ダブルモスワールドチャンピオンであり、リオではナクラ17のアメリカ代表として8位入賞を果たしたボラ・グラリが久しぶりにモスの動画を公開しました。

なんとモスで飛びながらぐるぐる回ってます。フォイルタック、フォイルジャイブ、フォイルタック、フォイルジャイブ、フォイルタック・・・すげ〜〜!

もはや曲芸の域です。タックの精度が高いな〜。これだけハンドリングが自由自在なら躊躇無くシフトでタックジャイブできますね。いいもん見させてもらいました。よし、練習するぞ!

Hangover

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あー気持ち悪い。うー頭痛い。明らかに飲み過ぎた。声も出ない。

img_7341携帯にこんな写真残ってた。覚えてねーw

Mission impossible

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愛媛県新居浜市で開かれているリハーサル国体にやってきました。本業ではなく、今年JSAFがすすめている「海と日本プロジェクト、ヨットレースを見てみよう in 新居浜」の解説者として。なんだか最近こんな解説仕事が増えてます。

dsc03230午前午後の2回にわたって、観覧希望者と一緒にボートで沖に出て、観光バスのガイドのようにヨットレースの解説をするんですが、これがなかなか難しい。ヨットレースどころかヨットを見るのも初めての人たちに、いかに分かりやすく魅力を伝えるかというお題です。しかも午後の部は風が弱く、出航と同時にレース艇はAP/Hでハーバーバックという状況。どないせいっちゅうねんとw

そんな困難なミッションでしたが、小ネタを挟みながら、なんとか間を持たせることができました。これを切っ掛けに海やセーリングに少しでも興味を持ってくれたら嬉しいなぁ。

明日も一日、新居浜です。

25th anniversary

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img_7327今週末は全日本女子インカレが葉山で開催されます。なんでも25周年の記念大会らしく、第4回優勝のウチの嫁さんにもパーティーの招待状が届きました。歴史を感じますなぁ・・・おっと言いすぎたw

葉山新港の桟橋は笑っちゃうくらい運営艇と支援艇が鈴なりです。我が社の所有する3艇もすべて貸出中。女子インカレでこれですからね、来年から日本で開催されるワールドカップや、その先のプレ五輪、本番なんてどうなっちゃうことやら。

来月に迫った江の島オリンピックウィークにも、強豪国から多数の参加があるようです。トップセーラーの技を盗みたければ、見に来るだけでも価値があると思いますよ。ここから4年間は、世界のディンギーセーリングの聖地が相模湾になりますからね。みなさん準備はいいですか?

気の早い父

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img_7326出張帰りの嫁さんを迎えに羽田へ。すっと自然に弟を守ろうと手を繋ぐ兄。いいなぁ。

自分が一人っ子なのもあって、兄弟が助け合う姿を見ると(滅多に見られませんが)とても感動します。いつまでこうして仲良く過ごしてくれるのかな。

来年には凛子も中学生。もう家族全員の旅行もいままでのように気楽に行けなくなっちゃうかも知れません。手のかかる子供でいる時間なんて、長い人生の中でほんの短い間のこと。いつか子供たちは孫の手を引き、そして年老いた父の手を引いてくれるのでしょう。あーもう泣けてきたw お父さんは幸せだったよ。さようなら!

okinawaJSAFの広報サイト、J-sailingに先日の沖縄アカデミーのレポートが掲載されました。自分の書いた文章なので、もう引用してネタにしても許されるでしょう。

レポートにも書きましたが、これまで北海道から沖縄まで、文字通り津々浦々でアカデミーを開催してきました。そこで指導者の方々に毎回お願いしているのは、「答え」を教えないようにして欲しいということです。

クローズで上り過ぎて止まっている選手がいたとして、指導の仕方には多くのバリエーションがあります。たとえば以下の3パターン。

  1. ティラーを引こう
  2. テルテールを流そう
  3. スピードが落ちてるんじゃないか?

この中で最も確実で簡単なのは1番です。一瞬で伝わるので、すぐにスピードも回復するし、教える側としては悪気もなくこういう指導をしがちだと思います。でも気をつけないといけないのは、選手の考える機会を奪っているということ。

上り過ぎたフネに対してティラーを引けというのは、「答え」なんです。答えを教えられたら自分で考えるクセが身につきません。たとえば2番のように言い換えることで、選手はテルテールを流すにはティラーを押すのか?引くのか?と考えることになります。

もっと答えから遠ざけて3番のように伝えれば、スピードが落ちてる理由はセールトリムなのか?バランスなのか?など他の選択肢も考えて、自分なりの答えを出すようになります。大事なのはここで、選手の出した答えが正解ならば正解と伝えてやること。間違っていれば、そうじゃないと伝えて、できるだけ自力で答えにたどりつけるように仕向けることです。

時間はかかるかも知れないけど、こうして自分たちで考えさせたことは身につきやすいので、結果として上達を早めることにつながります。なによりその方が楽しいですからね。海の上の時間が楽しくなれば、自主的に考えて練習するようになり、結果が出ればさらに楽しくなるという循環ができあがります。

