Long way home

カテゴリー PRIVATE

帰国から一夜明けましたが、成田近辺の気温は摂氏2度くらいで銀世界のままです。東関東自動車道も冬タイヤ規制のまま。これではまったく身動きとれません。

やっとお昼前に気温が上がりだし、東関東道の規制が解除されたので、ハイエースに乗り込みました。iPhoneで集めた情報によると、首都高湾岸線はまだ通行止め区間がありますが、木更津まで下ってアクアラインを渡れば、とりあえず川崎までは行けそうです。そのうち湾岸線もきっと解除されるでしょ。いっちゃいますか。

順調にアクアラインを渡り、うっかりいつものクセで湾岸線に乗ってしまいました。当然のように東扇島で下ろされます。そして車列はビクともしない。埒が明かない。そこでもう一度湾岸線を川崎浮島まで戻り、横羽線を目指しました。しかしまた大師の手前で下ろされ、一般道はスーパー大渋滞。オーマイガッ

この渋滞に2時間以上苦しめられ、やっと浅田から横羽線に。みなとみらいまで来ました。この時点ですでに出発から4時間経過。みなとみらいなんて普段なら我が家から20分なんですが、これがまた遠い。国道16号も351号も混み混みで、裏道に回って更にドツボにハマり、どっぷり暗くなってようやく帰宅しました。ただいまーーーー!

IMG_2209なんと成田から我が家まで7時間!和歌山まで行ってもそんなにかからんぞ!湾岸線も横浜横須賀道路(横横)も終日通行止めのままでした。んーな殺生な。横浜は大動脈を止められて大渋滞ですよ。仕事にならなかった人もたくさんいるんじゃないですかね。僕は40度の気温差と、想定外のロングドライブで腰がアイタタタ・・・

灼熱からの大雪

カテゴリー PRIVATE

帰りの空港でのチェックインは、行きよりも更にスムーズでした。オーバーチャージも半分の2万円くらい。今回の遠征はホントに安かった。レンタカーも宿も借りてないし、フネは往復6万円。若者たちよ、もっと旅に出なさい!

まーそれも助けてくれる友達がいてこそなんですがね。パット、ルカ、Amac、トニー、ブライアン、みんなホントにありがとう。いつか日本で必ず恩返しするからね。

IMG_2207ふー、成田に着いたら車にフネ積んで愛しのマイホームまで走るだけだ・・・と思ってたら甘かった。成田の天候が非常に悪いらしく、飛行機が1時間以上旋回して順番待ち。なんとか着陸したのはいいけど、大雪で交通がマヒしてるじゃないですか。ノーマルタイヤのハイエースなんて、絶対に走れませーん!

これはヤバイとiPhoneで付近のホテルを検索しますが、当然まったく空きが無い。仕方ないので電車で30分くらいのところのホテルを予約。カラダはOKですが、問題はMach2です。空港では預かってくれないし、宅急便も断られました。ハイエースに入れたいけど、そのハイエースをここまで持ってくることができない。

そこで駐車場の係員に頼み込んで、マイクロバスになんとか詰め込むことに成功。これで一夜を過ごせば、きっと明日には溶けてるはず。早く家族に会いたい・・・

ワンジーからシドニーまでどうやって戻ろうかなーと悩んでいたときに、友人のトニー・フライから遊びに来たいと連絡がありました。人生うまくできているものです。トニーの車にフネを載せ、モス仲間たちに別れを告げたら、シドニー郊外のトニーの家で雑魚寝。

そして今日はザイク本社に赴いて、社長のブライアンやデザイナーのバートと打ち合わせしました。一応、これがこの出張の最大の目的。忘れちゃいませんよw 今年、来年、そして再来年リリースに向けて準備されている新商品たちは、どれもあっと驚くものばかりでした。また忙しくなりそうです。

夜はシティーに出て、美味しいタイ料理を食べながら、今後のザイク拡販の戦略会議。ブライアンは戦略上、日本を最重要マーケットと捉えています。5月に来日予定なのですが、それまでにたくさんの宿題を与えられて、頭が破裂しそう・・・

