルですよ。イェーイ(遺影)!
カテゴリー PRIVATE
せっかくの祝日なのに朝から土砂降りの雨。午後になってようやく晴れ間が差した頃、満を持して北東の強風が吹く葉山沖へ飛び出しました。
う〜ん・・・遅い!ダメだ。フォイルの改良で速くなったと感じてたけど、久しぶりにGPSつけて乗ってみたら全然速くない。これなら改良前の方が速いじゃんすか。
ワールド前にフロントフォイルのストラットをめいっぱい後ろに振ってフォイルの迎角を減らしました。計算上は1度減ったはず。すると中風域から上が劇的に速くなりました。明らかに抵抗が減ったと体感できます。ただし微風の飛びは良くない。どうしよう?というときに友人のビッグフォイルを手に入れたので、ワールドでは使い分けることができたんです。
じゃあ、そこから更に減らしたらどうなるんだろう?とワールド後に試したのが今回のトライです。フォイルとストラットの間にスペーサーをかまして、2度減らしてみたんです。ただしセンターケースの穴位置で0.5度増やし、差し引き1.5度のはず。おお、調子がいい!と思ってたんですね。
でも今日の吹いた中で全然トップスピードが伸びません。おそらくずっとフラップが少し下がった状態で走ってるのでは?リフトが弱いので、北風なのにダウンウインドでノーズが刺さります。あぁきっとこれは迎角減らしすぎのパターンなんだというのが本日の収穫になりました。
水中翼の1度の変化は劇的です。ACボートでもボタンを押すと0.5度ずつ迎角が変わるらしい。Mach2のセンターケースは3つ穴が空いていて、これもやはり0.5度の刻みになっています。基本の角度を何度にするのか、まだ最適解は見つかりません。答え探しの旅は続きます。
カテゴリー SAILING
告知です。10月9日に今年もリビエラ逗子マリーナを舞台に若大将カップ2016が開催されます。もともと34回の伝統を持つクルーザーレースなのですが、今回はディンギーも含められました。
みんな!海に出ようよ!という合言葉のもと、相模湾をセールで埋めてしまおうという試みです。もちろん表彰式とパーティーは逗子マリーナで豪華に執り行われ、加山雄三さんのステージも予定されています。
モスワールドで大変お世話になったリビエラリゾートさんに、せめてもの恩返しになればとモスでエントリーさせていただきました。モス乗りのみなさんは強制参加です。ヤンマーさんもスポンサーですからね、ここ大事。詳細情報とエントリーはこちらから。
キールボートもディンギーも大いに盛り上がりましょう。たくさんのセーラーに会えるのを楽しみにしています。