職場復帰

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午前中は店番しながら駐車場の草むしり。お昼は子供たちに焼きそばを作り、閉店まで店番。僕がいない間に嫁さんがしてる仕事の一部を負担するだけで、いかに大変かを思い知らされます。いつもありがとう。

閉店後にVSRの新艇を牽引し、関西を目指して出発しました。明日の昼には西宮で納艇の予定です。

満身創痍

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IMG_5853長い遠征を終え、こんなことは言いたくないけど、全身に疲労が貯まりまくってボロ雑巾のようです。特に腰と肘がヤバい。じっとしてても変な汗が出るくらい。うー・・・こんな時は温泉しかあるまいて。

という訳で、仕事終わりに箱根へ直行。警戒レベル3の影響で湯本の日帰り温泉すらガラガラです。貸切状態でのんびり湯船につかり、いつもの高級寿司を食べて帰りましたとさ。あ〜日本人に生まれて良かった。

以前紹介したビーチカタマランの冒険野郎、イヴァン・ブルニョンが先月23日に遂に単独世界一周を成し遂げました。しばらくチェックし忘れてたんだけど、地中海に入ってからはだいぶ順調な航海だったようで、インド洋での悲劇などなかったかのように陽気にフィニッシュしたみたいですね。すげえなぁ。

何がスゴイって、キャビンの無い21フィートのカタマラン。しかもGPS無しですよ。信じられない。フルクルーにコンピューターをフル装備したボルボ60でも座礁したっていうのにw

ここまで凄い冒険をされたら、あとは何をすれば歴史に名を残せるんだろう?きっとそのうちフォイラーの外洋マルチハルで世界一周記録も劇的に短縮されるんだろうな。でも例えば30日とかで世界一周を達成したとしても、それよりこのイヴァンの冒険の方が偉大に感じてしまいます。サバイバル能力が半端ない。

7月12日にはポルトガルのフランシスコ・ルフィーナがリスボンからマデイラ諸島までの750マイルをカイトサーフィンでノンストップで渡るという世界新記録を樹立しました。これまたアメージング。

2オーバーナイトで走り続けた彼の身体を寒さから守ったのは、ザイクスーパーウォームとアイソタックです。こんなところでもきっちり露出してくるザイクもすごい。まーそれにしても、世界にはとんでもないYBがいるもんです。フォイラーだったらどうなんだろう?身体がもたないか。

誰よりも遠くまで、誰よりも速く走りたいという人間の欲求に終わりはありません。レースでの勝ち負けよりもよっぽど原始的な衝動ともいえるでしょう。僕も時間が許すならシースケープ18で日本一周してみたい!なんて夢想することがあります。いつか時間ができたらって、言い続けながら年をとっていくんだろうか。せめてチャレンジする気持ちだけは持ち続けたいものです。

The Foiling Week

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7月1日から5日までイタリア・ガルダ湖のマルチェージネで開催された第2回フォイリングウィーク。そのまとめビデオが公開されました。

やはりフォイラーの主役といえばモス。今回も30艇近くのエントリーを集めて全10レースを楽しんだようです。他にも熱いレースを繰り広げたのがフライングファントム。レッドブルフォイリングジェネレーションで、フライングファントムチームにスカウトされた深沢瑛里選手も参戦し、堂々の4位を獲得。羨ましい話だなぁ。

艇種入り混じってのロングディスタンスレースも行われたようですが、カイトフォイラーが圧倒的な速さを見せつけました。いまのところカイトフォイラーに適うセーリングボートはACボートくらいのようですね。

ACと言えば、いよいよACワールドシリーズの初戦、ポーツマス大会が来週の23日から開幕します。AC45を改造したフォイラーで行われるフリートレースはド迫力間違いなし。なんといっても大注目はソフトバンクチームジャパン!ディーン・バーカーとクリス・ドレイパーの贅沢なコンビですからね。いきなり優勝しても全然不思議じゃありませんよ。

世はまさに大フォイリング時代。ナクラ17のようにフォイラーになりきれないフネに乗ってると、スカッと飛びたくなるのがモス乗りの悲しい性なのです

帰ります

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IMG_5847.JPGIMG_5847遠征の全日程を終え、2カ月ぶりに帰国します。早く家族に会いたい!たまらん!

飾らない親分

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IMG_5842この男が世界のセーリングコーチを魅了して止まないVSRを生み出したサモ・ポトカルです。こんなに世界中で売れまくってるボートビルダーの社長なのに、10年前から何にも変わりません。日曜日でも1人で工場を開けて油にまみれ、ボロボロの服にボロ車。なんて飾らない男なんだろう。

28年落ちのボロ車だけど120キロも出るんだぜと自慢してましたが、実際GPSで計測したら100キロしか出てません。メーターが20キロもサバ読んでるじゃねーかw

そんな愛すべきサモですが、こと仕事に関しては妥協しない完全主義者で、寝ても覚めても常により良いフネを作ることばかり考えています。これまで世に出たVSRで彼が直接手を触れていないフネはありません。典型的な職人気質の親分なのです。

東京オリンピックに向けてVSRの国内需要はさらに高まると予想されます。最高のボートを作りたいという夢を追い続ける彼の作品を、たくさんの人に届けるのが僕の役目。改めてこの素晴らしい出会いに感謝です。