最終日。レース委員会が危惧していた通りに風が弱く、長い待機の後にやっと吹き出したシーブリーズで1レースを終え、6日間15レースを完遂しました。このレース15位で69艇中24位。残念ながらミッドフリーターから抜け出すことはできませんでした。

そもそも今回の参戦は、Amacにスカイプでいろいろ質問してたら、「お前、ナショナルに来いよ。そしたら速くしてやるから」と言われたのが切っ掛けでした。レース結果は残念なものでしたが、来る前よりも格段に速くなったことだけは間違いありません。

じゃあ何が足りなくて結果を残せなかったのか。それはカラダと道具の差です。まずちゃんとカラダを鍛え直さないと、あのレベルのフリートでは、一瞬前を走ることはできても、その順位を守ることができません。

そして道具。トップ選手はほとんどみなMach2に乗っていますが、標準状態からの手の加え方が半端じゃない!特にフォイルに対するこだわりは徹底的です。今回優勝したピーター・バーリングのフネは最終日に売りに出され、速攻買い手がついてました。でもピーターはメインフォイルだけは売らずに持って帰ったのです。どれほど彼らがフォイルを大事にしているかが良く分かります。

体格でも体力でも負けてるのに、道具も負けてたら勝てる訳がない!

んもー火がつきましたよ。ディーラーとして、ずっといままでシンプルで人がマネしやすい艤装を心がけてきたけど、もう辞めます。誰もマネできないほど手をかけた、自分だけのスペシャルボートを作る。そうじゃなきゃ勝てないし、それができるのがモスの楽しさでもあるんだから。

IMG_2197たくさんのインスピレーションとモチベーションをもらって、オーストラリアのモス乗りたち、なかでもAmacにはいくら感謝してもしきれません。(写真はレース委員会に文句をつけ過ぎて、デッカイおしゃぶりを贈られたAmac)いつかギャフンと言わせられるように、日本に帰ってまた練習です。楽しかった!

疲労困憊

カテゴリー SAILING

IMG_2179今朝は面白いトライをしました。最近モス界で話題のソフトウイングセールを使ってみたのです。ソフトウイングとは、2枚重ねのセールとローテーションマストで、厚いキャンバーを持つウイングを意味します。理論的には通常の一枚もののセールよりも揚力が大きく、深さも自由に変えられるので、いずれこれが主流になるかも知れません。それくらい期待を集めているソフトウイングを試すチャンスを与えられたので、レース前のウォーミングアップにちょうどいいと考えたのです。

出艇するまでは、劇的に良かったらナンバーを貼り替えてレースで使ってやろうかと考えていました。しかし現実はそんなにうまく行かないものです。風が軽風だったのと、シーティングの方式がマッチしていなくて、全然うまく飛べませんでした。特にクローズは全然ダメ。唯一ダウンウインドだけは気持ちよく飛べたけど、まだまだ改良の余地がありそうです。とはいえ、ここに来ないとできない貴重な体験でした。

さて、レースは大詰めの5日目。昨日より少し強めの14-20ノットのコンディションで、今日も4レースを消化しました。こんなにしんどい思いをするのは何年ぶりだろう?着艇後しばらく芝生にうずくまって動けないほどでした。

成績は残念ながら良くなく、20-24-23-21で総合24位に後退。悔しいなー、ホント悔しい。悔しいっす。スタートから1上までは10番台前半なんだけど、必ずそこから落としてしまう。

藻がからんだり、オーバーセールをしたり、マークタッチをしたり、いろんな不運やミスが重なって、結局同じような順位を取ってしまうってことは、それくらいが今の実力ということです。一番認めたくないけど認めざるを得ない現実は、体力不足。これ。間違いない。

Amacは今日の2レース目でトップ取りました。57歳ですよ。ホント信じられない。アンビリーバブル。インクレディブル。あんなにタックジャイブが下手なのに、総合9位にいるんだから凄いわ。特にダウンウインドが半端なく速い。シングルを目指すという目標は、教祖様に追いつくということを意味したんですね。まだまだ修業が足りん!