もちろん例外もあるでしょう。受け取る選手の習熟度によって、上記のパターンを使い分ける必要があるし、安全に関わる場面では優先順位も変わります。

でもね、思うんですよ。僕はこの28年間どうしてセーリングに夢中なのかって、答え探しが楽しいからなんですよ。どうすれば速くなるのか、上手くなるのか、答えは雑誌にもインターネットにも載っていません。もちろん雑誌もインターネットも読みますよ。でもなかなかズバリの答えには出会えない。それでいいんです。だから楽しいんです。

陸の上でも、それこそ風呂の中でもベッドの上でも答えを考えて、出た自分なりの答えを確かめに海に出ていく。ずっとその繰り返しです。このサイクルができあがると、ほっといても勝手に上手くなっていきます。

全国の指導者の方々、どうか答えは選手たちに考えさせてあげてください。練習のあとのミーティングも一方通行に話さないで、選手たちに答えを出させてやってください。どんなに指導者が長々と思いの丈を話しても、選手たちはすぐ忘れてしまいます。

たとえばロールタックというテクニックがありますね。タックという動作はラフィングなのに、なんでロールという名のアンヒールをつけるのか。その理由が僕はずっと分かりませんでした。ずっと不思議だったんです。答えはどこにも書いてません。

ある日、学生のロールタックを後ろから追いかけてて、突然この答えが分かりました。100%納得のいく答えです。これが分かってからはロールタックが得意になったし、微風のボートハンドリング全般が劇的に向上しました。

ツーマンのフネで微軽風のとき、2人が離れて乗るのもずっと不思議でした。なんで離れて乗るんだろう?でも確かに離れて乗った方が速いときがある。理由が分からない。ずっと考えてました。そしてこれも答えを手に入れたから、他のシチュエーションでも応用を利かせられるようになりました。

これらの疑問の答えをここで書くのは、みなさんの楽しみを奪うことになります。どこかでお会いした時に答え合わせをしましょう。

エクボも勲章

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img_7320開腹手術を終えた愛艇をようやく艤装。久しぶりにガレージに篭って組み上げるこの時間の楽しさよ!なにものにも代えがたい至福の時です。

このJPN-3989も進水から3年半が経過しました。数え切れないほどたくさんの人々に試乗してもらったので、ハルのいたるところに肘や膝で圧迫したエクボが見られます。早い話が、ボコボコです。

でもこのフネのおかげでモスの楽しさに、フォイリングの楽しさに目覚めた人たちがたくさんいるんだから、エクボも勲章だと思うことにします。飛んでしまえば関係ないですから。

ワールド終わってから施したフォイルの改良で、パフォーマンスが著しく高まりました。早く気づけば良かった。いまならワールドでもっと良い成績とれるのに〜

iPhone7

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img_7317iPhone7を注文したら、先にカバーだけ送られてきました。3年9ヶ月も酷使したiPhone5ともついにお別れです。

こんなに長く一台の携帯を使ったのは初めてかも。一度バッテリーだけ交換したけど、あとは不自由なく使えて、とても満足度の高いデバイスでした。ジョブズ最後の遺作と言われるだけのことはあります。

スマートフォン1台あればできることがどんどん増えています。今回のiPhone7ではついにSuicaまで取りこめるようになりました。便利になる一方で、使う人間の能力は確実に衰えてますよね。電話番号も覚えなくていいし、知りたいことは検索すればいいし、地図もすぐ出てくるし。頼り過ぎないようにしなきゃ、なんてたまに思うんだけど、やっぱり便利ですぐ頼っちゃう。

子供の頃からスマートフォンに囲まれてる子供たちが大きくなる頃には、どんな世の中になってるのか?想像もつきません。使い方は教えなくても身につけるだろうから、頼り過ぎない暮らし方を教えてあげないといけないなと感じています。古くさい感覚なのかな?

ラッキーレディーVIIIがタモリカップ横浜を総合2連覇したと知ったのは、トゥーロン大会2日目の収録直前。動揺のあまりiPhoneを叩き割りそうになりましたw

その場にいられないのが悔しくてたまりません。またイヤミ言われるの確定じゃん。来年こそ乗りたいけど、それでもし3連覇できなかったら一生恨まれるだろうし・・・はぁ

それにしてもお祭りレースに強い連中だこと。おめでとうLL8!

Super Sunday

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トゥーロン大会2日目。初日を最下位で終えてしまったソフトバンクチームジャパンでしたが、昨日と同様の微風の中にも関わらず、今日は胸のすくようなレースを見せ、2-4-1で総合2位にジャンプアップ。3大会連続の表彰台獲得と、最高の形で地元の福岡大会へと繋ぎました。

img_7314そんなチームジャパンの活躍に実況席も大興奮。残念ながらフォイリングシーンは一度もありませんでしたが、それでもセーリングの面白さは伝わったはずです。

初めての解説仕事でしたが、とてもやりがいを感じました。福岡大会ではもっと分かりやすく、もっと楽しい解説がしたい!少しでもこのスポーツの普及に貢献できるなら、こんなに嬉しいことはありません。

アジア初のアメリカスカップワールドシリーズ福岡大会は11月19-20日にヤフオクドーム沖の海面で開催されます。全国のセーラーのみなさん、ぜひ現地で熱い声援を送りましょう!

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