緊急出張

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最後のイベントであるワールドを終え、コンテナ積み込みも終えたので後は帰国するだけなのですが、実はもともと月曜日にロッテルダムで積み込みをする予定だったため、帰国の飛行機は火曜日の朝です。2日ぽっかり空いてしまいました。嫁さんにそう告げると、「じゃスロベニアでも行ってきたら?」

IMG_5828ありがたい一言をいただき、ハンブルクから急遽スロベニアまで飛んで参りました。のんびり観光するなんて性に合わないし。ナクラの成績が散々だったんだから、せめて少しは仕事で貢献しないと・・・

2日間でVSR、シースケープの2社と打ち合わせをし、明日の夜ブリュッセルに戻ります。

IMG_5819戦い終わって夜が明けて、マリーナには祭りの後の寂しさが漂います。ほら見てください、この腹立つくらい心地よい軽風。あのド強風はどこへ行ったんだと。

敗戦の後でもマラカナンスタジアムの清掃をして帰った日本人サポーター同様、我がクルーもペットボトルや空き瓶を拾って帰ります。来た時よりも美しく。それが日本人の心なのです。換金してジュースを飲んだなんてことは、単なる結果論に過ぎませんw

お昼までナクラとトレーラー一式をコンテナ詰め。このコンテナを開けるのは決戦の地、青島です。無事に届けてくれよ。

理想と現実

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IMG_9095ナクラワールド最終日。シルバーフリートの最終レースは11時スタートの予定でしたが、今朝も30ノットの風が収まっておらず、あっさりAP/A旗が掲揚されました。僕らの最終成績は66艇中の48位で終了です。

トップ10を除いたゴールドフリートは12時半に予定通りスタートして上マークまで来ましたが、風が強過ぎてここでノーレース。そのままゴールドフリートもレガッタ終了しました。

そしていよいよトップ10によるメダルレースが30ノットの風の中スタート。良くこの風の中でやれるなぁ。これが本当に同じナクラなのかと疑いたくなるほどです。上マークはクラブの目の前で、激しいノーズダイブに大興奮!

暫定トップでメダルレースに臨んでいたのは、ワールド2連覇中のビリー・ベッソン/マリー・リウーでした。しかしスタートでピンボートのアンカーに引っかかり、大きく出遅れ。名前の通りビリで上マークにやって来た時は絶体絶命でした。2位のオーストラリアチームとは4点差。その彼らは4位で回航して遥か先を走っています。ホントに見えないくらい離れてました。

この時点で優勝争いは4位を走るオーストラリアと5位のドイツに絞られた。観戦していた全員がそう思っていたはずです。ダウンウインドでドイツがオーストラリアを抜き、アップウインドでも先行。もしドイツとオーストラリアの間に誰か1艇でも入れば、ドイツの逆転優勝です。同じコーチ仲間のドイツを応援する僕らは固唾を呑んで見守っていました。

そのとき、突然右海面から現われた黄色いビブのスターボ艇!なんとベッソンです。アップウインドで右一本に突っ込み、300mはあろうかというほどのリードを一気に縮め、ポートのドイツ艇をハント。無理にタックさせられたドイツは沈して一気に最下位へ。そしてベッソン/リウーはダウンウインドでオーストラリアも抜いて3位フィニッシュ。堂々の3連覇を成し遂げたのでした。なんという勝負強さ。なんという圧倒的なスピード。

ナクラを始めて1年が過ぎましたが、世界の中での自分の位置は残念ながら全然向上していません。むしろ差をより明確にハッキリと感じさせられています。今年のワールドでは、少なくともゴールドフリートに残る程度に上達したはずと期待していたのですが、力の無さを思い知らされる結果に。歯がゆいけど、これが現実です。

ただし、もう一つの現実は、それでも僕らがアジアでトップだということ。シンガポールと2艇の香港の4艇しかいませんが、アジアの枠を競う戦いにおいては、重要な意味を持つのです。

アジアの枠を越えた、「世界標準の走り」を身につけられるように理想を追ってきました。でも現実にはもうアジアの枠しか僕らには残されていません。9月の青島ワールドカップで最上位の成績を収めたアジアチームにリオ五輪の1枠が与えられます。

これから2ヶ月。残された時間の使い方を良く考えて、確実に最後の切符を手に入れたいと思います。

決勝2レース

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ナクラワールド5日目。急激に気温が下がり、朝から土砂降りの雨と猛烈な風が吹いています。シルバーフリートは11時スタートの予定でしたが、レース出来る状況にはほど遠く、陸上待機。レース委員会は12時から16時の間に風が落ちると読んでいるとのこと。ホントかよw

と疑っていたら、お昼過ぎに本当に少し風が落ちてきて出艇。シルバーフリートが2レースを終える頃にゴールドフリートも出てきましたが、また風が上がって30ノットを超え、結局ゴールドはノーレース。今日はシルバーだけの日でした。

IMG_581518-9で総合48位。うーん・・・まだ20ノットオーバーの走りが良くなりません。ブローが入った時に、つんのめってスピードに変えられない時間が長い。それとマーク際のフネの持っていき方が全然ダメです。周りが見えてません。走らせるのに意識をとられすぎ。普段1艇で練習してる弱点とも言えます。

いよいよ明日は最終日。決勝はまだ2レースしかできていませんが、明日の1レースでワールド終了です。そしてこの長い遠征も最終レースです。あとは青島までナクラのレースはありません。気持ちよく笑顔で終われるよう、気を抜かずに最後まで集中して臨みます。

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