14レース完了したので、最終日の明日は残り1レースだけです。せめて有終の美を飾りたい。最後までフルハイクで頑張ります。

甘くなーい

カテゴリー SAILING

4日目。北東の10から15ノット。最終日にレースができない恐れがあるとかで、4レースやりました。3ラップを4レースもやると、もうどのレースがなんだったか良く分からなくなります。とにかく疲れた。疲れ果てました・・・

19-26-21-16で総合21位に1つ後退。うーーーーーん。。。甘くない。悔しい。原因はハッキリしてます。この風域のクローズが遅い。もっと吹けば戦えるんだけど、このちょうど快適に飛べる風域が戦えません。

スタートはもう、それはそれは素晴らしいです。タックジャイブも周りより全然いいし、ダウンウインドもコースを外さなければOK。クローズだけがどうもダメです。

この原因の1つは、普段からこの風域の練習で快適に走り過ぎてることだと思います。ちょうど心地よい風だから、思わずピューッと気持ちよくスピードを出しちゃう。でもそれをここでやると、全然高さが足りない。VMGはもっとキリキリと角度をとった気持ちよくないところにあります。その感覚が身についてないから、すぐ落とし過ぎたり上り過ぎたりして、グルーブを外しちゃってるんだと思います。

あと、クローズが遅いから走らせることに精一杯になって、風が見えていないのも問題でした。フルハイクで、ド集中して、頑張ってるから順位が上がるかというと、コースが悪けりゃ逆に落ちるんだな。当たり前だけど。うーん・・・

これほどハッキリできてることとできてないことが分かれば、あとは弱点を克服するだけです。明日も似たような風域らしいので、課題克服のためのチャンスだと考えて、いろんなトライをしてみます。

楽しい時間も残り2日。あと5レース。最後まで集中して走り切ります。

バイブル発見

カテゴリー SAILING

3日目。40度越えの熱波は去り、ここに来て初めての曇り空と涼しさです。風は東の15-18ノットくらい。晴れようが曇ろうが、ここはホントいい風が吹きます。

朝食を食べたあと、リビングの床に無造作に散らばってる書類にふと目をやると、なにやら面白いことが書いてある。Mach2ユーザーのためのセーリングマニュアルを作っているらしく、その暫定版でした。タックのコツだったり、ダウンウインドのセールトリムだったり、フォイルのセッティングだったり、フォイルモスの初心者よりも、どちらかといえば玄人向けの内容で、まさにいまの僕にうってつけの内容が書いてあります。

面白がって読んでたらAmacが一部くれました。ふむふむ、MSL-16の使い方は・・・ほぉ、なるほど。うん、なるほど。

毎日Amacに質問をぶつけて、いろんなことを学んでいますが、あらためて一通りの説明を文章で読むと、理解がさらに進みます。素晴らしいバイブルに出会えたのかも。

今日のレースは、まさにこのバイブル通りに走らせ、11-14-22で、初日より5つ順位を上げました。1レース目の11位はトム・スリングスビーより前ですよ!いやっほー。

今日はスタートも良かったし、タック・ジャイブとダウンウインドは全く周りと遜色ありませんでした。むしろ速かった。ただ、クローズはまだ不安定で、速いときとダメなときの差が激しい。トップ10の連中には全然かないません。

明日からの課題はスタート後1分間のクローズの走りです。これさえ良くなれば、かなり上位に絡めるんじゃないかな。実際に今日は途中何度もシングルを走りました。ベストなレースをすれば、シングルフィニッシュは可能なはずです。

残り9レース。もっともっと上を目指して、貪欲に、前向きに取り組みたいと思います。吹け吹け、もっと吹いていいぞー!

Dash for Cash!

カテゴリー SAILING

2日目は朝から40度以上の熱波とともに30ノットオーバーのバン吹きです。さすがに朝練は控えて、レースに向けて気合いを高めていたところ、レースはあっさりキャンセルになりました。4日目に予定されていたレイデーを使うそうで、明日から怒濤の4連チャンになります。

そして今日はといえば、トップ選手による賞金レース、人呼んでDash for Cashが行われると発表されました。クラブの目の前で超ショートコースを回り、レース毎に順位の悪かった2艇ずつ減っていく方式です。

暫定成績トップ10の選手でやると聞いたので、僕は個人的に練習に出るつもりでいたら、なんと日本代表として参戦していいとのこと。わお。

レースは本当にクラブの目の前で行われ、みんなビール片手に楽しそうに観戦してますが、風が3ノットから瞬時に30ノットになるほどトリッキーなので乗ってる方は大変です。フネをぶつけでもしたら、死人が出るぞw

1レース目はスタート良く飛び出し、タックで沈したりもしたけど、後ろに3人従えてフィニッシュできました。2回戦進出です。でもその2回戦のスタートが悪く、おまけにまたタックを失敗し、ブービーでフィニッシュ。あえなく敗退しました。

その後は観客としてレースを楽しんだのですが、最後に残る連中のタックジャイブの上手いこと!いいもん見させてもらいました。優勝はニュージーランドのピーター・バーリング。賞金750ドルを獲得だそうです。おめでとさん。

明日もいい風吹きそうだ。頑張るぞー。

笑わば笑え

カテゴリー SAILING

オージーナショナル2013の初日は、北東の10から15ノットで幕を開けました。今日も朝から張り切って練習し、レース前にはAmac大先生と走り合わせをして、万全の体制で迎えた第1レース。スタートはイマイチだったけど、スピードもコースも良く、1上を10番あたりで回航。しかもダウンウインドでコースが当り、なんと下マークで6番まで上がりました。うお、キターーーーーーーーー!

しかし、そのまま前を走らせてくれるほどこのフリートは甘くありません。2上までAmacもネイサンもトムも後ろだったのに、そこから怒濤の走りで抜き去られました。結局ずるずると順位を下げて17位でフィニッシュ。

続く第2レースと第3レースは少し風が上がり、締まらないレースをしました。左がいいって分かってるのにスタート後の走りでついていけないから逃げのタック。そして行きたくない方に伸ばして、希望的観測でコースを引いてしまう。ダメなレースの典型です。やっぱりまだまだ修業が足りないな。悔しいけど、それが現実。ただこのレースに参加してること自体が修業なんだから、いま持ってる全力をぶつけるのが、後の血となり肉となるはずです。

初日の成績はここをクリックしてください。

レースが終わって肉団子ロブから、「お前ちょっと練習しすぎだろw」って笑われました。あの練習の虫にそう言われるなら光栄です。いまここで過ごしてる一秒も無駄にしたくないから、笑われようが、バカと言われようがマイペースを貫きます。

明日は予報では40ノットのド強風。レースできるかな?もしサバイバルになったら、それはそれでオッケーよ。どんとこいや!

昨晩からAmacの宿に転がり込み、一緒に生活しています。クラブから歩いて15分くらいで、ウォームアップに丁度いい感じ。プラクティスレースは午後3時からなので、午前中は昨日まで学んだことを確認するために、短めのセッションを2本。

自分で言うのもなんですが、乾いたスポンジのようにグングン吸収して速くなってるのを感じます。ここに来てわずか3日で、すでに1年分の練習以上の収穫がありました。来て良かった。心底そう思います。

プラクティスレースでは、せっかくいいスタートを切ったのに、ファーストタックでなんと沈。でもそこからは沈もなく、ラップ毎に順位を上げて14位でフィニッシュしました。クローズで角度をロスし過ぎているのと、タックの回し方に気をつければ、明日からはもっと前で戦えると思います。

それにしても面白い。ディンギーのレースがつまらないと辞めてしまう人たちに、どうかこの面白さを知ってもらいたい!いったんこのレベルのセーリングを知ってしまったら、ヨットを辞めようなんて絶対に思わないはずです。ちなみに今日のMAXは27.3ノット。そんなスピードで走りながらレースをする楽しさは、どんなに言葉を尽くしても伝えられません。

もちろん、そのためには相当な時間とお金を費やす必要があります。誰にでもできることじゃありません。でもだからこそ目指す価値があるんです。ディンギー遊びの究極を知ってみたい人は、どうか妥協せずにその思いを貫いて、僕と一緒にここでモスに乗ってみてください。きっと知らなかった新たな次元の楽しみがここから広がるはずです。

いよいよ明日から本番。シングル目指して頑張ります。

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